2021.11.25 GO TO シャロムの森。
釣果14匹(ヤマメ10イワナ4)。
この記事を最後まで読んでもらえる、次のことが分かります。
①2021.11.25の状況からどんな釣行プランを選択したか?
⑤この時期に15時を過ぎると反応が悪くなるのは、なぜか?(水温から考える)

状況
駐車場
受付で1℃・・・・冬だ!
落ち葉に霜、ドラム缶の蓋の雨水は凍っている。

これで釣れるのか?
電動アシストMTBで林道を登っていく。
タイヤ痕あり!
どうやら、1組入渓している・・・・・R区間。
タイヤ幅等から判断して軽四駆。
LとRとの分岐点にクルマがないところを見ると、ジムニーだな。
そこまで上流に入渓したってことは、午後からL区間に来ることはないだろう」

R4より上流に入ったかな?
気合に入っている・・・・
電動アシストMTB
駐車場では、氷結が見れたらものの、林道の水溜りは凍っていない。
快適に電動アシストMTB(e-bike)林道を登る。
途中水位を確認すると、2日前より減水している。
停車して、注意深く観察していると、
虫だ!
虫が飛んでいる!
カゲロウ・・・・蛾・・・・


小型だが、この気温を考えると、ヤマメ・イワナにとってはご馳走だ!

期待大!
入渓点
10時過ぎに入渓。
日陰だが、虫は飛んでいる・・・・・
だが、ライズがない。
結構水面付近を低空飛行で、時折水面に接触しているのだが・・・・・
これは、ヤマメ・イワナが水面に意識がいっていないこと・・・・・

嫌な予感・・・・
水温を感じるため、手を水流に入れてみる。

冷たい・・・・っというより痛い!
これでは、ヤマメ・イワナは水面に意識がいくわけがない・・・・
ガッカリする・・・・・
ヒュ〜〜〜〜
風に舞う葉っぱ 風神 風の妖精
風が・・・・・吹いてきた。
気温が上昇しつつある証拠でもあるが、虫が・・・・・消えた!
全く虫がいなくなってしまった。

3分も経たずにか?
風は化け物か?
状況確認
状況
- 天気 晴れ
- 気温 1℃(9:30時点駐車場)
- 風 駐車場は無風であるが、入渓点はやや風あり
- 水温 肌感覚2℃(10:00時点入渓点)
- 水位 平水(前回釣行2021.11.23よりは、減水)
- 落ち葉に霜、ドラム缶の蓋の雨水は凍っている
- カゲロウ、蛾が時折飛んでいる
- 水際は凍っていないが、落ち葉が濡れて滑りやすい
2021.11.23 GO TO シャロムの森。
— 西洋毛ばり人 (@gunzixyz) November 23, 2021
釣果17匹(ヤマメ16イワナ1)。
みどり市内では12℃、シャロムの森の受付では4℃・・・・。随分と違うもんだ!
昨日の雨でも平水。これはよかったが、手が痛いほど冷たい・・・・。11時過ぎから活性が上がったが、15時で活性が急降下。 pic.twitter.com/cg6dalrN88
これに基づいて、2021.11.25釣行プランを選択した。

2021.11.25釣行プラン
- ロッド セージTXL7ft0番
- リール セージクリック3100
- リーダー モーリス オールパーパス9ft5x
- ティペット シーガーエース0.6号ヒトヒロ
- フライ 12番スズメバチカディス
- 落ち葉は濡れているので、滑りやすいので注意!
これら3匹をどう釣ったか?
ここまでの状況
入渓直後に吹いてきた風で、虫が消滅してしまったものの
11時過ぎ、風裏に入ったせいか無風状況。
そして、カゲロウ・蛾が再び飛んでいる。
木々の間から空を見上げると、雲がものすごいスピードで走っていく。

風裏、確定!
水温も上昇している・・・・虫も飛んでいる・・・・が、ライズがない。

あいかわらず、
ヤマメ・イワナは水面の餌に期待していないようだ
スズメバチカディスを流れの付近の緩流帯に置くと、ほぼ100%反応がある。
出方がスプラッシュ気味なので、小型・・・・・。

大型は水深があるプールに移動して、越冬準備万全!?
大型は、警戒心が高い・・・・・
プールでスズメバチカディス・・・・・

出ない・・・・・当然か・・・・
ポイント解説
写真の3匹は、このプールで釣った。
今回は、大きなプールから数匹のサカナを引き出す過程を説明する。
遠目から確認する限り中央部が最も深く、左側(右岸崖際)が最も浅く、次に右側(左岸)がやや浅く沈み石もない砂地。
現在12番スズメバチカディスを選択しているが、この水面では厳しい・・・・・のは明らかだ。
前日は受付での状況を考えると、入渓者はいない・・・・・
フィッシングプレッシャーは軽減しているものの、これだけのポイント・・・・一番人気のL3・・・・。

これらを考慮すると、警戒心が全くない・・・・っということはない
これだけ大きいポイントであることから

チビは回遊、イワナとヤマメは水底に定位
水温上昇からイワナは、浅いポイントに定位している可能性もある
静かにフライを落とすことは大前提であるが、落とす順番も重要である。
フライを落とす順番
ポイントを①②に絞り、①②の順にキャストする。

ポイント①は、イワナとチビ
ポイント②は、ヤマメとチビ
チビは回遊しているので、どこからでも出る可能性がある。
欲を言えば、高い位置から目視して、チビの回遊コースや現在位置を把握したいが・・・・
ここで立つと、ポイント全滅!

