この記事を最後まで読んでもらえると、次のことがわかります。
⑤後記(ドライフライに適したティペットは?ナイロン?フロロカーボン?)
①2023.11.29赤久縄の状況
- 天気 晴れ
- 気温 7℃(ルアー・フライエリア駐車場9時半)
- 水温 9℃(上流自然渓流エリア2中間点11時)
- 水位 減水(前回釣行2023.11.15との比較)
- 水位 平水(例年との比較)
- 風 時々強風
- 虫 若干の小型カゲロウ
日本気象協会 藤岡市1時間天気は、こちら
赤久縄公式HPは、こちら
ヤマメ・イワナの活性
時々の強風で寒い・・・・。
風対策として使用するレインウェア(上)を見事に忘れ、フリースのみの防寒対策。
体感的には氷点下・・・っと思う。
渓流から見上げる小さな空では雲が飛んでいく。
そういえば、関越道?からみた浅間山の山頂には傘雲がかかっていたなぁ・・・。
一日中強風だな・・・っとテンションが下がる。
今日は、上流自然渓流エリア2を釣る。
最下流から上流をみると、誰もいない。
ヨシ!
しかし、誰もいない理由がすぐに分かった。
反応がない。
流れの中にヤマメ・イワナ・ニジマスと勢揃いしているのだが、表層にはいない。
川底ベッタリ・・・・。
水温9℃だから流れ(瀬)に入っていると思ったのだが、入っていない。
おそらく直近の水温が乱高下しているのだろう。
この時点で苦戦・・・・の予感。
案の定、最下流の橋から本格的な山岳渓流が始まる場所まで反応が5回・・・ヤマメ1。
「ドライフライでは、かなりキツイ・・・・いや、勉強になる!っと考えよう」っと無理矢理テンションを上がる。
本格的な山岳渓流の入り口付近から反応が多くなる。
11時半・・・・水温が若干上がったのかもしれない。
12番スズメバチカディスに反応してくれる。
12番スズメバチカディスの最近の釣果実績
反応っと言っても直前Uターンが多いし、ちょっと触れる程度の反応がほとんどだ。
水温の乱高下の影響がもろに現れている。
超高速アワセ・・・・だが、フッキングが甘く、フックアウトやスッポ抜けが連発する。
そんな時に限ってイワナが・・・・なかなか難しいもんだ。
ライズはない。
数回小型のカゲロウが水面付近をユラユラ?フラフラ?飛んでいたが、いずれも水面を割ることはなかった。
今日のターゲットもイワナなので、緩い流れや止水域を狙うのだが、ヤマメが釣れる。
イワナは川底ベッタリ・・・・しかも、ヒザ水深の場所。
何度フライを流しても反応はさせることはできなかった。
せめてスネ水深なら・・・っと思うのだが、実力不足を自覚させられる。
釣果15匹!すべてのポイントを公開!
サカナが出たのは、全て写真の中央付近です
写真のどこにサカナが潜んでいたか?
想像してみよう!
後記(ドライフライに適したティペットは?ナイロン?フロロカーボン?)
ティペットをフロロカーボンからナイロンに代えて、4釣行を終えた。
数値的なデータは取っていないが、実感としてはフッキングミスは減った・・・・ような。
以前だと、ネットインと同時にフックアウト・・・ってことが多かった。
最近の釣行ではネットイン後もしっかりとフッキングしており、フォーセップを使用する場面が増えた。
一方で、アワセと同時にサカナが飛んでくる場面が増えた・・・。
つまり、アワセが強すぎるってことだが、これはおいおい調整してゆきたい。
さて、なぜティペットをフロロカーボンからナイロンに代えただけでこうもフッキングミスやフッキングの具合に違いが出ているのか?が疑問だ。
自分なりに考えてみる。
ドライフライを流している時のフロロカーボンとナイロンの状況を確認する。
前提として、水面上のタルミはナイロンとフロロカーボンは等しいとする。
さらに、水中にあるティペットはアンカーの役割もしていると考えられる。
フロロカーボンティペットは、ナチュラルドリフトに有利・・・・と言える。
しかし、アワセについてはどうか?
まずフロロカーボンの方がナイロンよりも大きなタルミがあるので、大アワセが必要だ。
アワセのパワーについてはナイロンがフライ?に直接パワーが伝わるのに対して、フロロカーボンは水中にある部分を空中に出すためにアワセのパワーが消費され、その残りがフライに伝わる。
つまり、ナイロンの方が強いアワセとなる。
こう考えると、
ナチュラルドリフトについては、フロロカーボン優位。
アワセについては、ナイロン優位。
総合的に判断するしかないが、アワセを課題としている僕の場合はティペットはナイロンが適していると言える。
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