2022.9.30 GO TO 赤久縄
釣果36匹(ヤマメ26イワナ4ニジマス6)
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状況
2022.9.30赤久縄の状況
- 天気 晴れ
- 気温 18℃(9時受付棟)
- 水温 13℃(10時ルアー&フライエリア直下の橋)
- 水位 若干の増水(例年との比較)
- 風 無風
- 虫 水面付近にミッジ?の他は、ナシ
日本気象協会 藤岡市1時間天気は、こちら
赤久縄公式HPは、こちら
サカナの活性
久しぶりの赤久縄となってしまった。
春先の釣行(2022.4.6釣行)でコテンパンにやられて・・・・っというわけではない。
リベンジの機会を狙っていたのだが、豪雨による施設被害等による休業などでなかなか僕の予定とあわず、今日になってしまった。
受付で女将さんと世間話やら
昨日の釣行の後片付けやら
今日の釣行の準備やらで1時間以上・・・・。
結局最初の1匹を得たのは、10時近くになってしまった。
入場の橋付近第1投目で釣れた・・・ニジマス。
イワナを狙ったが、イワナの鼻先に届く前にニジマスに横取りされた。
なんにしても活性は良さそうだ
ヤマメの反応が多い。
「赤久縄=イワナ」というイメージなので、アワセのタイミングが合わず、ここでもアジャストに苦労する。
「ここは、イワナ!」ってポイントからも容赦なくヤマメが出る。
満遍なく放流されている
この辺のオーナーの気配りには、いつも感心させられる。
大小のポイントを問わず、反応がある。
水深を問わず、ヤマメが釣れる。
流芯にはニジマスが潜んでいるので、流心を外して釣り上がっていく。
イワナも時折浮いているが、フライを突っつく程度の反応が多く、かなり学習している様子。
そして、2度目の反応はない。
夕方見回り中のオーナーの話によると、
「新種?のイワナを放流したが、生育が遅く、定着が難しかった」
とのこと。
イワナのフライを見切る反応に納得!
イワナは産卵行動に入っている個体が多く、
フライを落とすのに、躊躇する
本当は最上流まで行きたかった。
反応がありすぎて、
本格的な山岳渓流に入る手前で
メインフライを使い切ってしまった
下流のプールでミッジング・・・・っと思ったが、スマホのバッテリー切れ。
ここでも高反応・・・・だが、10匹釣って、肘に違和感を感じて終了。
この1匹をどう釣ったか?
ここまで、高反応。
流心からはニジマス、流芯脇からはヤマメ・・・・・イワナが出ない。
流れが緩いポイント、水たまりみたいなプール・・・・
「ここにイワナが居ないで、どこにいるのか?」ってポイントからでもヤマメが出る。
今日の僕は、イワナを釣りにきている。
昨日(2022.9.29釣行)のシャロムの森では、沢山の秋色ヤマメを釣った。
今日はイワナを釣りたくて、赤久縄・・・・・だが、予定が狂っている。
確かにイワナの反応はある
アワセのタイミングが悪いというより
イワナがかなり賢い。
よくフライを見ているし、ストーキングで逃げられている雰囲気もある。
どのイワナも放流されてから、かなりの時間が経過している!?
フライは、いつも通り12番スズメバチカディス。
今年はスズメバチをあまり見ないが、サカナたちのウケは例年どおりだ。
ポイント
反転流ができ、岩がオーバーハングを作り出している。
いかにもイワナのポイント・・・・だが、魚影は確認できない。
先行者?追い抜き者?が4人ほどいる。
右岸なので、この方々の全ての人がこのポイントに打ち込んでいるのは、間違いだろう。
フライ1人
ルアー1人
テンカラ&ルアーの両刀1人
フライの方は、ちょうど釣りを釣りを終えるときに下ってきたので存在自体分からなかった。
ルアーの方、テンカラ&ルアーの両刀の方には、追い抜かれている。
おかげで、両者がどんな釣り方をしているか?を観察できた。
ルアーの方は長靴でキャストや立ち位置をみても、初心者。
長靴なら水に入れない
放流量の多い赤久縄では、対策不要!
テンカラ&ルアーの両刀の方は、ウェダーである。
釣り方は低い姿勢で釣っているものの、ポイントの1〜2mまで接近している。
ニンフ?
水面下を釣っている気配
さらに、移動の際は躊躇なく水に入る。
ポイントの真ん中を横断・・・・って、びっくり」
15〜20分はポイントを休ませないとサカナが落ち着かないだろう。
放流量が多い赤久縄。
反応はすぐに回復するのはわかっているので、ゆっくりと釣り上がれば問題ない。
テンカラ&ルアーの方は、このポイントをかなりしつこく攻めていた。
彼がこのポイントを終えて?諦めて?そろそろ20分経過。
魚影は確認できないが、イワナは白泡の下にいる。
流芯付近で流速もあるので、ニジマスもあり得る。
実釣
本来なら、奥にフライを打ち込んで反転流に乗せて・・・・って感じだが、
手前の流れが速く、ラインを落としたら一瞬のうちにドラックがかかる。
では、アウトリガーで・・・・とも考えたが、
4人の先行者の状況では、速い流れの対岸から釣るっていっても相手は、賢いイワナ。
こちらの気配は容易に察知できるだろう。
低い姿勢で、流芯脇にフライを流す。
キャスト位置は、ポイントのやや上流。
フライ着水後1秒で反応がないと・・・・・釣れない
メインディングよりスラックを多く入れて、フライを瞬間的喰わせたい。
フライをFに投下。
ループの先端を水中に突っ込ませる!
フライが着水と同時にサカナが飛び出した。
出方からニジマスかと思ったが、イワナだった。
おそらくフライ直下にイワナが潜んでいたのだろう。
ラッキーだった!
釣果36匹!すべてのポイントを公開!
サカナが出たのは、全て写真の中央付近です
写真のどこにサカナが潜んでいたか?
想像してみよう!
後記(漁協組合に望むこと)
解禁日に川にズラッとならず竿・・・・・。
魚籠やビニール袋にヤマメを入れて、インタビューに答える釣り人。
これが、春の風物詩としてニュースに流れる。
これって春の風物詩なのか?
日釣り券(1,000円くらい?)でヤマメが買える。
ハリにイクラでもつけて、川に落とせば、そこそこ釣れる。
放流地点に入れれば、それこそバカスカ釣れる。
そんな人を釣り人とは、呼びたくない。
バーゲンセールに並ぶ買い物客にしか見えない。
東京ディスニーリゾートに行く。
入場料を払ってミッキーやミニー、プーさんのアトラクションに乗って、楽しい思い出を持って帰る。
人によっては、別途お金を支払い、キャラクターグッズを持って帰る。
山に釣りに行く。
日釣り券を購入して、ヤマメやイワナに出会って、楽しい思い出を持って帰る。
釣り人は、ヤマメやイワナも持ち帰る。
別途料金は払わない。
日釣り券に持ち帰る可能なサカナの数量が規定されている。
その範囲内ならいい・・・・・契約上、漁協規則上、条例上はね。
お土産付きの渓流釣りと東京ディスニーリゾート。
安価でお土産物付きの渓流釣りに、東京ディスニーリゾートの入場者数を上回る人が来るか?
来ない。
レジャーとしての釣りは、キャッチ&リリースが基本だ。
釣り人は、楽しい思い出のための日釣り券や年券を購入する。
そのために、漁業組合は、魅力的な釣り場を作る。
これからの漁協組合の方向性は、そうあって欲しい。
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