【釣果22匹ヤマメ4ニジマス18】養沢毛鉤専用釣場2023.4.25

養沢毛針専用釣場釣行

この記事を最後まで読んでもらえると、次のことがわかります。

①2023.4.25養沢毛鉤専用釣場の状況

②ヤマメの活性

③メインフライ「14番CDC」

④このヤマメをどう釣ったか?

⑤釣果22匹!すべてのポイントを公開!

⑥後記(午後から入渓でも潔く退渓する余裕)

 

2023.4.23養沢毛鉤専用釣場の状況

  • 天気  曇り
  • 気温  18℃(11時受付棟)
日本気象協会 あきる野市1時間天気(2023.4.25)より引用

 

日本気象協会 あきる野市1時間天気は、こちら

養沢毛鉤専用釣場公式HPは、こちら

 

ヤマメの活性

11時に到着し、釣場全域をクルマで見回る。

  • 受付棟駐車場5台
  • 早淵駐車場0台
  • 神谷橋駐車場1台
  • 神谷堰堤駐車場3台

受付番号7番だが、招待3人入渓しているとのこと。

スタンプカード満杯での招待だから、3人はかなりの腕自慢の方だろう。

とすれば、招待者は上流に行ったに違いない・・・っと予想。

 

下弁天入渓。

「口開ければ、虫が入る」って感じの虫の量なので、ライズもぼこぼこ。

容易に釣れそうだ!

っと油断したのが、マズかった。

出るには、出るのだが・・・・・フッキングミスの嵐。

スッポ抜けならまだ次の可能性があるが、ズッシリと重い感触の後にフックアウト。

それでも、なんとかニジマスを釣り上がる。

フライは、14番CDC。

14番CDCの詳細は、こちら

フラットな水面でヤマメには見向きもされないが、ニジマスにはウケがいい。

気がつくと、テンカラさんに追いつかれてしまった。

 

ドンドン釣り上がる。

ニジマスの反応がほとんどで、ファイトで右往左往・・・・ニジマス1匹でポイントが全滅する。

ポイントを休ませると、反応が回復する。

釣れた後3分、フライを交換しつつポイントを休ませる。

そして、ドンドン釣り上がっていく。

気がつくと、テンカラさんはいなくなっていた。

ようさわ便りで記述されているように、水位は少なめ・・・・サカナが神経質になっているわけではない。

放流ポイントの大きめのプールの下流ではニジマスやヤマメが容易に目視できるが、反応はない。

要するに、スレている・・・?

 

ニジマスばっかりとテンションが下がった時に、やっとヤマメが釣れた。

再びテンションが上がる・・・・が、その後ヤマメの反応が遠のく。

減水なので、まだサカナが移動していない。

放流地点に的を絞って釣り上がると、効率的に反応が得られるだろう。

具体的には、下記の条件を満たしていることが重要だ。

効率的に釣れる条件

・大きな縦長のプール

・ヒザ水深

・流れがしっかりとしている

・ポイント付近の水底や石にノリが付着していない

 

海入道橋から松葉手前までは、水深がなく、ポイントが少ない上に、水底の石にノリがびっしりと付着している。

サカナがいない。

反応がない。

14番CDCはカーブフックを使用しているので、すぐにノリが引っかかる。

こまめノリを除去しているが、はっきり言ってメンドーだ!

このヤマメをどう釣ったか?

このポイントに到着した時に、うっかり棒立ち姿勢となり、手前の水面付近にいたヤマメを走らせてしまった。

それでも、ヤマメの姿は確認できないものの、ニジマスは相当数の目視できる。

 

受付棟付近の下弁天からのエントリーとあって、9割方ニジマス・・・・。

それでも水面付近にミッジが飛び回っており、時折小型のカゲロウも出現する。

河川の規模に対してサカナの量が多いのであろう。

生存競争が激しい・・・・小型カゲロウだけでなく、ミッジにも盛んにライズしている。

ドライフライマンには、非常に嬉しい釣場である。

 

14番CDCを水面に落とすと、ニジマスが元気に咥えてくれる。

1〜2匹ニジマスを釣ると、反応が鈍くなり、Uターンが増えてくる。

同じ位置からフライ投下地点を手前から流芯・・・・そして、対岸付近へって感じで変えてやると、継続して反応が得られる。

「手前→流芯→対岸」

と釣って反応がなくなったら、上流側にフライを投じる。

上流側でも、「手前→流芯→対岸」とフライを投下していくと、反応が継続する。

さらに、上流側で反応が得られなくなったら、下流側も同様に釣っていく。

 

