ヤマメ1匹で号泣!?フライフィッシングの世界に戻ってきた!某管理釣り場2021

某管理釣り場

2021.11.11 GO TO 某管理釣り場。

釣果12匹(ヤマメ11イワナ1)。

この記事を最後まで読んでもらえると、次のことが分かります。

①どのような状況で、どのような釣行プランを選択したか?

②12番という大きなドライフライでも釣れる!そんなドライフライとは?

③渓流のフライフィッシングで最も重要な技術=スラック。スラックの作り方の一つを紹介!

④どんなポイントで、どんなサカナが釣れたか?

⑤フックアウトの原因は?

西洋毛ばり人
西洋毛ばり人

僕の簡単なプロフィールです。

ドライフライフィッシング専門家。

2021年度3月〜9月20日までに674匹をドライフライで釣っています。 

プロフィール詳細は、こちら

釣果詳細は、こちらこちら

 

状況

前回釣行は、2021.10.18かぁ・・・・・

3週間ぶりの渓流・・・・やっぱり山はいいです。

駐車場到着9:30。

車載温度計を確認すると、9℃。

木々から次々と葉っぱが落ちてくる・・・・。

山々を見上げると、頂上付近は地肌が見えている箇所がある。

冬の気配が山の頂上付近に見え始めた・・・・・。

あと1ヶ月くらいだなぁ・・・・

西洋毛ばり人
西洋毛ばり人

こんな状況では虫なんて・・・・・

っと思ったが、

ミッジが蛾が・・・・少ないが飛んでいる

これは期待できるかも

e-MTBを準備して、身支度を整える。

すでに入渓者がいるとのこと。

林道をe-MTBで走る。

西洋毛ばり人
西洋毛ばり人

サイクリング

発汗しない程度の運動で、気持ちがいい

林道を所々停車しながら、水量を確認する。

2021.11.9の豪雨でかなり増水している・・・・・

西洋毛ばり人
西洋毛ばり人

この晩秋の雨は水温低下を伴うことが多く、

ヤマメ・イワナの活性は期待できないかもしれない

駐車場では、虫が確認できたのに・・・・

 

入渓点到着10:15。

今日は比較的下流部を釣る予定。

クルマ止めにSUV、ボンネットを軽く触ってみる。

冷たい・・・・。

入渓してから、いや、エンジンを切ってからかなりの時間が経過している。

気合い入っているな・・・・・っと思いつつ、入渓。

 

早速水温を確認すると・・・・・そんなに冷たくない。

西洋毛ばり人
西洋毛ばり人

肌感覚10℃くらいか?

これなら、冬支度のヤマメ・イワナの食欲に期待できそう!

しかし、駐車場で確認できた虫がいない・・・・

先行者がいるようなので、クマと遭遇することはないだろう。

・・・ちょっとホッとする。

 

状況確認と釣行プラン

状況

天気     晴れ

気温     9℃(駐車場・車載温度計)

水温     10℃(肌感覚)

風      強い(入渓時点)

虫      確認できない(入渓時点)

水量     増水

  • 今日の釣行予定区間は、日陰沢
  • 釣り上がっていくうちに、必ず風裏にあたる
  • 大型昆虫は確認できない
  • 先行者がいる

この状況に基づいて、次の釣行プランを選択した。

  • 水温上昇は、期待できない。
  • 風裏勝負
  • 冬支度による食欲旺盛、増水、高水温等の状況により12番スズメバチカディスを選択する

 

12番スズメバチカディス

 

その1匹をどうやって釣ったか?

入渓して、すぐのポイント。

虫は飛んでいないし、風が強い。

この辺りは、まだ風裏に入っていないので仕方がない。

このポイントにたどり着くまでに数回の反応があり、フライは12番スズメバチカディスでいけそうだ。

12番スズメバチカディス

しかし、3週間ぶりの渓流・・・・ギクシャクしているのが、分かる。

フライを枝に引っ掛けるし、風に影響もあるがフライが思ったポイントに置けない。

西洋毛ばり人
西洋毛ばり人

渓流のフライフィッシングで最も重要な技術=スラックもうまく入れられない。

この辺りは枝の張り出しもあり、バックキャストを充分に取れない。

仕方がない・・・・っと割り切って?釣り上がる。

そして、このポイント。

このポイントは、頭上の空間が充分にあり、バックキャストで枝を引っ掛けることはないだろう。

その分、入渓者にかなり攻められているだろう・・・・。

流れとポイントとの関係

2021.11.9の豪雨で増水状況・・・・・

豪雨の当日は入渓者はいない。

ここまでに入渓者の形跡はない。

どうやら先行者はもっと上流に入渓したようだ。

ってことは・・・自分が豪雨後の初入渓者!

