2022.11.17 GO TO シャロムの森
釣果20匹(ヤマメ20イワナ0)
この記事を最後まで読んでもらえると、次のことがわかります

コロナ感染防止・拡散防止対策については、こちら
状況
2022.11.17シャロムの森の状況
- 天気 晴れ
- 気温 5℃(9時半管理棟)

- 水温 6℃(10時R1入渓点)
- 水位 平水(前回釣行2022.11.14との比較)
- 水位 平水(例年との比較)



- 風 無風だが、3回上流から強風あり
- 虫 カゲロウと蛾が少々
日本気象協会 みどり市1時間天気は、こちら
シャロムの森公式HPは、こちら
ヤマメ・イワナの活性
今日は、R1を釣る。

連日の晴天で多くの釣り人が入渓している。
- 渓流の落ち葉の踏み跡
- 林道のタイヤ痕
- 林道の落ち葉の踏み跡
などからわかる。
水位は平水だ。
入渓者の数と比較してドライの釣りには、水が少ない気がする。
厳しい釣りになる予感・・・・・っと思ったが、第1投目から釣れてしまった。
今日は楽勝・・・・っと思ったのが、大きな間違い。
釣りがザツになってしまった。
- 迂闊にポイントに接近し、ヤマメに逃げられる
- バックスペースや周囲の障害物などを確認せずにキャスト、フライを枝に引っ掛ける
- ティペットがよれているのに気付かず、アワセでラインブレイク
挙げていったら、切ないくらいやらかした。
直近の入渓者はルアーマンの可能性が高い。
・渓流の落ち葉の踏み跡
・水深のあるプールでのヤマメの反応が鈍いこと
・浅い流れからの反応は多いこと
などから判断する。
水面下の釣りを意識して、自分の釣りを組み立てる。

気配を消す!
具体的には、ポイントとの距離を多く取る。
最低5m。
ルアーマンがじっくり釣っているポイントでは、10m。
この対策により、どのポイントでも1回は反応がある。
ポイント下流にチビ、ポイント上流にフツーサイズというヤマメの配置。

チビをいかに釣るか?
今日も釣果を優劣を決める
ポイント下流には落ち葉が堆積しており、その下にもヤマメが潜んでいる。
うっかり接近すると、逃げられて、ポイント全体がダメになる。
ポイント下流に落ち葉が堆積しているときは、ロングキャストでフツーサイズを狙うのも有効だ。
落ち葉が多く、川と岸との境界線がわからない。
うっかり前進したら、足が水の中だった・・・・ってことは、多数。
岩の上にも落ち葉が堆積している。
ランディングのための移動中、うっかり足を置いたら岩の上・・・・滑って転んだ、しかもフックアウト。
さすがにテンションが下がる。
一息入れて釣り始めると、多くの反応があるので、テンション復活!
このヤマメをどう釣ったか?



1投目から釣れたので、楽勝気分・・・・だが、現実は甘くない。
2匹目・・・・・3匹目が釣れない。
トラブルの連発で少々テンションが下がる。
楽勝気分はすでに消滅したが、なかなかリズムは戻らない。
「ポイント上流に大きめのヤマメ、ポイント下流にチビヤマメ」の配置は、前回釣行と変わらない。
しかし、前回釣行(2022.11.14)と比較して、落ち葉がかなり多い。
水際が不明瞭である上に、ポイント下流に落ち葉が浮いている。
その浮いている落ち葉の下にヤマメが隠れていることも多い。
アプローチに細心の注意が要求されるし、ドライフライで狙える場所も限られる。
おまけに、岩の上に堆積した落ち葉にうっかり足を乗せると滑る。
ポイント


ポイント①

チビヤマメを狙えるというか?
チビを釣って、大きめのヤマメに挑戦する権利を獲得するためのポイントというのが正解だ。
ポイント下流には多くの落ち葉の堆積がある。
この落ち葉は水面にあり、その下にチビヤマメが潜んでいる・・・・はず。
ポイント②

