2021.9.28 GO TO シャロムの森。
釣果21匹。ヤマメ19イワナ2。
この記事を最後まで読んでもらえると、次のことが分かります。
状況
駐車場
クルマから降りると、
さむ!
車載温度計を確認すると、18℃
もう9時半だぞ!
なんて思いながら、身支度を整えて、電動アシストMTBにまたがる。
受付・・・・っといっても無人。
いつのように4000円を指定の場所に入れて、出発。
ネット予約
この管理釣り場は、ネット予約が必需。
もう一人入渓しているようだ。
指定の場所に封筒・・・・もう1組入渓者あり。
駐車場にはクルマがないから、入渓点までクルマで入ったなぁ〜〜〜
ジムニーか?ランクル?ジープ?
いずれにせよ、四駆でそれなりのクルマでないと・・・・

この管理釣り場は、完全ネット予約制
午前中は指定区間のみを釣り上がる
午後からはフリー
朝は、ゆっくりでOK!
途中でジムニーがあった。
この辺りから入渓・・・・
この方は下流域なのか・・・・
婚姻色のヤマメ狙い・・・・
僕は、中流域を予約してある。
電動アシストMTB
電動アシストMTBで林道を進む。
林道から時折川の水位・様子を確認する。
増水気味・・・・?
しかし、前回釣行(2021.9.21)より減水しているのは、確か。

前回釣行より減水
平時より増水
駐車場でも・・・・林道沿いでの状況観察でも・・・・
虫がいない・・・・飛んでいない
蛾もスズメバチもミッジも・・・・飛んでいない
どうしたものか・・・・?
この時点で今日の釣行が不安になる。
入渓点
ここでも虫が全く見られない・・・・。

虫が全く確認できない!
蛾もスズメバチもミッジも飛んでいない
アリもクモも這っていない
こんな状況で、ドライフライ?
ニンフなんて持ってないし・・・・

吐く息が白い!?
ロッドを繋いで、手を流水につける。

冷たい!
晴れ間でも見えて、水温が上がってくれば・・・・
こんな跡もありました・・・・

状況確認と釣行プラン
状況確認
気温 16℃くらい(入渓点)
水温 12℃くらい(肌感覚)
風 無風
天気 曇り(晴れ間がでるような様子あり)
虫 全く確認できない
・釣行途中、気温・水温等の変化により虫が飛び始めたら、その状況に合わせるフライ選択をする
・入渓点付近にシカ?の皮剥ぎ跡がある。
以上に基づいて、今日の釣行プランを考えた

2021.9.28釣行プラン
フライ 12番スズメバチカディス
ロッド セージTXL0番
リール セージクリック3100
ライン 1番
リーダー オールパーパス9ft5x
ティペット シガーエース0.6号ヒトヒロ
・虫が出ていないので、ドライフライでは厳しいのは意識する
・とりあえず、この時期の定番スズメバチカディスを選択
・流れの中にはいないので、緩流帯を攻める
・チビヤマメのチョッカイがあるかもしれない
・ヤマメのペアリングは見られない
・クマスプレーの安全装置を外しておく

そのヤマメをどうやって、釣ったか?
岩盤区間
ここまで釣り上がってきたが、釣れるのはチビヤマメばかり・・・・
数回良型と思われるヤマメとイワナが出たが・・・・いずれもフックアウト
ストレス・マックス!


岩盤区間で釣れるヤマメ・イワナは、
小さい・・・・・
岩盤区間ではサカナが身を隠せる場所も少なく、水生昆虫の住処も少ない。
流れが速いことが多い。

岩盤区間のポイントは、
水底が白い場所!
白い・・・・砂や小石の堆積
堆積・・・・付近よりも水深があり、流れがある。

岩盤区間では浅いと思っても、
なんの前触れもなく、亀裂・溝が入って水深のある場所もある
亀裂・溝にもヤマメ・イワナが潜んでいる
とりあえず、フライを水底が白い場所にフライを流していく。
写真では、①②だ。

サカナが潜んでいる可能性が高い場所
水底が白い場所①
写真では分かりにくいが、②
②には、岩盤に亀裂が入っていおり、エグれている。
上流からエグレを観察すると、砂・小石の堆積より水底は白い。

①は単純に付近より深くなっている
②は亀裂・溝があり、しかもエグられている。
エグレの水底は流速が低く、ヤマメ・イワナにとって楽に定位できるうえに、エグレによって外敵に発見されにくい。

エグレの水底は流速が低く、ヤマメ・イワナにとって楽に定位できる
エグレによって、頭上から外敵に発見されにくい。
エグレの存在により②にヤマメ・イワナが定位している可能性が高いと考えて、②に一点集中!
実釣
釣り人とサカナとの距離がゼロに近づくほど、キャストの正確性アップから釣れる可能性がアップ
しかし、サカナに釣り人が発見される危険性アップし、釣れる可能性はダウン!
このバランスをどう選択するか?
渓流釣りには永遠の課題かもしれない
岩盤区間は浅いので、サカナに発見される危険性をダウンさせることができるか?が釣果に影響する。

エグレが発見できれば
下流から静かに接近して、逃げられる可能性はダウン!
至近距離まで接近で、キャスト正確性のアップ!
だから、釣果アップ!
エグレにヤマメ・イワナが潜んでいると想定し、Aにフライを投げる。
まず、下流より②と釣り人との距離3mまで接近する。

ゆっくり接近!

Aでは①にチビヤマメでも居れば出てしまう可能性もあるが・・・・これは仕方がない。


ヤマメが②のエグレに潜んでいることを想定
足首程度の水深だとしても、
最低2秒は、フライをA付近に漂わせておきたい
ラインが下に落ちて引かれて、ドラッグがかかるのを防ぐ必要がある。

ドラック・・・・
ラインが流れに引っ張られ、その影響でフライが不自然に流れること
ティペットに充分なスラッグを入れておく。

スラッグ・・・・
主にティペットに弛みを持たせること
フライが流れ始めた瞬間に捕食行動に出るヤマメも多いので、フライが下に流れ落ちる寸前で出ることもある。
最後までナチュラルドリフトは、必需だ!

ナチュラルドリフト
フライがラインの影響を受けず、自然に流れること
Aからフライが流れ始めた瞬間、岩盤の亀裂からヤマメが飛び出た!
瞬間的にロッドを煽って、アワセを入れる。
かなり力んでしまったのか?
ヤマメが飛んだ・・・・ネットイン!
どんなポイントで、どんな魚が釣れたか?

サカナが出たのは、全て写真の中央付近です
左側の写真のどこにサカナが潜んでいたか?
想像してみよう!
10:11
10:14
10:45
11:16
11:23
11:25
11:51
11:53
12:21
12:26
12:43
13:07
13:13
13:17
13:31
14:05
14:11
14:28
14:40
14:56
15:27
後記
高校生の食欲を持った幼稚園児って感じのチビヤマメ。
こいつらの猛アタック。
そして、忘れた頃にそれなりのサイズのヤマメが出るが・・・・フッキングミス。
これを繰り返す1日・・・
タメ息が止まらない。
3回程尺物とおぼしきイワナをかけるも、すべてフックアウト。
そのうち1回はネットイン寸前逃亡・・・・
タメ息が・・・・とまらない。
2度ある事は、3度ある・・・・
それなら、3度ある事は、4度ある!
やっぱりなかった.
タメ息が・・・・とまらない。
昔の人々はよく世間や自然を知っているな〜〜〜
って思いつつ、電動アシストMTBが留めてある入渓点に戻る。
もちろん、足取りは重い・・・・
タメ息が・・・・とまらない。
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