寒い!冷たい!イワナも風邪気味?釣果11匹 シャロムの森2022

シャロムの森釣行

2022.9.15 GO TO シャロムの森

釣果11匹(ヤマメ0イワナ11)

 

この記事を最後まで読んでもらえると、次のことがわかります。

①2022.9.15シャロムの森の状況

②サカナの活性

③メインフライ「12番スズメバチカディス」

④この2匹をどう釣ったか?

⑤どんなポイントで、どんなサカナが釣れたか?

⑥後記(激怒!天気予報は、大ハズレ!)

 

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

僕の簡単なプロフィールです。

ドライフライフィッシング専門家。

2021年度3月〜9月20日までに674匹をドライフライで釣っています。 

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コロナ感染防止・拡散防止対策については、こちら

状況

2022.9.15シャロムの森の状況

  • 天気   小雨
  • 気温   18℃(9時半受付棟)
日本気象協会 みどり市1時間天気より引用
  • 水温   14℃(10時半L6入渓点)
  • 水位   減水(例年との比較)

        平水(前回釣行2022.9.12との比較)

  • 風    無風
  • 虫    ナシ

 

日本気象協会 みどり市の1時間天気は、こちら

シャロムの森公式HPは、こちら

 

サカナの活性

5時半にwebの天気予報を確認すると、日中晴れの予報。

9時半にシャロムの森に到着すると、小雨・・・・。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

予報では、とっくに晴れている時間なのに・・・・

そのうち、晴れると信じて入渓するも、結局一日中小雨だった。

 

昨日の天気は晴れ、最高気温28℃、推定水温18℃前後

今日の天気は小雨 最高気温23℃、水温14℃

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

前日の水温差2〜4℃!?

あまりにも違いすぎて・・・・っというのが本音だ。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

サカナも風邪をひいてしまったか?

反応が鈍い

 

フライは、晴れると信じて、12番スズメバチカディス。

しかし、最大4℃差の水温はイワナの食欲を明らかに低下させている。

 

今年の梅雨は長かったせいか?土砂の流出があった様子。

各ポイントに小石が堆積し、その上に土がうっすらと積もっている。

全体的に春先の釣行より浅くなり、小石と土のせいか?イワナが少なくなっている。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

今年のL3は、良型イワナが釣れている

L5、L6辺りからイワナが落ちてきたから?

 

虫は全く出ず・・・・当然にスズメバチもいない。

浅い場所が多いので、良型イワナは早々に諦める。

チビでもいいからと、水底が砂地の場所かつ流芯にフライを流すも反応は薄い。

正午近く枝に引っかかっている真新しいニンフを発見する。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

リーダーごと引っかかっていた

インジケーターがついていない・・・・

フライならアウトリガー?

テンカラ?

*これらは、回収しました。

おそらく1週間以内に水面下の釣り人がいる。

「イワナの反応からみてかなりの釣果を挙げているので、イワナが浮いていないのでは?」っと思う。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

退渓時に不自然な足跡を発見・・・・

おそらく2人組だった?

ベテランと初心者って感じ

そこで、攻めるポイントを白泡の付近に絞る。

反応は少し良くなり、フッキングも若干良くなった?ので、なんとか釣れる。

良型イワナも反応してくれたが、勝利写真を撮る寸前に逃亡された。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

しかも、2匹も・・・・・

変なところで元気なんだ

ここから挽回だ!っと思ったが・・・・終了時刻。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

小雨・・・・無理禁物!

白泡と最近の入渓者にもっと早く気づいていれば・・・・

 

この2匹をどう釣ったか?

このポイントで、イワナを2匹釣っている。

このポイントの直前でもイワナを釣っている。

あまりにも午前中に反応が少なったので、上の写真のイワナを釣った後、ひょっと立ち上がってしまった。

すると、イワナがスゥ〜〜〜っと逃げた。

あっ!?っと思わず声を上げたが、あとの祭り・・・・。

慌ててフライを投じるも、当然反応ナシ。

 

ここまで釣り上がってきて、渓相はかなり荒れている。

明らかに最近大水が出た跡があるし、ポイントも小石で埋まっている場所も多く、さらに沈み石にうっすらと土が堆積している。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

イワナが生息できる場所が少ない

生息できる場所にイワナが集中している

ポイントの大小は、あまり関係ない・・・・・かもしれない。

 

そんな考えで、

  • あるポイントで反応があったが釣れなくても、諦めず他のイワナが潜んでいると信じて、同じ場所の他のポイントにもフライを投じてみる。
  • 1匹イワナが釣れても、すぐには移動せず、同じ場所の他のポイントを探ってみる。

っていったことを試みる。

 

ポイント解説

イワナが潜んでいそうなポイントは、上の写真の3ヶ所。

ポイント①

この場所の最も下流。

釣り人から岩でブラインドになっている辺りだ。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

流れとポイント周辺の感じから浅い

イワナが手前の岩に沿うように潜んでいるとすれば、かなり警戒心が低い。

 

ポイント②

正面の大岩のオーバーハング。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

ここが、本命だ

小滝直下は、平たい沈み石がある。

白泡の下か大岩に沿ってイワナが潜んでいそう。

 

ポイント③

2匹目が釣れるとしたら、ここ!

