2021.11.15 GO TO シャロムの森
釣果25匹(ヤマメ22イワナ3)
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状況
2021.11.15シャロムの森の状況
- 天気 晴れ
- 気温 4℃(9時半管理棟)

- 水温 6℃(10時L1入渓点・肌感覚)
- 水位 減水(前回釣行2021.11.11との比較)



- 水位 平水(例年との比較)
- 風 無風
- 虫 ナシ。午後からハッチがあるかもしれない。
気象庁 過去の気象データ検索は、こちら
シャロムの森公式HPは、こちら
ヤマメ・イワナの活性
今日は、シャロムの森L1を釣る。

管理棟のドラム缶、入渓点の落ち葉に霜が降りていない。
どうやら氷点下になっていないようだ。
とはいえ、油断はできない。
流れの付近では凍っているかもしれない。
釣り支度をしながら、周囲の石や岩の表面を観察する。
黒く鈍く光っていない・・・・どうやら、石や岩の表面も凍っていないようだ。
予報では穏やかな天気になるとのことなので、午後水温が上がるとハッチがあるかもしれない。
予報は市街地のものなので、当てにはならないが、どうしても期待をしてしまう・・・・。

風が吹くか・・・・
それが大きくハッチの有無を左右する
越冬のために、ヤマメもイワナもハイカロリーなエサを喰いたいと思っているはず。
しかも、前日の入渓者はいないようだ。
大きめのフライを選択する。
気温4℃以下、水温6℃(肌感覚)の状況なので、ヤマメもイワナも水底でジッとしているはず。
やや水深があり(スネ〜ヒザ)、緩い流れのポイントにフライを投じる。
食欲旺盛なチビが果敢にもアタックしてくれるが、大きめのフライを選択しているので、フッキングまで至らない。

チビは釣りたくない
大きめのフライを選択している
5回に1回くらいはフツーサイズの反応があるが、こちらはフッキング甘い。
フライに違和感があるのか?
Uターンも多いし、しっかりと咥えてくれない感じがする。
このヤマメをどのように釣ったか?


虫は空中・地上とも全く見られない。
日向で飛んでいたコカゲロウ?にする・・・・
いやいや、ここはスズメバチカディスでしょ!?
スズメバチは氷点下になるまで活動しているのを、僕は確認している。

学術的には、気温0℃付近でスズメバチの活動・・・・あり得ない!
昆虫も含めて、あらゆる動植物は地域性がある
活動可能範囲も地域性があると僕は考えている
この渡良瀬川水系では針葉樹が多く、餌が少ない
女王蜂の越冬のために、氷点下付近でも活動する働きバチが存在する
これは、自然なことではないだろうか?
ヤマメ・イワナも冬支度で食欲マックスのはず・・・・・っとすれば、精力剤成分が入っているスズメバチはご馳走だ!
ゆえに、12番スズメバチカディスを選択した。
この低気温・低水温・・・・これを考慮して
少しでも水深があり、流れがゆっくりな場所を中心にフライを流していく。

案の定、ポイントごとに必ず反応がある
流れがゆっくりなので、ヤマメもよくフライを見ている。
Uターン、フレンチキッス・・・・フッキングしても掛かりが浅く、フックアウト。
魚影の濃さとヤマメの食欲に助けられ、なんとか釣っているという状況
ポイント


ポイントは無数に考えられるかもしれないが、これまで釣り上がってきた印象で写真の①〜④にポイントを絞った。
ポイント①③は、ヤマメ。
ポイント②は、イワナ。
ポイント④は、ヤマメとイワナのどちらか。

ポイント①〜④のうち、
どこか1箇所でも反応があれば、
他のポイントにはヤマメ・イワナはいない
これは、餌の供給量から2匹生息するには困難であると思ったからだ。
実釣
実釣ポイント①

充分にスラックを入れて、フライを投げるものの、無反応・・・・。

スラック・・・・
主にティペットに弛みを持たせること
このとき、ラインを素早く回収して、ラインが下段に落ちるのを防ぐ。
実釣ポイント②

ポイント②③は非常に接近しているので、ポイント③のヤマメが出る可能性もある。
びっくりアワセにならないためにも、これを予想しておくことは重要だ!
ポイント②は、全くと言っていいほど流れがない
直接フライを打ち込むと、イワナを驚かせてしまう。
フライを岩の側面に当てて落とす。
これで自然落下に見える・・・・・かもしれない。

ポイント①の立ち位置から対岸に移動する
ゆっくりと静かに移動
3分間はフライを投げない
魚を落ち着かせるためだ
しかし、出ない・・・・・。
実釣ポイント③

抉れている部分にヤマメが潜んでいる可能性が高い。

ポイント②で出なかった
ヤマメは左側を向いて定位していると推定
フライは流心付近を流す。
フライは
12番スズメバチカディス。

12番スズメバチカディスの主な釣果実績
ゆっくりと流れ・・・・・流れ・・・・・
・・・・・
出た!
写真にある反応予想地点で、バッチリ!
ポイント④

ポイント③でヤマメを釣り上げたので、ポイント④は出ない・・・・かと思ったら、チビヤマメの反応あり!
釣果25匹!すべてのポイントを公開!

サカナが出たのは、全て写真の中央付近です
写真のどこにサカナが潜んでいたか?
想像してみよう!

















































後記(冬眠するのかな?)
神奈川の某管理釣り場の前オーナーが言っていた。

丹沢のクマは冬眠しない・・・・
冬眠するほど寒くならないから
シャロムの森付近にもクマは生息しているだろう。
林道を下る最中、ふと思った・・・・ここらのクマは冬眠するだろうか?と。
シャロムの森のオーナーは、言っている。

シャロムの森は、雪が降るまで営業するよ!
その雪は降り積もるのだろうか?
クマが冬眠するほど、積もるのか?
地球温暖化が一般常識となりつつある現在で・・・・・
クマが冬眠するのは、冬に生命維持・活動維持するエネルギーを摂取できないためだ。
っとすれば、冬に生命維持・活動維持できるエネルギーが摂取できるなら・・・・・
しかも、効率的に・・・・・
そんなエネルギー源は、存在するか?
・・・・・・・
シカだ!



シカをクマが食っているなら、冬眠する必要はない。
肉は生命維持のための全ての栄養素が含まれている。
もともとクマは肉食性・・・・っとすると、原点回帰、クマが肉食に帰る日がくるかもしれない。
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