釣果5匹(ヤマメ4イワナ1) 2023.1.5シャロムの森
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状況
2023.1.5シャロムの森の状況
- 天気 晴れ
- 気温 0℃(10時管理棟)

- 水温 0℃(10時半R1入渓点)
- 水位 平水(前回釣行2022.12.28との比較)



- 水位 平水(例年との比較)
- 風 時々上流から強風アリ
- 虫 ナシ
日本気象協会 みどり市1時間天気は、こちら
シャロムの森公式HPは、こちら
ヤマメ・イワナの活性
今日は、R1より釣り上がる。

前回釣行(2022.12.28)のヤマメの付き場の傾向を参考に釣り上がる。

水深ヒザのプールが中々ない。
入渓後、スネ水深のプールに14番ドライフライを浮かべるも、反応ナシ。
こんなに反応がないのは・・・・っと思い、思い切ってジャブジャブと水の中を歩いてみる。
逃亡する魚影ナシ。
入渓後30分・・・・やっと水深ヒザのプールが出現。
バックスペースも充分、プールとの距離を7m?ほど取り、キャスト。
プールのほぼ中央を漂う・・・・・出た!
痛恨のラインブレイク。
思わずチカラが入ってしまったのと、入渓後1度もラインの状態をチェックしていなかったためだ。
フライはバーブレスだが・・・・・ヤマメ?イワナ?には申し訳ないことをした。

ごめんなさい・・・・
その後も、スネ水深のプールでは反応ナシ。
ヒザ水深のプールでは2回ほど反応があった。
ヒザ水深のプールは、絶対必要条件だと確信する。
ヒザ水深のプールを求めて、どんどん釣り上がる。
距離で釣果を得ることは普段ためらうのだが、今年初釣行で釣果ゼロでは・・・・・・。
とにかく、ヒザ水深のプールを探すのが最優先。
釣行開始1時間後、R1中間点通過後11時半過ぎにやっと今年初(ヤマメ)が出る。
やっと「あけましておめでとう!」だ。
正午過ぎ、先行者がいることに気づく。
カワガラス!?
大きめのプールに接近すると、サァ〜と飛び去っていく。

不思議!?
カワガラスがいるプールでは、反応がある。
ポイントを休ませるため、
糖分補給をし、フライをメンテ、ラインを点検・・・・・5分経過。
プール中央に14番ドライフライを投じる。
・・・・・ガバッ!
反応がある。

『釣れる!』っと言えないのが、悔しい。
ヒザ水深のプールを求めて?
カワガラスを追って?
どんどん釣り上がる。
R2中間辺りからヒザ水深のプールの最深部にヤマメが群れているのが、目立つようになる。
しばらく観察していても、接近しても、水底にじっとしているヤマメ。
ドライフライを流しても、シカト・・・・。
大きな動作をすると、やっと逃げていく。
食欲とは無縁の状況だが、距離を十分にとり、14番ドライフライを水面に漂わせておくと・・・・・ガバッと出る。
15秒間は、ナチュラルドリフトを保って漂わせる。
「フラット水面+ポイントとの距離7m?」では、水面を乱さないメインディングは高難度。
反応を得ること自体、ムズカシイ。
途中粉雪も降ることもあり、ココロがフックアウトしそうになるが、なんとか喰らいついて釣果5匹・・・・・。
このイワナをどう釣ったか?


10時半釣行開始して、1時間半経過で3回ほど反応がある。
スッポ抜け2回、ラインブレイク1回・・・・。
ラインブレイクは本当に悔しかった・・・・。
熊鈴が不要となるほどの雄叫びが出てしまった。
そして、バーブレスフックであるが、ヤマメ?イワナ?には申し訳ないことをした。
ラインブレイクの後、寒さで指先がぎこちないが、ラインチェックとフライメンテナンスを頻繁に行うようになる。
渓流内外を問わず、すべての物が凍っている。
滑って転倒・・・・ってのは避けたいので、超スローの釣行スピード。
シューズには「キャプテンスタング 滑らんぞぉースリム」を装着し、危険と判断した場所ではウェーディングスタッフを積極的に伸ばす。
前回釣行(2022.12.28)で釣果を得た条件を参考にポイントを探す。

この時期にしては平水と言えるが、ハイシーズンと比較すると、大減水状況。
ポイントが少ない。
やっとたどり着いたポイントは、丁寧に釣る。
ポイント

10mほど手前からポイント・・・・「まず、どこが最も深いか?」という観点から観察する。
落ち葉が堆積している場所は、反応がない。
下流で落ち葉が堆積している場所は緩い流れであるが、浅いので反応がない。
速い流れの付近に落ち葉が堆積している場所は深いが、ヤマメもイワナも堆積した落ち葉の中に潜んでいるので、ほとんど反応を得られない。
下記の条件を満たす場所をポイント(プール全体)から選択する。
- ヒザ水深
- 落ち葉の堆積のない
- 水底に障害物ある
実釣
フライは、14番CDC。

14番CDCの主な釣果実績

フライを倒木のやや先に投じる。
水面を乱したくないので、フライはサイドキャストで倒木の下を通過させる。
着水地点Fからゆっくりと流れる・・・・・止まっている?
1・・・・2・・・・5・・・・10・・・・?
フライが消えた!?
ヤマメかイワナか接近した様子は、水面を見る限りない。
波紋もない。
一呼吸・・・・アワセ・・・・ズン!?
釣果5匹!すべてのポイントを公開!

サカナが出たのは、全て写真の中央付近です
写真のどこにサカナが潜んでいたか?
想像してみよう!










後記(フライフィッシングを楽しく続ける方法とは?)
iMacの写真を断捨離・・・・こんな写真を見つけてしまった。

2023.1.5管理棟付近から撮影したのは・・・・

2つの写真は少しアングルや拡大など違いがあるが、ほぼ同じ場所を撮影している。
こんな写真を見ると、改めて日本には四季があるのだと感じる。
「四季=変化」だ。
変化によって木々は生き残る。
多少の損失はあるのだろうが・・・・全体としては生き残る。
変化は、生き残る唯一の方法なのかもしれない。
僕の友人がフライフィッシングをやめた。
つまらなくなった・・・・・そうだ。
「つまらない?」という感覚は、フライフィッシングにおいては僕には理解できない。
しかし、この2枚の写真をみて思う。
彼は変化を求めなくなったでは・・・・・っと。
だから、彼はフライフィッシングにおいて生き残れなかった。
冬季のシャロムの森には、新しい発見が多くある。
その発見を来シーズンの自身のフライフィッシングの変化に活用したい。
・・・・・・・・・・・。
どうやら、来シーズンは僕はフライフィッシングにおいて生き残れそうだ。
お財布との相談は、よりシビアになりそうだが。
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