西洋毛ばり人
西洋毛ばり人

ヤマメ?のプレッシャーは少なくなっているはず!

これは、チャンス!

①から④に順に釣る

①から④に順にフライを置いていく。

本命は、④だ。

西洋毛ばり人
西洋毛ばり人

写真には写っていないが、

写真左側に杉?の枝が無数の置かれて?捨てて?ある

その枝の中にヤマメ・イワナが潜んでいるのは、間違いない

ポイントとの距離は、8m位

風が止むタイミングを図って、投げれる。

もちろん、充分なスラックを入れることは当然だ!

①、②に2回投げるが、無反応。

③・・・・・ピシャ!

西洋毛ばり人
西洋毛ばり人

出た!

しかし、かなり小さい

2回目はなかった。

本命④を釣る

そして、本命④。

④は、誰がどう見ても最高のポイント!

ってことは、入渓者すべての人が狙うポイント。

西洋毛ばり人
西洋毛ばり人

フィッシングプレッシャーも高い・・・・

が、一昨日、昨日と入渓者なしなら、チャンス大!

多少フィッシングプレッシャーが下がっていると考えても、完全に消えているわけではない。

西洋毛ばり人
西洋毛ばり人

充分にスラックを入れる

フライを長く水面に留めておくことが釣る必需条件だ!

充分なスラックを入れる

ポイントとの距離は、8m位。

遠くもないが、流れが速い。

ふわっとフライを④に落としたのでは、充分なスラックはできない。

そこで、④の岩にループの先端をぶつける。

「ループの先端=リーダーとティペットの結び目」

これが、理想である。

フライラインが物凄いスピードで写真左側にある枝郡に流れる・・・・・

それと同時に、スラックがどんどんなくなっていく・・・・・

縦のメインディングを入れて、スラックを維持し、フライラインが枝群に流れ込むのを防ぐ。

西洋毛ばり人
西洋毛ばり人

スラック・・・・

主にティペットに弛みを持たせること

 

メインディング・・・・

ロッドを煽って、フライラインを上流側に置き直すこと

1・・・・・2・・・・・3・・・・・4・・・・・

・・・・・・8!?

消えた!

間髪入れず大きくロッドを煽って、アワセを入れる。

西洋毛ばり人
西洋毛ばり人

大量のスラックを入れてあるので、かなりの大アワセ・・・・・

ズ、ズ、ズ、ズン!

生命感のある感触、ネットイン!

その途端、フックアウト・・・・・。

針先がちょこっと上顎に掛かっていただけ・・・・・

もう少しファイトを楽しんでいたら・・・・

 

どんなポイントで、どんなサカナが釣れたか?

西洋毛ばり人
西洋毛ばり人

サカナが出たのは、全て写真の中央付近です

写真のどこにサカナが潜んでいたか?

想像してみよう!

以降、スマホ充電切れ・・・・・。

その後、ヤマメ3匹、イワナ1匹追加。

15:30退渓

 

後記

正午を過ぎて、ミッジ、蛾が見られるようになった。

時折コカゲロウも・・・・・

しかし、ヤマメ・イワナの活性が特別上がったわけでない。

こんな状況でも12番スズメバチカディスにそこそこ反応してくれるのは、放流後かなり時間が経過しているせいかな?

3週間ぶりの渓流とあって、ギクシャクしている・・・・・

スッとフライが消える出方がほとんどだが、フッキングが浅く、フックアウトの連発。

実際釣れたサカナのフッキング状況を確認しても、ほんのちょっと掛かっている・・・・・

ネットイン!

っと同時にフックアウトなんて、珍しくない。

ちょっとティペットが長すぎる・・・・・ラインが沈んでいる・・・・

色々な原因があると思うが、今日はヤマメ・イワナに会えただけで嬉しい。

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