【釣果21匹ヤマメ21イワナ0】シャロムの森2023.3.29

シャロムの森釣行

この記事を最後まで読んでもらえると、次のことがわかります。

①2023.3.29シャロムの森の状況

②ヤマメの活性

③メインフライ「14番CDC」

④このヤマメをどう釣ったか?

⑤釣果21匹!すべてのポイントを公開!

⑥後記(山の春は、羽虫からやってくる?)

 

 

2023.3.29シャロムの森の状況

  • 天気  晴れ
  • 気温  7℃(9時管理棟)
気象庁 過去の気象データ検索(2023.3.29桐生市)より引用
  • 水温  6℃(9時半R1入渓点)
  • 水位  増水(例年との比較)
  • 風   無風
  • 虫   カゲロウ、蛾、ハエ、ミッジ

 

気象庁過去の気象データ検索は、こちら

シャロムの森公式HPは、こちら

 

ヤマメの活性

今日は、R1から釣行開始。

シャロムの森公式HPより引用

土日と全国的に雨だったので、シャロムの森も例外なく相当な雨が降ったようだ。

入渓点で釣り支度をする前に、水温を測る。

6℃・・・・・もう少し高いといいのだが。

しかし、土日に相当な雨量があったことを考えると、6℃でも高い方かもしれない。

増水で水温低下・・・・という最悪の状況でないと信じることにする。

  

増水なので、流れの緩いポイントを中心に釣り上がっていく・・・・が、反応がない。

水温6℃なので、チビヤマメは細かいポイントに移動したと考えていたが、細かいポイントでも反応がない。

 

こんな時には、真逆のことをやってみる。

ダメモトっ奴・・・・・。

流心を上から下までしっかりと流す。

再度流芯の上から下までしっかりと流す・・・・つもりで白泡の中にフライを投げ入れる。

フライは14番CDC。

14番CDC

白泡が切れる否かの場所でヤマメがフライを飛びついた。

あっけなく釣れてしまった・・・・。

今日の傾向

  • 大場所のみで反応がある。小場所にはチビヤマメさえいない。
  • スネ以上の水深
  • 白泡の切れ目、乱れた水面で反応がある。
  • 上流から下流まで一気に流す必要がある。

 

今年のシャロムの森は良型揃いだが、数が少ないように感じる。

大きめのポイントには大小様々なヤマメ・イワナが生息している。

良型揃いなのでチビヤマメのように引き抜いて、一つのポイントから複数のサカナを釣り上がることが難しい。

ちょっとしたファイトをさせて、ネットイン・・・・だからだ。

 

水温の上昇とともにチビヤマメ・チビイワナから大きなポイントから出て細かいポイントに棲みつく傾向がある。

増水だから細かいポイントからチビヤマメが多く釣れるか?っと思ったが、実際には細かいポイントからは全く反応がない。

春は新入生や新社会人などで引越しシーズンのはずだが、ヤマメ・イワナの引越しは、まだ先のようだ。

 

このヤマメをどう釣ったか?

今年のシャロムの森の標準サイズ?って感じのヤマメが釣れた。

水温6℃とあって、羽虫はそこそこ確認できるものの水面への反応はイマイチ・・・・?

ライズの有無を意識的に探しているが、遭遇したのはLとRとの分岐点にかかる橋の下のみ。

 

そこそこ低水温なので、緩い流れやフラットな水面、反転流など教科書通りのポイントを狙っていく。

大場所は当然だが、細かい場所にもフライをキャストするが、反応はない。

 

そんな状況でこのポイントに到着する。

今日の傾向に確信を持てたポイントは、ここだった。

今日の傾向

  • 大場所のみで反応がある。小場所にはチビヤマメさえいない。
  • スネ以上の水深
  • 白泡の切れ目、乱れた水面で反応がある。
  • 上流から下流まで一気に流す必要がある。

 

ポイント

ポイント①

スネ水深、あるかどうか?という感じだが、大きめの沈み石がある。

その沈み石の上流側にヤマメが定位していると予想。

ポイント②

止水。

潜んでいるとすれば、岸壁にへばりつくようにイワナ。

水温6℃なので、ヤマメもあり得る。

しかし、目視する限り魚影は確認できない。

ポイント③

流れと岸壁との間にできた緩流帯。

岸壁にへばりつくようにイワナ?