左側の岩に沿ってイワナが潜んでいそう。

チビイワナなら左側の岩、下流の沈み石?に潜んでいるかもしれない。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

チビイワナの可能性大・・・・?

 

実釣

ポイント①

岩A、岩Bと分けて、フライを流していく。

どんな水深か?どんな障害物があるか?沈み石の有無、もちろん流れいるフライも目視できない。

ラインの変化でアワセのタイミングを図るが・・・・・どうやら留守の様子。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

しつこくフライを投じると、本命のポイント②に悪影響?

2回ずつ流して、次へ

 

ポイント②

本命だ。

フライは、12番スズメバチカディス。

12番スズメバチカディスの詳細は、こちら

白泡にフライを投じて、大岩沿いに流す。

キャスト位置を左岸にするため、ゆっくりと移動する。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

左岸からのキャストならドラックを配慮する必要は、ほとんどない

オフショルダーでキャスト・・・・フライはFに着水。

白泡の切れ目付近・・・・反応ナシ。

さらに、フライを大岩沿いを流れていく。

・・・・消えた・・・・?

12番スズメバチカディスの白いウイングが消えた!

反射的にアワセを入れる。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

イワナ釣りなのに、

『アワセの前の一呼吸』

を完全に忘れている・・・・

少し力んだせいか?イワナが飛んできた。

運良くイワナの食欲が速アワセを優ったようだ。

上顎にしっかりとフッキングしている。

 

ポイント③

結果的に1匹目のイワナを引き抜いたことにより、ポイント③は無傷・・・・っと言っていい。

今度は、ゆっくりと右岸に移動する。

ドラック回避を簡単にするためだ。

メインディングなどでドラックを回避することも重要技術だ。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

ドラック回避に最もいいキャスト位置に移動する

これが最も簡単なドラック回避方法だと思う

白泡付近から左側の岩沿いにフライを流す。

F2にフライをキャスト・・・・・ゆっくりと流れて・・・・・下流の沈み石・・・・・反応ナシ。

同じように・・・・・ゆっくりと岩沿いを流れて・・・・バシャ!

かなり元気のいい反応だったが、やはりチビだった・・・・。

どんなポイントで、どんなサカナが釣れたか?

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

サカナが出たのは、全て写真の中央付近です

写真のどこにサカナが潜んでいたか?

想像してみよう!

 

後記(激怒!天気予報は、大ハズレ!)

日本気象協会の1時間天気を参考に釣行の予約し、当日の釣行行動やサカナの反応の予想をする。

2022.9.15の予報と実際は、下のデータの通りである。

2022.9.15 5:30の天気予報

日本気象協会 みどり市1時間天気より引用(2022.9.15 5:34)

2022.9.15 20:00までの実際天気

日本気象協会 みどり市1時間天気より引用(2022.9.15 20:01)

20:00までの実際天気では、「9:00曇り」となっている。

シャロムの森受付棟付近は、小雨だった。

シャロムの森L6は、小雨・・・・・。

今日は、一日中小雨だった。

 

このみどり市1時間天気は、街中を想定したものであろう。

山間部とは、若干異なるのは理解できるが・・・・・

5:30の天気予報と20:00までの実際天気とのギャップは、大きすぎる。

晴れの予報なのに、小雨(街中は曇りだった?)

最高気温も5:30予報では28.1℃、20:00までの実際天気23℃。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

シャロムの森では、18℃(9時半時点)

小雨とあって、シャロムの森の最高気温は20℃くらいかな?

大ハズレ!

 

僕の周りでも日本気象協会の1時間天気予報は、参考にして釣行予定や当日の釣行行動を決定する人が多い。

それだけ便利だし、信頼しているのだ。

それだけに、この大ハズレは残念だ!

 

天気予報は、仕事で入山する人、登山で入山する人にとって行動決定する重要な情報である。

夏の終わりなので、低体温症のリスクは小さい。

晩秋や初冬なら・・・・・・っと考えると、かなり怖い。

天気予報を100%信頼しているわけではないが、天気予報の過信は入山者にとって命に関わることを改めて感じた。

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