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2023.4.23養沢毛鉤専用釣場の状況
- 天気 曇り
- 気温 18℃(11時受付棟)
![](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2023/04/915fb1f992ca109be2ad565a6a09079d-1024x450.png)
- 水温 12℃(11時半下弁天)
- 水位 減水(前回釣行2023.4.11との比較)
- 水位 少なめ(ようさわ便り2023.4.25)
- 風 無風
- 虫 カゲロウ、蛾、ミッジ
日本気象協会 あきる野市1時間天気は、こちら
養沢毛鉤専用釣場公式HPは、こちら
ヤマメの活性
11時に到着し、釣場全域をクルマで見回る。
- 受付棟駐車場5台
- 早淵駐車場0台
- 神谷橋駐車場1台
- 神谷堰堤駐車場3台
受付番号7番だが、招待3人入渓しているとのこと。
スタンプカード満杯での招待だから、3人はかなりの腕自慢の方だろう。
とすれば、招待者は上流に行ったに違いない・・・っと予想。
下弁天入渓。
「口開ければ、虫が入る」って感じの虫の量なので、ライズもぼこぼこ。
容易に釣れそうだ!
っと油断したのが、マズかった。
出るには、出るのだが・・・・・フッキングミスの嵐。
スッポ抜けならまだ次の可能性があるが、ズッシリと重い感触の後にフックアウト。
それでも、なんとかニジマスを釣り上がる。
フライは、14番CDC。
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14番CDCの主な釣果実績
フラットな水面でヤマメには見向きもされないが、ニジマスにはウケがいい。
気がつくと、テンカラさんに追いつかれてしまった。
ドンドン釣り上がる。
ニジマスの反応がほとんどで、ファイトで右往左往・・・・ニジマス1匹でポイントが全滅する。
ポイントを休ませると、反応が回復する。
釣れた後3分、フライを交換しつつポイントを休ませる。
そして、ドンドン釣り上がっていく。
気がつくと、テンカラさんはいなくなっていた。
ようさわ便りで記述されているように、水位は少なめ・・・・サカナが神経質になっているわけではない。
放流ポイントの大きめのプールの下流ではニジマスやヤマメが容易に目視できるが、反応はない。
要するに、スレている・・・?
ニジマスばっかりとテンションが下がった時に、やっとヤマメが釣れた。
再びテンションが上がる・・・・が、その後ヤマメの反応が遠のく。
減水なので、まだサカナが移動していない。
放流地点に的を絞って釣り上がると、効率的に反応が得られるだろう。
具体的には、下記の条件を満たしていることが重要だ。
効率的に釣れる条件
・大きな縦長のプール
・ヒザ水深
・流れがしっかりとしている
・ポイント付近の水底や石にノリが付着していない
海入道橋から松葉手前までは、水深がなく、ポイントが少ない上に、水底の石にノリがびっしりと付着している。
サカナがいない。
反応がない。
14番CDCはカーブフックを使用しているので、すぐにノリが引っかかる。
こまめノリを除去しているが、はっきり言ってメンドーだ!
このヤマメをどう釣ったか?
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![](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_5552-1-768x1024.jpeg)
このポイントに到着した時に、うっかり棒立ち姿勢となり、手前の水面付近にいたヤマメを走らせてしまった。
それでも、ヤマメの姿は確認できないものの、ニジマスは相当数の目視できる。
受付棟付近の下弁天からのエントリーとあって、9割方ニジマス・・・・。
それでも水面付近にミッジが飛び回っており、時折小型のカゲロウも出現する。
河川の規模に対してサカナの量が多いのであろう。
生存競争が激しい・・・・小型カゲロウだけでなく、ミッジにも盛んにライズしている。
ドライフライマンには、非常に嬉しい釣場である。
14番CDCを水面に落とすと、ニジマスが元気に咥えてくれる。
1〜2匹ニジマスを釣ると、反応が鈍くなり、Uターンが増えてくる。
同じ位置からフライ投下地点を手前から流芯・・・・そして、対岸付近へって感じで変えてやると、継続して反応が得られる。
「手前→流芯→対岸」
と釣って反応がなくなったら、上流側にフライを投じる。
上流側でも、「手前→流芯→対岸」とフライを投下していくと、反応が継続する。
さらに、上流側で反応が得られなくなったら、下流側も同様に釣っていく。
そんな感じでドンドン?釣り上がっていく。
この方法ではニジマスを多く釣ることができる。
しかし、ヤマメを釣るのは・・・・・。
養沢毛鉤専用釣場のメイン魚種は、ニジマスだ。
ニジマスは、ヤマメより一回り・・・いや、二周りほど体格がいい。
効率的に捕食できる場所にいるのは、ほとんどニジマスだ。
ヤマメは・・・・・追い出されている?