流芯脇ならヤマメ?

本命ポイントである。

 

実釣

実釣ポイント①

流れはあるものの、水面がフラット?なので、沈み石付近にフライをキャストし、リアクションバイトを狙う。

3回ほど少しずつ投下地点を変えて、キャストするも反応ナシ。

 

実釣ポイント②

止水なので、こちらもポイントをフライで直撃、リアクションバイトを狙う・・・・・が、反応ナシ。

 

実釣ポイント③

水面フラットな緩流帯。

岸壁間際、ポイント中央とフライをキャストしていくが、反応ナシ。

う〜〜〜〜んっと唸ってしまうほど、反応がない。

足跡?と思われる痕跡があるにはあったが、真新しいものではなく、サカナの反応に影響はないと判断している。

ここまで反応ナシ・・・というのは、やはり過去の入渓者の影響が残っているか?と邪念が出る。

そんな邪念からか?キャスティングに余計なチカラが入ってしまった・・・・。

予定投下地点F0を遥かに通り越し、F1に落下。

ピックアップ・・・・・は、なぜか?しなかった。

とてもドライフライに反応できるスピードとは思えない。

出た!

フライを追いかけ、ジャンピングアタック!

こういう出方だと、大概スッポ抜けなのだが、幸運にもしっかりとフッキング。

こういう出方だと、やはりチビヤマメ・・・・。

 

再び実釣ポイント①

チビヤマメを釣って?釣れてしまって?ちょっとひと休み。

生理現象を処理し、ティペットを交換し、フライも交換・・・・・糖分補給。

フライは、14番CDC。

その間も流れから目を離さないというのは、フライマンの性だろう。

 

水面をパタパタとカゲロウ?蛾?が流れて、ポイント①の沈み石上流でヤマメが飛びついた。

ライズ発見!

急遽糖分補給を終了し、ロッドに握り、水面に目を配る。

しばらく観察・・・・ライズもヤマメも確認できない。

 

ライズ直前の状況を必死に思い出す。

  • 虫はパタパタ・・・・水面でもがく感じ。
  • どの辺りから流れてきたか?は不明だが、かなり上流から流れてきたのは確実。

虫が水面をもがく様子は、流れがあるこの状況では再現するのは難しいが、フロータントをたっぷりと使用して水面とフライとの接触面積を小さくすることはできる。

そして、かなり上流にフライを投下してナチュラルドリフトさせる。

こんな作戦を立てた。

 

交換したばかりのフライにさらにフロータントをつける。

粉だらけ・・・・・。

フロータントの付着でさらにフライの空気抵抗が大きくなっているので、ラインスピードを高めに、水面スレスレにキャスト。

ターンオーバーする直前にロッドを倒して、フライをフワッと落下させると同時にスラックを入れる。

 

1回目にポイントを攻めた時のフライ投下地点は、A。

Aと比較すると、今回はかなり上流のFに投下した。

Fから流芯を流れる14番CDC。

沈み石のやや下流Hでヤマメが14番CDCに飛びついた。

  

釣果21匹!すべてのポイントを公開!

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

サカナが出たのは、全て写真の中央付近です

写真のどこにサカナが潜んでいたか?

想像してみよう!

 

後記(山の春は、羽虫からやってくる?)

管理棟に到着すると、カゲロウがふわふわと飛んでいる。

なんの鳥だかわからないが、鳥の声が凄い!

鳴いている・・・・っというより、叫んでいるという表現がぴったりだ!

鳥の姿もあちこち・・・・クルマのボンネットでひと休みする輩もいる。

僕が確認できる以上に虫が出ているのだろう。

サカナの活性にも期待が持ている。

 

林道をe-MTBで走行していると、大きな水溜り。

ゲロゲロとカエルの声・・・・産卵行動?

鳥がやけに低空飛行で飛び回るのも納得だ。

木々は芽吹いていないが、春は確実に来ている。

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