2022.6.20 GO TO シャロムの森R3
釣果19匹(ヤマメ16イワナ3)
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状況
2022.6.20シャロムの森の状況
・天気 晴れ時々曇り
・気温 24℃(9:30受付棟付近)
・水温 13℃(10:00R3入渓点)
・水量 増水(2022.6.16釣行との比較では、変わらずかな?)
・風 無風
・虫 入渓時ナシ。12時を過ぎて、小型の蛾。
*林業作業による枝等が林道に若干残っている。
*倒木箇所や落石箇所がある。パンクが怖いなら、歩いた方が無難。
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サカナの活性
今日は、久々にR3を釣り上がる。
これまでR側で林業作業していたようなので、正直ちょっと遠慮していた。
僕は下流から1日1区間ずつ釣っていくのが、基本だ。
しかし、林業作業で処理しきれなかった杉の枝等が河川にもあることが予想される。
切ったばかりの枝、倒れたばかりの木などでポイントが形成されていても、サカナがついていないことが多い。
あくまでも、個人的な見解です
ゆえに、林業作業を行なっていた上流に入渓した。
週末の入渓者はいなかったようで、サカナの反応は全体的にいい。
増水により本来チャラ瀬のはずの場所も立派なポイントとなっている。
こんなポイントには、主にヤマメが入っている。
迂闊に接近すると周辺のポイント全部がダメになる傾向がある。
要注意だ!
ヤマメは瀬に入っていて、積極的に12番スズメバチカディスに反応してくれた。
12番スズメバチカディスの釣果実績
R3の後半は通常イワナが主体となるが、増水のためか?ヤマメの反応がほとんど。
イワナは神経質な感じで、Uターンや突っつく程度の反応がほとんど。
土砂崩れや落石で新しくできたポイントは、いい感じであっても、まだサカナが入っていない。
判断は、ポイントを形成している岩や石がツルツルしているか否か。
- ツルツルなら、川の中に存在していたので、サカナも違和感なく、潜んでいる。
- ザラザラとかゴツゴツなら、崖等から落ちてきたものなので、サカナにとって違和感があり、潜んでいないことが多い。
底石が白い場合、全く反応がない
全くの私的見解ですが・・・・
ヤマメは瀬に入っていて、積極的にフライに反応してくれた。
R3の後半は通常イワナが主体となるが、増水のためか?ヤマメの反応がほとんど。
イワナは神経質な感じで、Uターンや突っつく程度の反応がほとんど。
この1匹をどう釣ったか?
ここは、R3を代表するポイント。
シャロムの森に遊びに来たら、「ここかぁ〜」っと思って欲しいので、ポイント全体像は載せない。
ポイント解説
結論から言うと、ポイント③にイワナは浮いていた。
では、なぜ他のポイントにサカナが潜んでいなかったか?
ポイント①
薄暗く、流れも緩やか、底石もある・・・・イワナが好みそうなポイント。
イワナが浮いていてもいいのだが・・・・今回はここに潜んでいなかった。
ポイント②
ここに浮いていることは、ない。
倒木の下にイワナが潜んでいて、勢いよく飛び出してくることはある。
- 増水なら10番より上のフライが必要
- 平水、渇水時なら12番〜14番くらいのフライだろうか?
「倒木の下に潜んでいる」ってことは、直近の入渓者がいると判断できる。
今後の釣りを考えるヒントを得られる。
このポイントで反応がないときは、
- 直近の入渓者によって釣られている
- ニンフを使用していた
ポイント③
今回は、ここでイワナが浮いていた。
このポイントでイワナが浮いていると、直近の入渓者はいないと考えていい。
または、ドライフライでチャレンジして逃亡されたか・・・・・・
流れも緩く、水深もある。
いざとなったら倒木の下に逃げられるという捕食しやすく、逃げやすい。
まさに、「ここにいなくてどこにいるの?」って感じのポイント。
ポイント④
渇水時にサカナが浮いているポイント。
サカナはイワナが多いが、ヤマメってこともある。
2本の倒木の間の奥に定位している
釣れたことは、覚えている限り2回ほど。
いずれも2本の倒木の間をフライが奇跡的に通過してのリアクションバイト。
いずれも一気に引き抜けるほどのサイズというが残念だが・・・・・。
フライを消耗しやすいポイントなので、あまり熱くならないこと
諦めが肝心だ!
2本の倒木の手前・間にフライを置いても、サカナは反応してくれない。
経験上・・・・
ポイント⑤
反転流ができていて、暗く、イワナが潜んでいそうなポイント。
- 反転流の底は岩盤で、しかも浅い
- 平水や渇水なら水はない
増水が長く続いているので、潜んでいてもおかしくないが、それよりもいい餌場(ポイント③)が近くにある。
実釣ポイント③
今日はポイント③でイワナが目視できたので、これを狙う。
フライは、スズメバチカディス。
枝が張り出していて、バックスペースがない。
バックキャストなし、フォルキャストなしでロッドのしなりのみでキャストする。
フライは指で摘んだまま
フライがFに着水・・・・・すぅ〜〜〜っと咥えた!
反射的にアワセ・・・・・すっぽ抜け・・・・・
一呼吸・・・・・忘れました
イワナは倒木の下に隠れたようだ。
フックがイワナに触れたような感触はなかった。
直近の入渓者がいない
ことを考えると、短時間うちにこのポイントに戻ってくる可能性が高い。
同じフライでは警戒される・・・・のは?
ってことで、フライを14番CDCに変更する。
14番CDCの釣果実績
フライを交換し、メンテナンス完了、ティペットを新品にした。
やはり、イワナが戻ってきた。
さらに、黒糖棒3本のモグモグタイム。
その間に、ライズ2回を確認。
もういいだろう、勝負だ!
フライを指で摘んで、フォルキャストなしでシュート。
フライが、Fに着水・・・・イワナに向かって流れていく。
イワナが寄ってこない・・・・・頭上を通過・・・・・バシャ!
身をよじって、フライを咥えた。
どんなポイントで、どんなサカナが釣れたか?
サカナが出たのは、全て写真の中央付近です
写真のどこにサカナが潜んでいたか?
想像してみよう!
後記(夏ヤマメと春イワナが混在する一日に翻弄された・・・・)
ヤマメには12番スズメバチカディスが有効だったが、イワナに対しては・・・・・だった。
イワナには、14番CDCだったかもしれない・・・・。
そうすれば・・・・あと10匹追加も・・・・っと思う。
まぁ〜〜、釣り人ですから・・・・・
察してください
僕の感覚では、
14番CDCは、春のフライ
12番スズメバチカディスは、夏のフライ
今日はヤマメにとっては夏の日で、イワナにとっては春の日だったかもしれない。
こんなサカナにとっての季節の変わり目に出会うこともある。
釣り人の思考は、混乱するのだが・・・・・
ヤマメの春はイワナより早く訪れ、ヤマメの夏もイワナより早く訪れる。
そして、ヤマメの秋はイワナと同じくらい?
ヤマメの冬はイワナより遅く訪れる。
西洋毛ばり人
っと思っていながら、対応できない自分が情けない。
いい経験をさせてもらった。
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