2022.12.28 GO TO シャロムの森
釣果8匹(ヤマメ7イワナ1)
この記事を最後まで読んでもらえると、次のことがわかります。
状況
2022.12.28シャロムの森の状況
- 天気 晴れ
- 気温 -4℃(9時半管理棟)

- 水温 0℃(10時半L1最初の堰堤上)
- 水位 平水(前回釣行2022.12.15との比較)



- 水位 平水(例年との比較)
- 風 無風
- 虫 ナシ
日本気象協会 みどり市1時間天気は、こちら
シャロムの森公式HPは、こちら
ヤマメ・イワナの活性
今日は、L1最初の堰堤?砂防ダム?上から釣り上がる。

クリスマス寒波で雪が降った。
国道122号は、ほとんど雪はない。
沢入駅からシャロムの森までの道も綺麗に除雪されている。
私有地であるシャロムの森に入ると・・・・。


スタッドレスタイヤは、必要だ。
積雪があるシャロムの森は、初めて。
雪の下で水たまりが凍っているので、e-MTBで慎重に進む。
管理棟から雪上の足跡が・・・・おそらく2人組。
LとRの分岐点付近を釣ったようだ。

L1から入渓予定だったが、ウェーディングスタッフを忘れる。
岩盤区間をウェーディングスタッフなしで釣り上がるのは、危険との判断して比較的平坦な区間を選択させてもらった。
水辺の岩や石の上には、雪がある。
雪がなくとも、表面は凍っている。


仕方あるまい・・・・。
雪質はパウダーに近い。
夜の山中は、氷点下10℃以下になるかもしれない。
ポケットに手を突っ込み、ココヘリがあることを確認する。
入渓後、釣り支度もせずに水温を測定する。
水温0℃・・・・。
流れがなければ、凍ってしまう水温に愕然。
ヤマメの反応もない・・・・かもしれない。
マジでそう思った。
とりあえず、解禁直後に選択する14番ドライフライを結ぶ。
あっけなく釣れた。
雪上の人間の足跡がないことから、釣行区間の直近の入渓者はいないと判断。
「これは、活性が高いのでは!?」っと期待して、ありとあらゆるポイントにフライをキャストするが反応ナシ。
水面に波紋が広がる・・・・ライズ?
虫が全く確認できないのにライズ?
周囲を観察してみると、気温が若干上昇したのか?木々から水滴が落ちたようだ。

危うく騙されるところだった
ライズは全くない・・・・・。
虫も雪上、空中と全く確認できない。
1匹目は釣ったのではなく、釣れてしまったのでは?
そんな不安?疑問が浮かぶ。
本当にドライフライで釣れるのか?
テンションが凍りつきそうになる頃に、2匹目が釣れた。
2匹が釣れたポイントの共通点を探す。
・大きめのプール
・ヒザ程度の水深
大きめのプール・水深ヒザの条件を満たすポイントにフライをキャストする。
ポイントの距離を十分にとると、反応がある。
大きなプールでは、プール下流の足首くらいの水深からヤマメ?に逃げられることが多い。
さらに、ポイントを観察する。
プール全体で1箇所でも水深ヒザの場所があれば、ヤマメが潜む。

このヤマメをどう釣ったか?


ここまで釣行では、30分に1回反応がある。
これが、高活性・・・・っと断言していいのか?
この時期の釣行経験が少ないので、わからない。
大きめのプールかつ水深ヒザ以上では、ほぼ反応がある。
渓流の黒く濡れていると思われる岩や石の部分は、凍っている。
シューズには簡易スパイクを装着しているが、油断しているとコケる。
普段なら右岸にキャスト位置を選択するポイントも凍った岩を考えて、左岸から攻めなければならない。
今日は、無風。
「体感温度=実際の気温」で、-6℃くらいだろうか?
ロッドガイドの凍結を防ぐために、自宅でラインスプレーをしておいた。
フライは水面に浮いているとはいえ、すぐに凍るので、頻繁にチェックする。
まったく動くモノがない。
音も雪に吸収されるのか?
弱々しい瀬音しかしない。
シカとリス?の足跡は林道や渓流に多く確認できるが、それらの気配はない。
ポイント