白泡の下か?その下流か?に、大きめのヤマメが潜んでいそうだ。
白泡の中にフライを投じて、ナチュラルドリフト・・・・。
比較的簡単に釣れそうだが、問題は現在のキャスト位置からの距離だ。
10〜12m。
前進して距離を詰めればいいのだが、ポイント①に潜んでいるヤマメは1匹とは限らない。
チビヤマメなら少なくとも3匹を潜んでいそう・・・・。
これらを全部釣ることは無理。
キャスト位置を前進することは、大きめのヤマメを諦めることになる。
ロングキャストが要求される。
実釣
フライは、12番スズメバチカディス。

12番スズメバチカディスの主な釣果実績
実釣ポイント①
浮いている落ち葉の付近にフライを投じても、落ち葉の下に潜んでいるヤマメが釣れる可能性は低い。

ポイント①の比較的上流にフライを投じる(F)。
ゆっくりと堆積している落ち葉の方に流れる・・・・・スプラッシュ!
釣れたヤマメが落ち葉の下に潜んでいた奴かどうかは、わからない。
実釣ポイント②
ポイント①から1匹ヤマメを引き出した。
しかし、落ち葉の下に潜んでいるヤマメは1匹とは限らない。
どうするか?
ロングキャストしかない。
周囲を観察すると、バックスペースは十分にあるし、頭上に枝があるがキャストに邪魔になるほどではない。
距離が問題だ。
10〜12m・・・・・。
0番ロッドに1番ライン・・・・しかも、12番スズメバチカディス。
このフライは大きいので、空気抵抗が大きい。
この組み合わせだと、最長飛距離は15m位だ。
投下地点へのコントロールを考慮すると、10mが限界。
もう少し距離を詰めたいが、水に入るとポイント①に潜んでいるヤマメに走られそう・・・・・。

フォルキャストを2回・・・・シュート!
白泡の切れ目付近に落下・・・・・。
目標は白泡の上流付近・・・・・少し飛距離不足だが・・・・仕方がない。
ゆっくりと流れる・・・・?
余分なラインを回収しつつ、フライを見つめる。
ポイントも終わりそう・・・・・消えた!
ラインを出している。
瞬間的にアワセを入れたつもりだが、明らかに遅アワセ・・・・。
ナチュラルドリフトのせいか?
ヤマメががっぷりとフライを咥えていて、ネットインできた。
釣果20匹!すべてのポイントを公開!

サカナが出たのは、全て写真の中央付近です
写真のどこにサカナが潜んでいたか?
想像してみよう!








































後記(今年は冬の到来は、はやいかも?)
渓流沿いの木は、落葉しました。
川にも岸にも林道にも落ち葉がスゴイ!
2〜3日で一気に落葉したような気がする。
ドライフライの釣りには、ジャマな落ち葉。
ヤマメやイワナにとっては貴重な食糧生産工場だ。
落ち葉が緩い流れの水底に堆積して、水生昆虫を作る。
ヤマメやイワナがその水生昆虫を喰う。
水生昆虫の生産能力が落ちた落ち葉は雪代や梅雨で流される。
同時に、雪代や梅雨で発生した葉や倒木などが緩い流れの水底に堆積して、また水生昆虫を生産する。
なんとムダのないシステムだろうか?
晩秋、初冬のシャロムの森に釣りにくると、いつも感じる。
シャロムの森の渓流では、水温4℃なら12番や14番で釣れる・・・・はずだ。
水温3℃になると、気温も一日中氷点下・・・・こうなると、16番CDCの出番となる。
去年は12月中旬まで通学したが、16番を使用することはなかった。
今年は、どうだろうか?
今年の冬の到来は、駆け足のような気がする。
16番CDCの出番があるかもしれない。
その前にスタッドレスタイヤに交換しなくては・・・・・。
コメント
ルアーでヤマメはたまに釣りますが、タックルや川の規模など私が今まで経験したことのない釣りだと思っています。大変興味があり、イトウやアメマス・ニジマスなどは好きですが、魅力溢れるヤマメも追い続けたいという気持ちは心の中にずっとあります。読ませていただきます。
コメント、ありがとうございます!
イトウ、アメマス、ニジマスですか?
いいですね!
大自然で逞しく生きるイトウ、アメマス、ニジマス・・・・・釣ってみたいです。
羨ましい!
西洋毛ばり人