2021.12.9 GO TO シャロムの森。
釣果19匹(ヤマメ18イワナ1)
この記事を最後まで読んでもらえると、次のことが分かります。

状況
シャロムの森駐車場
10時到着。
また1台もない・・・・
今日も入渓者は僕一人のようだ。

もっともジムニー等で入渓した方もいるかもしれないが・・・・
枯葉上にタイヤ痕がない
入渓者は、僕一人・・・・確定?
車載温度計6℃
2021.11.29釣行が気温0℃だったので、かなりあったかい!
しかも、無風
天気も雲で時折日差しが遮られるものの、晴れといっていいだろう。
近くの野晒しにされているドラム缶の蓋に溜まった雨水も凍っていない。

氷がないと、生命感があるような・・・・
ここまで来る林道には水溜まりが無数にあった。
相当な雨が降ったようだ・・・・・

増水による低水温が心配だ!
電動アシストMTB(e-bike)
未舗装路・・・・
木々の搬出でトラックが頻繁に往来するせいか?
足首を越える水溜まりが所々あるので、急ぎつつも慎重な登坂。
周囲に獣の気配の有無を確認しながら、電動アシストMTBを走らせる。
途中いつもの場所で水位を確認する。

増水だ!
当然ですが・・・・
雨上がりの高気温・・・・無風・・・・・いつもなら虫が出ているシュツエーション。

今日は、全く見ない
シャロムの森が冬に入った証拠
入渓
10時20分L2区間入渓
ロッドにリールをセットすることなく、水流に手を入れる・・・・・

冷たくない!
この時期にしては・・・・・だが
電動アシストMTBで確認した感じでは、もっと増水状況か?と思ったが、実際に入渓してみると若干の増水って感じ。

これで、虫が出てくれれば・・・・・パラダイス・・・・・だが
日差しが差し込んでくる中で、枯葉、木々、石、岩・・・・・何もかも濡れて、色彩が鮮明だ!
しかも、無風。
高活性が期待出そう!
状況確認と釣行プラン
2021.12.9状況
- 天気 晴れ
- 気温 6℃(10:00時点駐車場)
- 風 無風
- 水温 肌感覚5℃(10:30時点入渓点)
- 水位 若干の増水
- ミッジを含めて虫は、皆無
- 氷点下になっていない
- 水際の落ち葉が濡れていて、滑りやすい
- 他に入渓者がいない様子
この状況の基づいて、2021.12.9釣行プランを選択した。

2021.12.9釣行プラン
- ロッド セージTXL7ft0番
- リール セージクリック3100
- リーダー ティムコ スタンダードリーダー9ft7x
- ティペット シーガーエース0.4号半ヒロ
- フライ 14番CDCカゲロウ
- 高活性の予想
- 前日の降雨によりクマが日中から活発に行動する可能性を考慮して、クマスプレーの安全装置を解除する
14番CDCカゲロウ
14番CDCカゲロウ 横 14番CDCカゲロウ 正面 14番CDCカゲロウ 下
14番CDCカゲロウの詳細は、こちら
1https://100sai-hukutyan.com/12%e7%95%aa%e3%83%89%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%95%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%81%b8%e3%81%ae%e5%8f%8d%e5%bf%9c%e3%81%8c%e3%83%bb%e3%83%bb%e3%83%bb%e3%83%bb%e3%83%bb%e3%83%a4%e3%83%9e%e3%83%a1%e3%82%82%e3%82%a4/
この1匹をどう釣ったか?
ここまでのサカナの反応
10時20分入渓後、1投目から反応があった。
実は釣り支度をしている最中に、同じ場所で3回ライズがあった。

ちょっとスプラッシュ気味のライズだったので、15センチ位のヤマメ・・・・・
これを狙っての1投目。

見事に出た・・・・・が、すっぽ抜け
その後、10m程前進。
フロータント処理をして、何気なく速い流れの弛みで、フライの水上での姿勢をチェックしていると、出た!

呆気ない・・・・
高活性だ!間違いない!
ポイントの解説

2021.11.17釣行ポイント④で大型ヤマメをフックアウト・・・・・。

リベンジだ!
まずは、リベンジの準備から始める。
ポイント①②③からサカナが走れた場合、リベンジ前にポイントが潰れる。

ポイント①②③は、その水深から大きくても20センチ程度・・・・・っと予想
一気に引き抜いて、ポイント④のサカナに悟られない
それからが勝負となる。
ポイント①
慎重に接近し、目視にてサカナが不在であることを確認した。
できれば、フライを投げるのは最小限にして、ポイント全体をナチュラルしておきたい。
ポイント②

