晩秋のヤマメ釣り!12番フライで釣れるぞ!シャロムの森2022

シャロムの森釣行

2022.11.14 GO TO シャロムの森

釣果19匹(ヤマメ16イワナ3)

 

この記事を最後まで読んでもらえると、次のことがわかります。

①2022.11.14シャロムの森の状況

②ヤマメ・イワナの活性

③メインフライ「12番スズメバチカディス」

④このヤマメをどう釣ったか?

⑤釣果19匹!すべてのポイントを公開!

⑥後記(釣れても、釣れなくても〜〜〜)

 

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

僕の簡単なプロフィールです。

ドライフライフィッシング専門家。

2021年度3月〜9月20日までに674匹をドライフライで釣っています。 

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コロナ感染防止・拡散防止対策については、こちら

 

状況

2022.11.14シャロムの森の状況

  • 天気  晴れ
  • 気温  7℃(10時管理棟)
日本気象協会 みどり市1時間天気(2022.11.14)より引用
  • 水温  8℃(11時L1入渓点)
  • 水位  平水(例年との比較)
  • 風   午前中は微風。午後は無風。
  • 虫   ナシ。カゲロウと2回ほど遭遇。

 

日本気象協会 みどり市1時間天気は、こちら

シャロムの森公式HPは、こちら

 

ヤマメ・イワナの活性

母の体調確認、高速の渋滞、大間々での通行止めによって到着が大幅に遅れる。

予定はL4だったが、あまりにも水が少ない上に、岩盤の区間。

釣りにならないような感じだし、川に降りるのも厄介なので、予定変更L1を釣る。

シャロムの森公式HPより引用

 

前日に雨が降ったようで、入渓点までの林道には水溜りが多数。

増水を期待したが・・・・・前回と変わらない。

晩秋の雨は水温低下を伴う傾向があるが、今日は例外だったようで水温は高めだ。

 

虫を期待できる水温だが、残念ながら風がある。

時折強く吹く。

たくさんの枯葉がひらひらと舞って、幻想的だが・・・・・虫とは反比例。

 

濡れた石の上の枯葉にウッカリ足をのせると滑る滑る。

尻もち2回、お手つき5回・・・・・。

怪我をしなかったので、ヨシとする。

 

高めの水温のせいか?ヤマメが流れに入っている。

越冬のために積極的にエサを喰っているようで、反応は多い。

足首〜スネまでの水深での反応が大半である。

今日の釣行区間がヤマメ優勢であるので、イワナは遠慮がち。

流芯付近で水面に出ている石の裏からの反応が多い。

 

このヤマメをどう釣ったか?

渓流に降りると、上空から枯葉が落ちてくる・・・・・いや、舞っている。

時折身体を下流に向けてしまうほどの強風が上流から吹いてくる。

セーラームーンなら変身できそうだが・・・・・55歳のおっさんには無理がありそう。

 

水温が高めなので、ヤマメが流れに入っていると予想。

ズバリ!

・・・・・だが、水面を流れる落ち葉がティペットに絡む。

3投に1回は落ち葉が釣れる。

 

水面を流れる落ち葉、ポイント下流に溜まっている落ち葉・・・・・

これらにティペットが絡むのを嫌うと、ナチュラルドリフトの距離が半減する。

落ち葉にティペットが絡むを覚悟して、距離を流そうとするが、無数に流れる落ち葉のどれかに引っかかって、結局ドラックがかかってしまう。

 

そんな感じの釣り始めであったが、反応は多い。

周囲よりちょっと深くなっている流芯、流芯脇から反応がある。

反転流などの緩い流れでは、反応が少ない。

今日の釣行は、ヤマメ優位の区間だからかもしれないが・・・・。

 

大きめのポイントでは、流れの下流にチビ、上流にフツーサイズ。

しっかりとチビを釣っておかないと、フツーサイズは釣れない。

ナチュラルドリフトの距離がいつもより短くせざる得ない。

いかに気配を消して、ヤマメに接近できるか?が釣果を左右する。

 

