2022.7.28 GO TO シャロムの森
釣果13匹(ヤマメ13イワナ0)
この記事を最後まで読んでもらえると、次のことがわかります。
コロナ感染防止・拡散防止対策については、こちら
状況
2022.7.28シャロムの森の状況
- 天気 晴れだったが、13時以降雷雨
- 気温 25℃(9時半管理棟)
- 水温 18℃(10時L3入渓点)
- 水位 増水(例年比較)
平水(前回釣行2022.7.25比較)
- 風 無風
- 虫 アブ、ブユ、ハエ、スズメバチ(管理棟)
ハエ?(L3入渓点)
日本気象協会 みどり市1時間天気は、こちら
シャロムの森公式HPは、こちら
サカナの活性
午前中はいい天気で、曇りの予報だったが、陽射しに青空でいい天気だった。
少々雲があり、その雲が上流から下流へ流れている。
これは・・・・・ヤバイ!?
予感的中・・・・
12時過ぎて急に黒雲。
13時以降カミナリ+豪雨。
水面が雨粒で乱れまくり、急激に濁りも発生、。
ドライフライで気持ちよく楽しめる状況ではなくなった。
サカナも急激な水温低下と濁りによって水底に沈んだ様子。
コロナが再流行しつつ、現在発熱は厄介・・・・・っと判断し、13時半釣行終了。
残念!
結果的に10時半から13時までの短時間釣行。
フライは、12番スズメバチカディス。
12番スズメバチカディスの釣果実績
水面付近に羽虫が確認できない状況であったが、ポイントごとに最低1回は反応があった。
高活性・・・・・だが、L3なので入渓者の痕跡が至る所に発見できる。
『シャロムの森といえば、L3!』
っというくらい、1番人気の区間
サカナがフライに対して神経質になっている感じ。
Uターン、突っつく等の反応が多い
最近は、Rの上流でイワナを相手に遊んでいた。
Rの上流部の素直なイワナから一気にLのちょっと神経質なヤマメという変化についてゆけていない。
ポイントの見極めやアワセのタイミング、
最悪だったのは、ストーキング
「しっかりとフッキングさせた」っと思ったら、フックアウトが多くあった。
活性云々を言う前に、ストーキングのミスが多かった。
Rのイワナは意外と大胆に接近しても逃げられることは少なかった。
逃げられたとしても、
5分も待っていれば大小問わず、だいたい戻ってきたし、
10分も経過すればフライに反応してくれた。
こんな調子でL側でサカナに接近すると、100%逃げられた。
そして、もう戻ってこない・・・・・。
増水でサカナが潜んでいると考えられるポイントが多く、
ヤマメを意識したポイントの取捨選択がイマイチだった。
- 15〜20センチのヤマメは、ポイント下流の沈み石付近に潜んでいた
- 尺に近い大きなヤマメは、ポイント上流の白泡の底にいる感じ・・・
大きなヤマメは釣れていないので・・・・憶測(笑)
この1匹をどう釣ったか?
今日は、L3を釣っている。
L3といえば、シャロムの森の1番人気。
戻り梅雨やら台風やらがあったが、入渓者がいないわけがない。
サカナがスレ気味なのは、覚悟の上だ!
時間は、11時過ぎ。
この頃は、まだ太陽が出ていた・・・・。
僕自身もカミナリの襲来のことなんて、すっかり忘れていた。
この2時間後には、ずぶ濡れになるのだが・・・・
ポイント解説
流れは、単純。
こんなポイントでは、サカナがどこに潜んでいるか?を的確に予想することが釣れる?釣れない?を大きく左右する。
さらに、ポイントを観察する。
サカナは、目視できない。
変更グラスを使用しているが・・・・
水面の変化等も観察しているが、これといって異常ナシ。
こんな時は、岩陰に潜んでいる可能性が高い。
点線より上流側で急激に深くなっている。
ここには、良型のサカナが潜んでいるだろう・・・・・。
写真右奥の大岩沿いにも良型のヤマメか?良型のイワナか?が潜んでいる感じ。
っと、このあたりに目がいってしまう。
ここで、これらのポイントに接近すると、まず釣れない。
手前に小さめのサカナが門番として潜んでいることが多いからだ。
門番サカナとは、いいポイントの下流に潜んでいるサカナ
いいポイントに入りたいが、良型のサカナが居て、入れない。
門番サカナが釣り人の接近を感じ、上流に逃げる
↓
いいポイントに潜んでいる良型のサカナが釣り人の接近を知る
↓
捕食行動を起こさない
まずは、門番サカナを釣る。
門番サカナは、頻繁に良型のサカナに追い回させれて、いつもビクビク
一方で、食欲旺盛
ポイントの真ん中に美味しそうなフライをキャストすれば、一目散に走ってきて咥えるのが普通。
このポイントなら、F辺りだろうか?
実釣
Fにキャスト。
ポイントとの距離は、10m位かな?
着水・・・・・一目散に左岸の岩陰から黒いモノが・・・・・フライが消える。
フライは、もちろん12番スズメバチカディス。
予想通りの展開だ!
サカナにファイトさせず、一気に取り込む。
次に、本命ポイントにキャスト。
キャスト位置は、門番サカナを釣った場所と同じ。
本命ポイントとの距離は、12m位かな?
ゆっくりとフライが流れて・・・・・・消えた!
一呼吸・・・・・
アワセ・・・・・
フライが宙を・・・・・(すっぽ抜け)
予想は良型のイワナだったが、どうやら良型のヤマメ・・・・・アワセが遅かったようだ。
どんなポイントで、どんなサカナが釣れたか?
サカナが出たのは、全て写真の中央付近です
写真のどこにサカナが潜んでいたか?
想像してみよう!
後記(門番サカナをまず釣ろう!)
良型のサカナは、いいポイントに潜んでいることが多い。
いいポイントとは、下記の2条件を満たす場所
- エサが多く流れてきて、捕食しやすい場所
- 身を隠せる場所が近くにあること
釣り人は、このことを知っている。
一方で、サカナの後方視界はよくない。
これも釣り人はよく知っていて、接近する時は下流からが多い。
良型のサカナがいいポイントでエサを獲り続けるには、この後方視界不良を利用して接近してくる敵を早く察知する必要がある。
門番サカナとは?
門番サカナとは、いいポイントの下流に潜んでいる小さめのサカナ
小さなサカナもいいポイントでいっぱいエサを喰って大きくなりたい。
これは、サカナだけでなく動物の本能だ。
小さなサカナもいいポイントに接近してくる。
これを強いサカナ(良型のサカナ)は追い払う。
これを何度も繰り返す。
すると、小さなサカナは良型のサカナが喰わなかったエサを求めて、いいポイントの下流に潜む。
大きなサカナは、流れくるエサをすべて喰うわけではないようだ。
もちろん、実際の喰い損じもあるが、意図的な喰い損じもあるように思う。
こうすることで、小さなサカナは、いいポイントの下流に定着する。
この過程によって、いいポイント下流に定着した小さめのサカナが門番サカナである。
良型のサカナが敵を察知する方法
門番サカナは、頻繁に大きなサカナが追い回されている。
門番サカナは、いつもビクビクして、周囲への警戒を怠らない。
下流から釣り人が接近してくる。
↓
最初に門番サカナがその気配を察知して、一目散にいいポイントに身を隠す。
↓
この行動から良型のサカナは釣り人が接近していることを知る。
このように良型のサカナは後方視界不良という弱点を補い、いいポイントでエサを獲り続けることができる。
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