2022.4.25 GO TO 上野村漁協中ノ沢毛ばり釣り専用区BC区間
釣果11匹(ヤマメ4イワナ7)
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状況
2022.4.25状況
上野村漁協 中ノ沢毛ばり釣り専用区BC区間
- 天気 晴れ
- 気温 15℃(9:30川の駅)
- 水温 10℃(10:00C入渓点)
- 水量 増水状況
- 風 無風
- 虫 蛾、ハチ?、ハエ?、ミッジ
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サカナの活性
昨日は日曜日っとあって、水際には無数の足跡がある・・・・・。
当然サカナもスレ気味・・・・・っと思ったが、そんなことはない。
細かいポイントからは、きちんとフライが入れば、必ず反応がある。
大きいポイントでも距離をとれば、素直に出てくれる。
こんな高活性?
昨日は、ホントに日曜?
嬉しい誤算
平水なら好ポイントっと思われる場所でも流れが速く、ポイントが実質潰れている・・・・・。
増水なので、10番ピーコックパラシュートをメインに使用した。
が・・・・なにを血迷ったか?
TXL0番のロッドを選択してしまった
- ロングティペットを使用できない。
- イワナのファイトをコントロールできない。
っという・・・・なんとも情けない状況が続くことになる。
10番ドライフライに尺イワナ?
しか出ないっという状況
・・・・嬉しいのだが・・・・・。
今年の中ノ沢毛ばり釣り専用区のイワナは、元気いっぱい!
0番ロッドでは、尺イワナ?の動きをコントロールできず、フックアウトを連発・・・・・。
負け惜しみ・・・・
11時半〜13時半に
10匹以上は連チャンでフックアウトさせている・・・・・
自分でも血迷ったという思うだが、その時はこれも練習だと・・・・
0番ロッドを使用し続けたが、ついに諦めた。
午後?からTXLーF2番に変更。
10番ドライフライも楽にキャストでき、細かいポイントにも比較的遠くから入る。
今日の釣果の殆どがTXL-F2番によるもの・・・・・フライとロッドとの関係を改めて考えさせられた。
低番手ロッドで10番くらいの大きなフライをキャストするには、
ラインスピードを上げる・・・・・
これは、正しいと思う・・・・・が、限界もあるのだ。
- これから中ノ沢毛ばり釣り専用区に出陣される方は、10番、12番・・・・を多めに持っていくことのが、オススメ!
- 低番手ロッドは封印し、3番以上のロッド!
14番CDCは、フラットなプールでヤマメ1匹を釣っただけ・・・・・ちっこいフライは不要だ!
中ノ沢毛ばり釣り専用区は、大きいフライが絶好調!
この1匹をどう釣ったか?
10番ピーコックパラシュート
2番ロッドに変更後の最初のポイント。
フライは、10番ピーコックパラシュート。
10番ピーコックパラシュートの釣果実績
指を濡らして、ピーコック部分を摘む。
ピーコック部分を濡らすと同時に指で摘んだまま、ハックルにドライシェイクスプレーを大量に吹き付ける。
これで、ピーコック部分が確実に水中にあり、フライが安定する。
流れの状況
入渓後、鳥のフンを確認していない。
これだけ頭上が開けている渓流なのに、不思議だ。
フツーなら、鵜はともかく、サギのフンはあるのだが・・・・・。
鳥のエサ場になっていないので、全体的にサカナが浮いている。
水面のエサに対する意識も高い。
ゆえに、ドライフライへの反応も良好!ってわけである。
このポイントでも少し上体を上げて、水中を確認すると、沈み石付近に浮いている。
しかも、尺イワナ?だ!
このポイントなら、速い流れのエサと遅い流れのエサの両方を食べることができる。
基本通り、教科書通りの位置に尺イワナ?が浮いている。
実釣
うかつに接近すると逃げられるのは、自明。
上体を低くし、ゆっくりと接近する。
尺イワナ?との距離7m・・・・・
速い流れの方でフォルキャスト1回、そして、シュート!
ゆっくりとフライが流れていく・・・・・・
思ったより左側にフライが流れていく。
尺イワナがスゥ〜〜〜〜っと下流に向かって、泳ぎ出す。
真っ直ぐフライに向かうと予想していたので、尺イワナ?を見失ってしまった・・・・・
一瞬尺イワナ?を探そうと、フライから目が離れてしまった。
うっ? あれ? フライが消えた・・・・?
とりあえず、アワセ・・・・・ズン!
速い流れに向かって逃げる尺イワナ?を余裕でかわして、ネットイン!
0番ロッドだったら、速い流れに逃げられて、フックアウト・・・・・最悪ラインブレイクだったかもしれない。
どんなポイントで、どんなサカナが釣れたか?
サカナが出たのは、全て写真の中央付近です
写真のどこにサカナが潜んでいたか?
想像してみよう!
後記(西洋毛ばり神には、程遠い・・・・・)
今季初の中ノ沢毛ばり釣り専用区釣行であったが、大満足!
ヤマメもイワナもいっぱいいるし、よく反応してくれる。
(よく釣れる・・・・っとは、言ってないよ!?)
「これで、放流していない」とは・・・・・すごい!
自然の力・・・・いや、生命力とはすごいもんだ!
いやいや・・・・凄いのは、自然だけではない。
人(=上野村漁協)も凄い!
キャッチ・アンド・リリースで河川資源を管理しようという発想が素晴らしい。
実施された当時には、挑戦的な試みで多くの反対意見もあったと思う。
- 入漁料を払った上に、さらに特別料金を払うことへの理解
- キャッチ・アンド・リリースへの理解不足
- 密猟
・・・・・挙げたら、キリがないだろう。
これらを克服して、渓魚の楽園がある。
キャラメルマキアートで有名なスターバックス。
公式HPに、「家でも職場でもない『サードプレイス』の提案」という言葉がある。
渓魚の保護・管理を通じて、自然を維持管理し、
上野村に来る人に自然の豊かさとか、生命力の大きさを感じてもらう場所を提供する。
まさに、「家でも職場でもない『サードプレイス』の提案」である。
上野村漁協が目指すところは、スターバックスと等しい。
去年どこかのHPで、
「一昨年の水害の影響で放流量も少なくて、年券を購入しても、元がとれないから買わない」
っという書き込みをみた。
「釣り=狩猟」
こういう考えもある・・・・・が、ちと寂しい。
「釣り=スポーツ」
っという方向で、時代が流れてほしい。
家でも職場でもない「サードプレイス」に価値を発見し、対価を支払える・・・・・そんな経済状況になってほしいものだ。
ヤマメやイワナは、自然の豊かさを感じたオマケ・・・・・。
釣れても、釣れなくても、笑顔で帰れるような釣り人が理想なのだが・・・・・。
まだまだ、僕は未熟なようです。
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