ヤマメ・イワナは動くモノに敏感に反応するようだ。
僕はシーズン中でもゆっくりと動くことを心がけているが、シーズン中の動きで移動すると、十中八九逃れる。
とにかく低い姿勢でゆっくりと接近することが、釣果を左右する。
遠くからプールが水深ヒザ以上であることを確認し、ヤマメ・イワナの潜むポイントを推理する。
できれば、水底の状況も確認する。
バックスペースが十分にとれる場所からキャスト位置を選択する。
ゆっくりと移動・・・・・低い姿勢を維持しながら・・・・・。
ポイント①
流れは観察する限り、反応を得られるギリギリの速さ。
水底はおそらく岩盤で、障害物の有無は手前の岩が邪魔で確認できない。
ポイント②
ポイント①の対岸。
流れはポイント①よりも遅い。
こちらも水底はおそらく岩盤で、障害物の有無は手前の岩が邪魔で確認できない。
ポイント③
本命と判断したポイント。
流れは、反応を得られるギリギリの速さ。
水底は岩盤と砂地。
岩盤と砂地との境界にヤマメ・イワナが潜んでいると思う。
魚影を確認したく観察をしているが、水中を動くモノがいない。
イワナの可能性も頭に入れて攻める必要がある。
実釣
ポイント②③には、右岸のキャスト位置を選択したいが・・・・岩の表面が凍っていて危険と判断。
左岸から攻める。
フライは、14番CDC。

14番CDCの主な釣果実績
実釣ポイント①
釣果を得るたびに水温を測定してるが、水温0〜1℃。
ヤマメもイワナもかなり運動量が低い。
フライにも頭上まで来るまで待ってから、反応している。
リアクションバイト的な反応は、ない。
5〜10秒水面に漂わせて・・・・・やっと咥える。

Fにフライを投じる。
ゆっくり・・・・・ではなく、予想より速く流れる。
反応ナシ。
流れが思ったより速いので、数回流しても反応ないだろうと判断し、次のポイントへ。
実釣ポイント②
ポイント①②の水底は岩盤である。
水底の障害物の様子は、遠くから確認できない。
倒木か沈み石があれば、十分にヤマメが潜んでいる。

Fにフライを投じる。
ゆっくりと流れる。
岩の沿ってフライが流れている・・・・・はず。
キャスト位置からは岩の影となり、フライが目視できない。
そろそろ岩陰から出てくる・・・・・出てくる・・・・・あれっ?
水面の乱れもないし・・・・・あれっ?
ピックアップ・・・・・ブルブル?
暴れるサカナの手応え。
実釣ポイント③
ポイント②でヤマメが釣れた。
プールの規模からしてもう1匹潜んでいても不思議ではない。
キャスト位置を1〜2歩前進させ、5分ほどポイントを休ませる。
僕は、糖分補給だ。
ポイント③は、水底が岩盤と砂地で水底に障害物はない。
糖分補給をしつつ、ポイント③を観察する。
動くモノはない。
潜んでいるとすれば、岩盤と砂地との境界。
イワナの可能性もある。
・・・・・・・・数回キャストするも、反応ナシ。
釣果8匹!すべてのポイントを公開!

サカナが出たのは、全て写真の中央付近です
写真のどこにサカナが潜んでいたか?
想像してみよう!
















後記(釣行76回・・・・もはや、ただの馬鹿!?)
釣り人って、ホントに馬鹿だ。
気温-4℃でもウキウキで釣りに行ってしまう。
釣りを・・・・渓流釣りをしない人からしたら、ただの馬鹿!?
ウキウキで釣りに出掛けて、今年の釣行は75回。

今回を入れると、76回かぁ〜〜〜〜
e-MTBでコケて、ヒザを擦りむいたけど、大した怪我もない。
これが、1番の大物だ!
冬季は、例年うらたんざわ渓流釣場でニジマスを釣っている。
ミッジング・・・・・解禁直後の上野村漁協C&Rへ向けてのトレーニングだ。
冬季の渓流釣りは注意すべき点も多いが、自分の引き出しが増えるのを今日の釣行で実感した。
来年1月・・・・・シャロムの森にも通いたいと思う。
来年の春には、母の歩行機能はさらに低下しているだろう。
現在より介護に費やす時間は多くなるのは、確実だ。
だが、渓流に行くのはやめない!
短時間の釣行でもそれなりの釣果と満足を得る。
これらを手に入れるには、冬季のシャロムの森に行くことは最高のトレーニングになりそうだ。
準備のために・・・・・・・CDCを注文することから始めよう!
ポチッ!?
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