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2023.6.15シャロムの森の状況
天気 小雨
気温 18℃(8時半管理棟)
水温 12℃(9時半山神様付近)
水位 増水(前回釣行2023.6.1との比較)
水位 増水(例年との比較
風 無風
虫 ナシ
日本気象協会 みどり市1時間天気は、こちら
シャロムの森公式HPは、こちら
ヤマメ・イワナの活性
管理棟に到着すると、たくさんのハエ?が出迎えてくれた。
ウェダーに着替えていると、耳元で「ブーン」っと大きい羽音。
振り返ると、オオスズメバチ・・・・・絶句。
咄嗟にしゃがみ込む。
チラッと確認すると、かなりのビックサイズ。
気温18℃・・・・オオスズメバチの女王蜂も冬眠からお目覚めする頃だ。
しばらくすると、渓流の方へ飛んで行った。
女王蜂と言えど、毒針で刺す。
何事もなくよかった!
今日は、前回釣行の続きで「山神様」付近より入渓。
増水で川幅が広がっている。
2週間ぶりの渓流釣行なので、感覚を取り戻すべく、あちらこちらにフライを投じる。
この2週間ほどの間にまた大水が出たようで、水底の砂や小石が新しい場所が多い。
水底がリフレッシュされた場所には、まだサカナが入っていない。
また増水で川幅が広がってポイントも多くなったように見えるが、増水時だけ出現するだろうポイント?にもサカナが入っていない。
フライは、12番スズメバチカディス。
12番スズメバチカディスの主な釣果実績
狙うべきポイントは、
- 平水時にも水がある場所
- スネ〜ヒザ水深
教科書通りならば、反転流・・・・であるが、今日は反転流からの反応はほどんどなかった。
特に反応が良かったのは、
- 2つの速い流れの間にできる緩流帯
- ポイントの最下流
- 速い流れの中にドーンと顔を出した岩や石の上流側
注意すべきなのは、反応があったポイントの水深は足首~ヒザと色々であったが、共通点として反応があった付近には必ずスネ以上の水深の場所があることだ。
このイワナをどう釣ったか?
入渓してすぐにヤマメが釣れた。
好調な予感の釣り始め・・・・だった。
その後反応はあるものの、すっぽ抜け・・・・っというよりネット直前でポトリを多発。
ポトリ+小雨でイライラを通り越し、帰ろうかな?っとも思ってしまう。
反応は明らかにヤマメだが、反応ある場所の流れがかなり速い。
ヤマメが反応できると僕が判断するギリギリの流速だ。
速い流れ・・・・
ナチュラルドリフトのための長めのティペット・・・・
フッキングが甘くなる。
11時を過ぎて、釣り勘がもどってきた。
相変わらず、ポトリポトリ・・・だが、徐々に減ってきた。
小雨もいつの間にか止んだ。
羽虫は出ていない。
陸生昆虫も見当たらない。
それでも、反応がある。
増水で避難、腹が減ってきているだろうか?
入渓直後、明らかにヤマメの反応が多かった。
小さな滝?を越えると、圧倒的にイワナの反応が多くなる。
イワナの反応場所は、緩い流れ・・・・では、ない!
普段ならヤマメが反応する流速で、イワナの反応がある。
速い流れの中で捕食行動をしているせいか?俊敏にフライを咥えてくる。
アワセのタイミングはヤマメ・・・・釣れるのはイワナ。
ちょっと変な感じだ。
教科書通りなら増水時の反転流は有望なポイントであるが、今日は全く反応がない。
かなり速い流れの脇から俊敏にイワナが出る。
ちょっと変な感じだ。
さらに釣り上がると、再び小さな滝?
これを越えると、サイズアップ!
ポイント
ポイント①
二つの流れの合流点。
右岸から釣るには、ポイント頭上の枝が気になる。
写真では・・・・であるが、現場では問題なかった。
かなり速い流れからでも反応している今日のヤマメでも、ちょっと無理かな?っと思った。
やはり、反応はなかった。
ポイント②
こちらが本命!
右岸の流れがちょっと流入している下流あたりに潜んでいるかもしれない。
白泡の下・・・・なら速い流れの脇で追い食いの反応があるかもしれない。
実釣ポイント②
右岸からキャストすると、水面にラインを置くことになり、ドラックが着水と同時にかかってしまう。
これでは、釣りにならない。
キャスト位置を左岸にするために、ゆっくりと姿勢を低くして流芯の下流を横切る。
流れの向こう側にポイントがある状態になる。
今日は増水とあってかなり速い流れ・・・・ポイントに普段より1〜2歩接近できる。
ここでもラインを水面に置くと、着水と同時にドラックがかかってしまう。
姿勢を低く膝立ちでキャストし、ラインを極力水面に置かず、ナチュラルドリフトさせる。
アウトリガー。
膝立ち姿勢のおかげで、頭上には大きな空間ができ、キャスティングには支障がない。
フライは、12番スズメバチカディス。
12番スズメバチカディスの主な釣果実績
1投目。
Fに12番スズメバチカディスが着水し、イメージより速めに流れ・・・・落ちる。
反応ナシ。
流れが速いので、1投目で反応があることは、イワナの場合少ない。
2投目。
反応ナシ。
ちょっと流芯よりで1投目より速く流れてしまった。
3投目。
Fに12番スズメバチカディスが着水・・・・同時に流れる。
12番スズメバチカディスを押させ込むように、頭・・・背中までも見せながら素早く咥えた!
瞬間的にアワセ!
同時に引き抜いた。
イワナ・・・・まるで、ヤマメような出方。
一気に引き抜いたのは、正解だ。
このポイントにはファイトさせるスペースがない。
一段落として下流でファイト・・・・長めのティペットでフッキングが甘くフックアウトしていただろう。
案の定写真を撮った直後、一暴れされ、フックアウト。
ネットの中なので、どんなに暴れてくれてもいいのだが・・・・。
釣果21匹!すべてのポイントを公開!
サカナが出たのは、全て写真の中央付近です
写真のどこにサカナが潜んでいたか?
想像してみよう!
後記(雨に降られるか否かは、雨雲の動きで判断する)
自宅を出る直前に確認した天気予報では、13時から小雨だ。
しかし、雨雲の動きの予測を見る限り、大粒の雨が降り出すのは15時・・・・っと予想。
15時退渓という釣行プラン。
退渓点からe-MTBを停めた山神様付近まで徒歩10〜15分。
山神様付近から管理棟までe-MTBで5〜10分。
退渓点から管理棟まで戻るに、20〜25分だろう。
これなら本降りになる前に、クルマに戻れるかもしれない。
実際には、どうだったか?
14:57のヤマメから少し釣り上がったものの、ポトリポトリポトリと3連発フックアウト。
15:15に帰り支度を整えて、林道に上がった。
管理棟のクルマに到着して、ホッとした直後・・・・・ザッバー!
e-MTBをクルマに積み込む1分ほど間に、「水も滴るイイ男?」になってしまった。
イイ男?になったのは、15:40。
帰り道で伐採した木を乗せたトラックが停まっている?
国道に向かう林道で倒木が発生。
東京電力の人、警察官、林業関係者・・・・の皆さんが倒木撤去作業。
僕のクルマは、N-van。
小さいので、脇を通らせてもらった。
感謝だ!
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