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2023.6.1シャロムの森の状況
- 天気 曇り
- 気温 15℃(9時管理棟)
- 水温 10℃(9時半R3入渓点)
- 水位 減水(前回釣行2023.5.25との比較)
- 水位 増水(例年との比較)
- 風 無風
- 虫 ナシ(水面付近)
日本気象協会 みどり市1時間天気は、こちら
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ヤマメ・イワナの活性
今日は、R3を釣る。
前回釣行との比較では減水であるが、この沢の通年水位と比較すると増水だ。
入渓後の水温測定で10℃だったので、フライは12番スズメバチカディスを選択する。
12番スズメバチカディスの主な釣果実績
ヤマメ・イワナの反応はいいのだが、増水ということでティペットを長めにしていることもあり、フックアウトを連発する。
3箇所も探れば、1回は反応がある。
しかし、フックアウトを連発し、釣れない時間が長い・・・・。
序盤増水の定番ポイントである緩流帯を攻めていくが、反応はほとんどない。
あっても、いかにもチビヤマメっといった感じ。
縦長の大きめのポイントの下流で良型ヤマメの反応が多い。
水深は足首もあれば反応があるが、深ければ深いほど良型ヤマメの反応で吸い込まれるようにフライが消える。
水面はフラットだと、15〜30秒は水面にフライを漂わせておく必要がある。
水面が多少なりとも乱れていると、ヤマメならほぼ着水と同時、イワナなら10秒ほどで反応がある。
今年は良型が多く、水深がある大きめのプールにサカナが集中している感じだ。
季節がもう少し進めば、小さなポイントからも反応があるかもしれない。
一気に水位が上がり、一瞬のうちに減水したような痕跡がある。
新しく形成されたポイントも多いが、まだサカナは入っていないようだ。
このヤマメをどう釣ったか?
前回釣行(2023.5.25)と比較すると減水だが、例年との比較すると、かなりの増水だ。
ナチュラルドリフトを意識して、1mほどティペットを通常より長くしている。
そのせいか?
ポッチャン、ポッチャン・・・・フックアウトの雨嵐。
さすがに1時間のうちに7回連続でやると、テンションダウン。
よく考えてみると、1時間に7回以上反応があること自体スゴイのだが・・・・テンションが下がっていると、それすら自覚できない。
まだ水温10℃を超えているものの、まだスズメバチを喰っていない?見慣れていない?
頻繁に反応はあるのだが、全体的にフッキングが甘い。
疑いながら口を使っている?
これはヤマメ・イワナの食性が変わる時の傾向なので、季節の進行を感じる。
あと1週間もすると、水の中は初夏になっているはず。
12時半くらいに通過したポイントを超えると、サイズが一回りアップした。
反応もこれまでと違い、ガップリと喰っている感じがあり、ファイト中のフックアウトが激減した。
このポイントの少し上流に淵がある↓。
この淵にかなりのサカナがストックされているはずだが、ムネ水深以上はあるので、ドライフライでは攻めきれない。
通常5〜8回反応があり、1〜3匹釣れることが多い淵。
増水でこの淵からサカナ(小さめのヤマメ)が流れているような感じする。
ポイント
高反応であることを考えれば、小さいポイントはスルーして、大場所で尺ヤマメ、尺イワナと勝負したい!
そんな邪念?と闘い、小さなポイントも釣っていく。
ここまでヤマメがメインでイワナを釣りたいという思いもあったかもしれないが・・・・。
この小さなポイント・・・・イワナが潜んでいるに違いない!
足首水深か?スネ水深?
日陰もあるし、沈み石もある。
まさに教科書通りのイワナのポイント!
実釣
フライは、12番スズメバチカディス。
12番スズメバチカディスの主な釣果実績
ポイントが小さく、ロングティペットは不要だ。
ティペット交換を兼ねて、通常よりやや短くする。
コントロール重視!
12番スズメバチカディスを護岸のキワにキャストし、きちんと日陰の部分を通過させることが重要だ。
下流の枝が少し邪魔・・・・のように感じる。
一気に12番スズメバチカディスを下流まで流すと、枝に12番スズメバチカディスやティペットが引っかかる。
枝の上流側と下流側とでポイントを二つに分ける考え方もあるが・・・・ポイントの大きさを考えると、躊躇する。
ここは、1発勝負!
ポイント全体を一気に流す。
反応がなく、枝に引っ掛かったら・・・・・イワナ?がいなかったと自己判断。
ポイントとの距離3m?膝立ち姿勢、フォルキャストなし、シュート!
12番スズメバチカディスがFに着水。
ティペットが短い分、水面へのインパクトが強くなってしまった。
強めの着水・・・・これをイワナ?がどうみるか?
旨そうなエサが落ちてきた?
違和感あり!?危険だ!?
思っていたより12番スズメバチカディスが速く流れて、陰から黒いモノが飛びついた!
瞬間的にアワセ!
・・・・・イワナを予想していたはずなのに・・・・・。
ラインを手繰りながらフッキングしているのは、ヤマメであることにビックリ!
釣果22匹!すべてのポイントを公開!
サカナが出たのは、全て写真の中央付近です
写真のどこにサカナが潜んでいたか?
想像してみよう!
後記(梅の実のおはなし)
庭の梅が盛大に実をつけて・・・・現在落下の最盛期!
昨日も拾い、今日も拾う。
今年は綺麗に咲いたと母は喜んでいたが、僕は沢山の梅の実がなりそう・・・・っと。
梅の実・・・・梅酒、梅干しっと自家製の原料となるが、僕はそういったことはしない。
だいたいアルコールは苦手だ。
梅干しも塩分取りすぎって言われている。
母もアルコールはムクミの原因となるので、一切飲まない?飲ませない?
梅干しも梅肉ならともかく種付きは誤飲の可能性があるので、食べさせられない。
自宅の梅の実は、燃えるゴミとなる。
祖母が元気だった頃は、梅酒に梅干しに・・・・それこそ一粒残さず自家製の原料となっていた。
小学校の頃などは、梅酒に入れる氷砂糖を目当てによく手伝いをしたものだ。
祖母の梅干しには、大量のハチミツを入れる。
いまでこそ一般的かもしれないが、当時はあまり知られてなく、漬物屋で長年働いていた祖母の秘伝の隠し味だった。
そのハチミツを入れた麦茶を目当てに、これまたお手伝いを買って出たものだ。
祖母との思い出を鮮明させる梅の実だが、落下し放っておくとハチ(特に、スズメバチ)を呼び寄せてしまう。
この時期は8時を過ぎると、スズメバチが徘徊するので、それまでに撤去する。
今年も近所の空き家にスズメバチが巣を作りそうだ。
自宅の庭がエサ場にならないように、この時期は除草剤を撒き、梅の実をひたすら拾い・・・・・捨てる。
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