ポイント

右岸の岸壁に沿って、ゆっくりとポイントに接近する。

水には足を入れない。

平水とはいえ、夏場よりはかなり減水している。

越冬に備えて食欲旺盛であるのは、ここまでの反応が良さでわかる。

しかし、食欲旺盛を考慮してもヤマメが神経質になっているのは、フッキングが若干甘いことからも判断できる。

慎重にアプローチする。

 

流れがほとんどない・・・・・。

大きなポイントなので、ヤマメが大小5匹以上は潜んでいそう。

水底が右岸側が岩盤、左岸側が砂地で、沈み石は少ない。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

釣れても、1匹・・・・か?

 

目視では水面付近にヤマメはいない。

ポイント下流に溜まっている落ち葉付近を観察してみたが、目視では発見できない。

落ち葉の下に潜んでいる可能性もある。

 

ナチュラルドリフトが可能を思われる距離で、ポイントを上流と下流とに分ける。

 

実釣

ポイント①

ポイント下流に溜まっている落ち葉付近にフライを落としていく。

長時間のナチュラルドリフトでは、ティペットに落ち葉が絡むので、ポンポンと置いていく感じ。

反応ナシ。

 

次に、ポイント①のど真ん中にフライを投じる。

ゆっくりとナチュラルドリフトさせる。

・・・・1・・・・2・・・・     5・・・・・

反応ナシ。

 

ポイント②

流心にフライを投じると、岩盤の上をフライが通過してしまう。

フライをやや上流のポイント中央に投じる。

フライは、12番スズメバチカディス。

12番スズメバチカディスの詳細は、こちら

フロータント処理で、ひと工夫。

このフラットなプールで12番?っと思うかもしれない。

ドライディップに浸けて、乾燥後、ドライシェイクでシャカシャカ!

ウィングだけでなく、ハックルまで浮かせる。

 

キャストでも ひと工夫。

ポイント②は深い場所で腰くらいの水深がある。

フライの存在をヤマメに認識させるため、水面に叩きつけるようにフライを投じる。

一度フライ全体が沈むくらいの強さ。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

飛んでいるスズメバチ

空中で力尽きた感じを演出!?

 

フライをFに叩きつけるように投じる。

ゆっくりと流れる・・・・・

・・・・1・・・・2・・・・3・・・・・消えた?

フッとフライが消えた。

波紋はない。

瞬間的に・・・・ではなく、ティペットが水面に引き込まれてから、アワセを入れた。

完全に遅アワセ。

辛うじて下顎にハリが引っかかっていた。

 

釣果19匹!すべてのポイントを公開!

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

サカナが出たのは、全て写真の中央付近です

写真のどこにサカナが潜んでいたか?

想像してみよう!

 

後記(釣れても、釣れなくても〜〜〜)

L1でも枯葉が舞うようになっていた。

母の体調不良で12日ぶりに釣りにきて、ビックリ!

秋は駆け足でやってくるとは、真実かもしれない。

 

予定では、L4の岩盤区間を釣るつもりだった。

時間の都合でL1にしたのだが、L4は冬かもしれない。

渓流の紅葉樹の葉は落ちているだろうし、水温もL1と比較して1℃は低いはず。

水際の岩は凍ってはいないだろうが、枯葉がへばりついて滑るにちがいない。

 

この時期、次はどこを釣ろうか?迷う。

シャロムの森なら、釣れることは間違いない?が。

楽しく釣るとなると・・・・ムズカシイ。

数釣り

大物釣り

紅葉を楽しむ釣り

初冬を感じる釣り

・・・・・

僕の場合は・・・・・考える釣りかな?

考える釣り。

適度に釣れて、適度に釣れない・・・・・。

しかも、手持ちのフライでなんとかなる程度の難易度。

なかなか欲張りなもんだ。

 

でも、初心に帰れば、釣りに来れるだけでいい。

母の体調不良で釣りに行けなかった時に深く感じた。 

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