2021.10.18 GO TO シャロムの森。
釣果20匹。ヤマメ10イワナ10。
この記事を最後まで読んでもらえると、次のことが分かります。
状況
駐車場
9:40到着
クルマから降りると・・・・

さむっ!
吐く息が白い・・・・
北海道に雪が降っているというニュース
玄関を出るときに母が観ていたテレビに流れていた。
寒波は、どうやらシャロムの森にも来ているようだ。
気温9℃・・・・

虫なんて・・・・
前回(20210.10.14)の釣行は気温が高かったが、虫はいなかった・・・・
無風で葉音すら聴こえない。
瀬音・・・・
春は鳥の声、虫の乱舞やらで賑やかにやってくる
秋は無音・・・・忍び寄る。
まさに、忍者

秋のようにサカナに静かに近寄れたら・・・・
って、つい考えてしまうのは、釣りバカの性なのか?
電動アシストMTBをクルマから降ろして、身支度を整える。
入渓点
電動アシストMTBで、林道を登っていく。

ハンドルを握る手が冷たい・・・・
途中停車して、河川を観察しつつ、手を擦り合わせる。
こりゃ、次回からグローブが必要だ!
定点観測に用いている岩の苔から判断して、平水時より15センチ以上水位が低い。

減水状況・・・・・
しかも、この寒さ・・・・

入渓点では気温6℃くらいではないだろうか?
虫?
なに?それ?
電動アシストMTBを施錠して、川に下りる。
鹿のフンがいっぱい・・・・
林業の天敵であるシカも冬支度に忙しいようだ。
水流に手を入れて、水温を確認する。
思ったより冷たくない・・・

水は、予想外に暖かい!
これなら、12番スズメバチカディスでいけるだろう
10:20釣行開始だ!

状況確認と2021.10.18釣行プラン
状況確認
- 天気 曇り(ヤフー天気予報では、晴れ)
- 気温 9℃(駐車場) 6℃(入渓点・肌感覚)
- 水温 9℃(肌感覚)
- 水位 減水
- 風 無風
- 虫は全くいない。
- ヤマメの産卵があるかもしれない。発見したら、野暮なことはしない
- 時折ガサガサと枯葉を踏む音がする。獣の気配がする。
以上に基づいて、2021.10.18釣行プランを選択した。

2021.10.18釣行プラン
- ロッド セージTXL0番
- リール セージクリック3100
- ライン 1番
- リーダー オールパーパス9ft5x
- ティペット シーガーエース0.6号
- フライ 12番スズメバチカディス
- イワナ狙い
- ヤマメのペアリング・産卵行動を発見したら、釣りはしない
- 天気予報では晴れなので気温が上昇したら、カゲロウが出そう。フライは状況に応じて選択する
- 減水状況なので、サカナとの距離を多めにとる
- 獣の気配がするので、クマスプレーの安全装置は解除しておく
この1匹をどのように釣ったか?
ここまでの釣行状況
- ヤマメはペアリングは至る所で見られるので、これを避けるとポイントが異常に少なくなる
- 水温からしてイワナは水深のある場所でじっとしているので、流れの有無に関わらず周囲と比較して少しでも水深のあるポイントにフライを投げる
- 水深のあるポイントにフライを最低3回は流す。イワナはそこそこ反応があるが・・・・1回目では出てこない
- チビヤマメの猛攻が凄い!まさに入れ食い・・・・
イワナは、どこに潜んでいるか?