ヤマメを釣るには、沈み石がある速い流れや白泡付近を攻めるしかない。
ポイント
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![](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2023/04/7e8bf8b8ffe3851c41448b8eb2e0a8cf-768x1024.jpeg)
水深があり、流れがゆっくりとなってくる場所には、ニジマスが多く目撃できた。
ここに落とすと、ニジマスは高確率で釣れるだろう。
しかし、ニジマスは十分に釣ったので、今度はヤマメを釣りたい!
流れが速い場所・・・・沈み石・・・・。
沈み石という点で難があるが、ヤマメが釣れるとすれば、ここしかない。
実釣
キャスト位置から白泡まで15m・・・・?
14番CDCを選択し、15mというとしっかりホールを入れて無風状況なら釣りになる距離・・・。
前進して距離をつめる方法もあるが、それではニジマスに走られて、ポイント全体が全滅してしまう。
どう考えても15mの距離を投げ切るしかない。
しかも、ニジマスが定位している場所にラインを置くことになるので、チャンスは1回だろう。
フライは、14番CDC。
![](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_0362-min-3-768x1024.jpeg)
14番CDCの主な釣果実績
14番CDCは、この時期に最も信頼できるフライ。
釣り上がりでも、ライズでも使用できる万能フライだ。
しかし、欠点として空気抵抗が大きく、ロングキャストには向かない。
ティペットを交換し、フライをメンテナンス・・・・フライ交換はしない。
胴体が少し濡れているくらいの方が空気抵抗が小さくなって、若干飛距離が出る・・・・・ような気がするからだ。
![](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2023/04/93882c6fcac5b4b41828e983e9988031-768x1024.jpeg)
ニジマス上空をラインが通過しないように、フォルキャスト2回。
しっかりとラインを伸ばして、ホールを入れる。
このポイントは、上空、後方とも障害物がない。
シュート!
ニジマスがさっと沈み石に隠れるのが、視界の端で確認できた。
上流側に逃げたヤツは・・・・いない・・・・っと願う。
フライがFに着水。
白泡右側・・・・速い流れに乗って、手前の岩に影に入り、視界からフライが消えた。
縦のメンディングで流芯を流れるラインにスラックを入れる。
白泡の中からフライを追うサカナは確認できない。
・・・・・・・・・・フライが流れてこない?
一応、アワセ・・・・らしきものをいれてみる。
穂先にブルブルという生命感!
釣果22匹!すべてのポイントを公開!
![<strong>西洋毛ばり人</strong>](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2022/03/onigiri_character_tenmusu-min-e1647637487944-150x150.png)
サカナが出たのは、全て写真の中央付近です
写真のどこにサカナが潜んでいたか?
想像してみよう!
![](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_5512-768x1024.jpeg)
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![](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_5514-768x1024.jpeg)
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後記(午後から入渓でも潔く退渓する余裕)
今年は、養沢毛鉤専用釣場に通うことになりそうだ。
っと言っても、午後からだが・・・・。
午後から釣行で一番頭を悩ませるのは、カミナリ!
朝一の6時に入場・入渓して、14時にカミナリが・・・・というのであれば、決断もスムーズだろう。
しかし、今日のように11時に1日券を購入して14時カミナリでは正しい決断ができないかもしれない。
養沢川は、普段ゆっくりゆったりと流れる里川。
危険な川では、ない。
管理も行き届いて、誰もが釣れる川だろう。
しかし、山幹部でカミナリ・・・・ゲリラ豪雨があったときは別だ。
養沢に通い始めた頃の話。
午前中神谷堰堤上から入渓し、ガンガン釣り上がり、赤保谷まで釣り上がった。
木和田平橋の駐車場にクルマを止め、松葉から再入渓。
当時の僕の定番コース。
その頃の松葉は、入渓者が少なく、今よりも水深があり、よく釣れた。
気をよくして、さらに釣りあがった。
ニジマスがひっきりなしに釣れたのは、よく覚えている。
養沢フィッシングセンター付近で水の色がやや茶色になった。
水位は変化なし。
雨は降っていないが、微かにゴロゴロとカミナリの気配がある。
15時・・・・・納竿するには、ちょっと早いし、よく釣れている。
もう少し釣るかっと思ったが、上流からの空気が冷たくなった。
養沢フィッシングセンター付近は木々が上空を覆い空の様子を確認できない上に、上流側の雲の様子も木々や山で確認できない。
なんとなく暗くなってきたように感じたので、納竿して、瀬音の湯に行くことにした。
前進するより後退した方が早く退渓できる位置のなので、迷わず後退し退渓。
ゆっくりとクルマに向かう。
クルマに着くと、他の釣り人が集まっていた。
川を覗くと、濁流。
水位は30センチはあがっている。
「すごいですね〜〜〜」っと皆さんが言っている。
僕もこの会話に混ぜてもらい、話を合わせた。
が、ほんの3分?5分?前まで川にいた・・・・・笑顔で会話をしていたが、おそらくその笑顔はひきつっていたに違いない。
こんな経験があるので、午後から入渓でも潔く退渓できる余裕がある釣行を心がけたい。
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