2021.11.11 GO TO 某管理釣り場。
釣果12匹(ヤマメ11イワナ1)。
この記事を最後まで読んでもらえると、次のことが分かります。
②12番という大きなドライフライでも釣れる!そんなドライフライとは?
③渓流のフライフィッシングで最も重要な技術=スラック。スラックの作り方の一つを紹介!
状況
前回釣行は、2021.10.18かぁ・・・・・
3週間ぶりの渓流・・・・やっぱり山はいいです。
駐車場到着9:30。
車載温度計を確認すると、9℃。
木々から次々と葉っぱが落ちてくる・・・・。
山々を見上げると、頂上付近は地肌が見えている箇所がある。
冬の気配が山の頂上付近に見え始めた・・・・・。
あと1ヶ月くらいだなぁ・・・・
こんな状況では虫なんて・・・・・
っと思ったが、
ミッジが蛾が・・・・少ないが飛んでいる
これは期待できるかも
e-MTBを準備して、身支度を整える。
すでに入渓者がいるとのこと。
林道をe-MTBで走る。
サイクリング!
発汗しない程度の運動で、気持ちがいい
林道を所々停車しながら、水量を確認する。
2021.11.9の豪雨でかなり増水している・・・・・
この晩秋の雨は水温低下を伴うことが多く、
ヤマメ・イワナの活性は期待できないかもしれない
駐車場では、虫が確認できたのに・・・・
入渓点到着10:15。
今日は比較的下流部を釣る予定。
クルマ止めにSUV、ボンネットを軽く触ってみる。
冷たい・・・・。
入渓してから、いや、エンジンを切ってからかなりの時間が経過している。
気合い入っているな・・・・・っと思いつつ、入渓。
早速水温を確認すると・・・・・そんなに冷たくない。
肌感覚10℃くらいか?
これなら、冬支度のヤマメ・イワナの食欲に期待できそう!
しかし、駐車場で確認できた虫がいない・・・・
先行者がいるようなので、クマと遭遇することはないだろう。
・・・ちょっとホッとする。
状況確認と釣行プラン
状況
天気 晴れ
気温 9℃(駐車場・車載温度計)
水温 10℃(肌感覚)
風 強い(入渓時点)
虫 確認できない(入渓時点)
水量 増水
- 今日の釣行予定区間は、日陰沢
- 釣り上がっていくうちに、必ず風裏にあたる
- 大型昆虫は確認できない
- 先行者がいる
この状況に基づいて、次の釣行プランを選択した。
- 水温上昇は、期待できない。
- 風裏勝負
- 冬支度による食欲旺盛、増水、高水温等の状況により12番スズメバチカディスを選択する
その1匹をどうやって釣ったか?
入渓して、すぐのポイント。
虫は飛んでいないし、風が強い。
この辺りは、まだ風裏に入っていないので仕方がない。
このポイントにたどり着くまでに数回の反応があり、フライは12番スズメバチカディスでいけそうだ。
しかし、3週間ぶりの渓流・・・・ギクシャクしているのが、分かる。
フライを枝に引っ掛けるし、風に影響もあるがフライが思ったポイントに置けない。
渓流のフライフィッシングで最も重要な技術=スラックもうまく入れられない。
この辺りは枝の張り出しもあり、バックキャストを充分に取れない。
仕方がない・・・・っと割り切って?釣り上がる。
そして、このポイント。
このポイントは、頭上の空間が充分にあり、バックキャストで枝を引っ掛けることはないだろう。
その分、入渓者にかなり攻められているだろう・・・・。
流れとポイントとの関係
2021.11.9の豪雨で増水状況・・・・・
豪雨の当日は入渓者はいない。
ここまでに入渓者の形跡はない。
どうやら先行者はもっと上流に入渓したようだ。
ってことは・・・自分が豪雨後の初入渓者!
ヤマメ?のプレッシャーは少なくなっているはず!
これは、チャンス!
①から④に順に釣る
①から④に順にフライを置いていく。
本命は、④だ。
写真には写っていないが、
写真左側に杉?の枝が無数の置かれて?捨てて?ある
その枝の中にヤマメ・イワナが潜んでいるのは、間違いない
ポイントとの距離は、8m位
風が止むタイミングを図って、投げれる。
もちろん、充分なスラックを入れることは当然だ!
①、②に2回投げるが、無反応。
③・・・・・ピシャ!
出た!
しかし、かなり小さい
2回目はなかった。
本命④を釣る
そして、本命④。
④は、誰がどう見ても最高のポイント!
ってことは、入渓者すべての人が狙うポイント。
フィッシングプレッシャーも高い・・・・
が、一昨日、昨日と入渓者なしなら、チャンス大!
多少フィッシングプレッシャーが下がっていると考えても、完全に消えているわけではない。
充分にスラックを入れる
フライを長く水面に留めておくことが釣る必需条件だ!
充分なスラックを入れる
ポイントとの距離は、8m位。
遠くもないが、流れが速い。
ふわっとフライを④に落としたのでは、充分なスラックはできない。
そこで、④の岩にループの先端をぶつける。
「ループの先端=リーダーとティペットの結び目」
これが、理想である。
フライラインが物凄いスピードで写真左側にある枝郡に流れる・・・・・
それと同時に、スラックがどんどんなくなっていく・・・・・
縦のメインディングを入れて、スラックを維持し、フライラインが枝群に流れ込むのを防ぐ。
スラック・・・・
主にティペットに弛みを持たせること
メインディング・・・・
ロッドを煽って、フライラインを上流側に置き直すこと
1・・・・・2・・・・・3・・・・・4・・・・・
・・・・・・8!?
消えた!
間髪入れず大きくロッドを煽って、アワセを入れる。
大量のスラックを入れてあるので、かなりの大アワセ・・・・・
ズ、ズ、ズ、ズン!
生命感のある感触、ネットイン!
その途端、フックアウト・・・・・。
針先がちょこっと上顎に掛かっていただけ・・・・・
もう少しファイトを楽しんでいたら・・・・
どんなポイントで、どんなサカナが釣れたか?
サカナが出たのは、全て写真の中央付近です
写真のどこにサカナが潜んでいたか?
想像してみよう!
以降、スマホ充電切れ・・・・・。
その後、ヤマメ3匹、イワナ1匹追加。
15:30退渓
後記
正午を過ぎて、ミッジ、蛾が見られるようになった。
時折コカゲロウも・・・・・
しかし、ヤマメ・イワナの活性が特別上がったわけでない。
こんな状況でも12番スズメバチカディスにそこそこ反応してくれるのは、放流後かなり時間が経過しているせいかな?
3週間ぶりの渓流とあって、ギクシャクしている・・・・・
スッとフライが消える出方がほとんどだが、フッキングが浅く、フックアウトの連発。
実際釣れたサカナのフッキング状況を確認しても、ほんのちょっと掛かっている・・・・・
ネットイン!
っと同時にフックアウトなんて、珍しくない。
ちょっとティペットが長すぎる・・・・・ラインが沈んでいる・・・・
色々な原因があると思うが、今日はヤマメ・イワナに会えただけで嬉しい。
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