ポイントは、巨大なプールである
写真の左側に小滝があり、流れがある。
この小滝からの流れが反転流を形成している。

①エリアの岩盤と砂地との境目にイワナが潜んでいる・・・・と思う。
だが、5分ほど前にそのすぐ隣のポイントでイワナを釣り上げている。
このイワナはすぐに引き抜いたので、ポイントは荒れていない・・・・と思う。

あと5分
ポイントを休ませたい・・・・
実釣
①エリアに12番スズメバチカディスを3回投げるが・・・・反応なし。

いないのか?
この大場所は、多くの釣り人が時間をかけて釣っているはず・・・・
簡単には釣れない
ポイントの規模から、ヤマメ・イワナが5〜6匹潜んでいるはずだ。
しかし、大場所ゆえにサカナがスレている・・・
しかも、12番スズメバチカディス・・・・

もしイワナが12番スズメバチカディスを捕食するとすれば、反転流に乗ってきたA。
直接Aにフライを投げると、ラインが①エリア上に置かれることになる。

水面はフラット・・・・
サカナはスレている・・・・
このラインの配置では、釣れない。

ラインが①エリア上にある。
Aで出ない
Bにフライを投げて、反転流に乗せて、Aで捕食させる・・・・

これには、迫り出した障害物の奥にフライを投げる必要がある。
しかも、障害物と水面との距離はあまりない。

狭い!
ふわっとフライを落とすための高さがない
そこで、フライをCに1回バウンドさせて、Bに置くというキャストが要求される


命名
水切りキャスト!
僕の水切りキャストの成功率は、50%・・・・・
今回は、1発で決まった!
Bに置いたフライが反転流に乗って、ゆっくりAに流れていく。
ドラックがかからないように、ラインを送り込む。

ドラック・・・・
ラインが流れに引っ張られ、その影響でフライが不自然に流れること
送り込まれたラインによって、ナチュラルドリフトを保ったまま・・・・

ナチュラルドリフト
フライがラインの影響を受けず、自然に流れること
フライが消えた!
ふぅ〜〜〜っと一呼吸

イワナ狙いでは、これ大切!
一呼吸・・・・
ロッドを煽って、アワセ!
思ったより小さいイワナ・・・・・
水切りキャスト
子供の頃、水辺で石を投げて、何回バウンドさせることができるか?って遊びをしたことがあるだろう
水切りあそびだ!

これをフライフィッシングに応用したキャスティング
名付けて、水切りキャスト

水切り遊びの石をフライに見立てたキャスト
水切りキャスト!
オーバーハング下の狭いポイントにフライを入れることができるキャスティング
水切りキャストの方法
⑴上体を低くして、水面との距離を短くする。
⑵ラインを水平にフォルキャスト
⑶ラインスピードを高速に保つ
⑷ループの先端をCに滑り込ませるようにキャスト
注意点
- フライは平たい石に近づけるため底の部分をカットおく
- フライは平たい石と異なり、ゲイプ部分があるので、ハイスピードラインを意識する
どんなポイントで、どんなサカナが釣れたか?

サカナが出たのは、全て写真の中央付近です
左側の写真のどこにサカナが潜んでいたか?
想像してみよう!
10:28
10:32
10:37
10:48
11:01
11:11
11:13
11:24
11:32
11:41
11:46
11:56
12:05
12:43
13:18
13:51
14:03
14:14
14:33
15:11
後記
2021.10.21にシャロムの森を予約していたが・・・・
キャンセル
母が20日夜腹痛のため救急搬送
原因は、便秘・・・・

便秘というと笑う人もいるだろうが、高齢者の便秘って怖いのだ。
ちょっと油断していて、母の排泄物の管理を怠っていた。
ウンチ、出ない
と言われたのは、出なくなってから5日経っていたから。
かかりつけの医院でクスリを処方してもらうが、出ない。
夕食後、追加のクスリを服用・・・・腹痛がするも出ない。
かなりの痛がっているし、アブラ汗が出ているし・・・・
ここまでは様子を見ていたが、
嘔吐・・・・・
これで、救急車を呼んだ。

入院だな・・・・っと思っていたが、予想通り。
1週間の入院という診断。
これでもう歩行機能は失われた・・・・可能性が大。

自宅には車椅子で生活できる設備はないし、僕も24時間介護しているわけにはいかない。
翌日看護師の方から予想通りの言葉が・・・・
このまま施設直行か?自宅介護か?
いずれにしても施設行きが早まったことは事実・・・・
母が施設に入所・・・・・介護生活終了・・・・・釣りに行きやすくなる
だが・・・・寂しい。
コメント