膝立ちでもかなりポイント全滅のリスクがある
ゆっくり泳いているせいか?水面に出る波からも予想できない。

用心深さは、天然魚だね
以上から、チビは釣れたらいいかな?ってくらい。
イワナとヤマメに的を絞る!
水温上昇が感じされるので、イワナのポイント①を優先させて、次の順番でフライを投げる。
フライは12番スズメバチカディス。

無風状況でカゲロウが水面付近を飛んでいるが、チビを含めてライズがない。
これを考慮して、かなり大きめでインパクトのある12番スズメバチカディスを選択した
正直言ってイワナなら出る可能性は高いが、ヤマメは・・・・・無理かと。
実釣ポイント①

手前から順番にフライを投げてきたいのだが、波一つない水面・・・・
一投目のインパクトは大きい・・・・
なので、いきなりイワナの本命ポイントにキャスト。
中央付近からものすごいスピードで・・・・・出た!
ヤマメだ!
回遊していたチビが反応しれくれた。

実釣ポイント②

まずは水面が落ち着くのを待つ・・・・・。
ここで、ラインシステムを下記に変更した。
リーダー ティムコ スタンダードリーダー9ft7x
ティペット シーガーエース0.4号ハンヒロ
フライ 14番CDCカゲロウ
14番CDCカゲロウ 横 14番CDCカゲロウ 正面 14番CDCカゲロウ 下
数回投げるも出ない。
チビがものすごいスピードで、右岸へに走ったので警戒度が上がっているのかもしれない・・・・
もう少し時間をあけて、再度チャレンジする。
再び実釣ポイント①

チビが釣れてしまったが、本来のイワナはまだ定位している可能性がある。
ランディングもほぼ引き抜くようにしたので、水面等へのインパクトも最小限にしたつもりだ!
フライは、14番CDCカゲロウ。
1投目・・・・・ゆっくり流れて・・・・・出ない。
2投目・・・・ゆっくり流れて・・・・チョイチョイと動きを入れて、カゲロウが水面でもがいている様子を演出・・・・したつもり。
・・・・・
14番CDCカゲロウが、消えた!
一呼吸入れて、ロッドを煽って、アワセを入れる。

アワセの瞬間の感触から小さいと判断したので、引き抜いてネットイン。
予想通りイワナだ!

チョイチョイと動きを入れて、カゲロウが水面でもがいている様子を演出
これをするには
- ティペットが浮いていること
- ラインを少しずつ素早く引くこと
ティペットを簡単に浮かせるには、コレ!

薄く塗るのが、コツ!
薄くね!
再び実釣ポイント②

2匹目をネットインしてから、3分と経っていないが・・・・

もう膝が痛くなってしまった・・・・
ってことで、ダメ元で中央付近にフライをキャスト。
カゲロウが水面をもがくような演出・・・・・
演出・・・・・
演出・・・・・消えた!
ヤマメが吸い込むように、14番CDCカゲロウを咥えた!

この瞬間が一番ドキドキする!
ズン!
っという感触と共に、ぐるんぐるんというローリング。

ヤマメを釣ったという実感を味わう!
どんなポイントで、どんなサカナが釣れたか?

サカナが出たのは、全て写真の中央付近です
写真のどこにサカナが潜んでいたか?
想像してみよう!
10:18
10:49
10:58
11:04
12:07
12:10
12:16
12:50
13:02
13:05
13:50
14:15
14:42
14:50
後記
15時過ぎると、反応がピタッと止まる。
11月中旬から、この傾向が見られる。
気温低下による水温低下・・・・・これが原因なのか?

今日は比較的虫が出ていたが、出ていない釣行でも15時を過ぎると反応が薄くなる。
14時をピークとして気温が下がり始めるように感じている。
15時過ぎから反応が薄くなる。
1時間でヤマメ・イワナの捕食行動に影響を与えるほど水温は低下するだろうか?
数字的データはまだ収集中なので公開できないが、
入渓時水温から1℃上昇した水温からヤマメ・イワナに捕食スイッチが入り、
入渓時水温から1℃上昇した水温から0.5℃くらい低下した水温になった時、捕食スイッチがOFFになる。
こんな傾向が出ている。
もちろん季節によって差が出ている。
一般に低水温と言われる季節のデータであるが・・・・・
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