沈み石の前の窪みにヤマメが定位していることを予想している。
沈み石の上流50センチにフライを投げる。

スラックは充分に入れることは必需!
ゆっくりと流れて・・・・・ピシャ!
すっぽ抜け・・・・・。
物凄い勢いでチビヤマメが白泡の中に消えた・・・・・。

マズイ!
これで、終わったか・・・・・
ポイント③

チビヤマメの逃亡から5分ほど休憩。

この5分間・・・・・長い
いろんなことを考えるし・・・・
マイナス思考と戦うって感じかな?
インターバルをとったものの、サカナの警戒心がリセットされたわけではない。
ここは、1投で釣り上げたい・・・・。
そんな焦りもあってか?
フライを後ろの木に引っ掛けた。

深呼吸・・・・・
サカナの視界に入らぬよう・・・・慎重に・・・・ゆっくり・・・・・回収完了。
再度ポイント③に挑む。

フライを投げて、着水・・・・1・・・・2・・・・3・・・・4・・・・出た!
ゆっくりとフライを咥えるヤマメ・・・・・
アワセというより引き抜いた。

ネットイン!
20センチ位・・・・・大物の出方だったが・・・・・
将来の尺ヤマメだな!?
っと想いながら、リリース
ポイント④
リベンジへのハードルを一つクリア。
次のハードルは、立ち位置の変更。
現在Aの位置にいる。ここで、ポイント②③を釣った。

現在の立ち位置A・ティペットの長さでは、ポイント④付近でナチュラルドリフトできない
倒木があるためだ
ティペットの長さはそのままにポイントとの距離を詰める
立ち位置Bでポイント④を攻めたい
ゆっくり、ゆっくり・・・・・
静かに、静かに・・・・
なんとかAからBに移動を完了させた。
その間、ポイント④付近に乱れた波が発生していないことから逃亡はされていない・・・・・っと信じる。
少し時間をおいてから、倒木を避けるため、サイドキャスト・・・・・

充分にスラックが入っているとは言えないが・・・・Fに着水。
ゆっくりと流れていく・・・・・
メインディング・・・・・
ゆらゆら・・・・・・とポイント④からヤマメがフライに近づく。
横からゆっくりと水面にヤマメの顔が出て・・・・・喰った!

大量のスラック・・・・・大アワセ
ヤマメが潜る・・・・・岩の隙間

ラインを必死にたぐって、回避。
表層でグルングルン・・・・ヤマメ特有のローリング
ネットイン!
充分なスラックが入っていたせいか?フライを飲み込まれてしまった。

前回フックアウトした奴・・・・・?
そう言うことにしよう
逃したサカナは大きい・・・・っと釣り人は言うから
どんなポイントで、どんなサカナが釣れたか?

サカナが出たのは、全て写真の中央付近です
写真のどこにサカナが潜んでいたか?
想像してみよう!
10:36
10:45
11:00
11:46
11:52
12:10
12:20
12:40
13:03
13:23
13:30
13:44
13:55
14:07
14:26
14:35
14:54
14:59
15:22
後記
シャロムの森は、1年を通じてよくお世話になっている。
魅力は色々とある・・・・・・・大きく分けると
- 予約制であること
- 完全キャッチアンドリリース
- 釣り人を選ぶ
1.予約制であること
僕は母の介護で6時半を過ぎないと自宅を離れられない。
6時半・・・・・
渓流釣り師なら、もうとっくに入渓している時間だ。
6時半に自宅を出発して、シャロムの森到着9時過ぎ。

予約しているので、ゆっくりと?準備して釣りを開始できる
2.完全C&R
シャロムの森は完全キャッチアンドリリース。
放流なしでも魚影が濃い。
ただし、ヤマメもイワナも天然魚・・・・・であるので、警戒心は非常に高い。
放流魚河川とは比較にできないほど、ストーキングが難しい。

渓流釣り初心者は、全く釣れない
ある程度経験を積んだ釣り人は、10匹以上容易に釣れる
シャロムの森で10匹以上コンスタントに釣れるようになれば、初心者卒業!?
3.釣り人を選ぶ
シャロムの森入口から未舗装路。
パンクを覚悟すれば、LとRの分岐点までは一般乗用車でも入れる・・・・かもしれない。
それより上流となると・・・・本格的な4WD車でないと無理。
シャロムの森は上流に行くほど魚影が濃くなり、サイズも良くなる。

釣りやすいのは、L3区間、L6区間、R3区間、R5区間辺りだろうか?
魚影が濃くなり、サイズも良くなる区間まで受付の駐車スペースから歩く・・・・・片道90分位かな?
パラダイスを満喫できるのは、ジムニーかバイクか電動アシストMTBかを有する者だけとなる。

倒木、落石、土砂崩れなんて当たり前の渓流釣り
ほとんど人間の手が入っていないシャロムの森なら、こんな事態もあるかもしれない
ビバーク装備は必需だ!
単独での入渓なら、ココヘリなんかも必要?
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