そんな感じでドンドン?釣り上がっていく。

この方法ではニジマスを多く釣ることができる。

しかし、ヤマメを釣るのは・・・・・。

 

養沢毛鉤専用釣場のメイン魚種は、ニジマスだ。

ニジマスは、ヤマメより一回り・・・いや、二周りほど体格がいい。

効率的に捕食できる場所にいるのは、ほとんどニジマスだ。

ヤマメは・・・・・追い出されている?

ヤマメを釣るには、沈み石がある速い流れや白泡付近を攻めるしかない。

 

ポイント

水深があり、流れがゆっくりとなってくる場所には、ニジマスが多く目撃できた。

ここに落とすと、ニジマスは高確率で釣れるだろう。

しかし、ニジマスは十分に釣ったので、今度はヤマメを釣りたい!

流れが速い場所・・・・沈み石・・・・。

沈み石という点で難があるが、ヤマメが釣れるとすれば、ここしかない。

 

実釣

キャスト位置から白泡まで15m・・・・?

14番CDCを選択し、15mというとしっかりホールを入れて無風状況なら釣りになる距離・・・。

前進して距離をつめる方法もあるが、それではニジマスに走られて、ポイント全体が全滅してしまう。

どう考えても15mの距離を投げ切るしかない。

しかも、ニジマスが定位している場所にラインを置くことになるので、チャンスは1回だろう。

 

フライは、14番CDC。

14番CDCは、この時期に最も信頼できるフライ。

釣り上がりでも、ライズでも使用できる万能フライだ。

しかし、欠点として空気抵抗が大きく、ロングキャストには向かない。

 

ティペットを交換し、フライをメンテナンス・・・・フライ交換はしない。

胴体が少し濡れているくらいの方が空気抵抗が小さくなって、若干飛距離が出る・・・・・ような気がするからだ。

 

ニジマス上空をラインが通過しないように、フォルキャスト2回。

しっかりとラインを伸ばして、ホールを入れる。

このポイントは、上空、後方とも障害物がない。

シュート!

ニジマスがさっと沈み石に隠れるのが、視界の端で確認できた。

上流側に逃げたヤツは・・・・いない・・・・っと願う。

 

フライがFに着水。

白泡右側・・・・速い流れに乗って、手前の岩に影に入り、視界からフライが消えた。

縦のメンディングで流芯を流れるラインにスラックを入れる。

白泡の中からフライを追うサカナは確認できない。

・・・・・・・・・・フライが流れてこない?

一応、アワセ・・・・らしきものをいれてみる。

穂先にブルブルという生命感!

 

釣果22匹!すべてのポイントを公開!

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

サカナが出たのは、全て写真の中央付近です

写真のどこにサカナが潜んでいたか?

想像してみよう!

 

後記(午後から入渓でも潔く退渓する余裕)

今年は、養沢毛鉤専用釣場に通うことになりそうだ。

っと言っても、午後からだが・・・・。

午後から釣行で一番頭を悩ませるのは、カミナリ!

朝一の6時に入場・入渓して、14時にカミナリが・・・・というのであれば、決断もスムーズだろう。

しかし、今日のように11時に1日券を購入して14時カミナリでは正しい決断ができないかもしれない。

 

養沢川は、普段ゆっくりゆったりと流れる里川。

危険な川では、ない。

管理も行き届いて、誰もが釣れる川だろう。

しかし、山幹部でカミナリ・・・・ゲリラ豪雨があったときは別だ。

 

養沢に通い始めた頃の話。

午前中神谷堰堤上から入渓し、ガンガン釣り上がり、赤保谷まで釣り上がった。

木和田平橋の駐車場にクルマを止め、松葉から再入渓。

当時の僕の定番コース。

その頃の松葉は、入渓者が少なく、今よりも水深があり、よく釣れた。

気をよくして、さらに釣りあがった。

ニジマスがひっきりなしに釣れたのは、よく覚えている。

 

養沢フィッシングセンター付近で水の色がやや茶色になった。

水位は変化なし。

雨は降っていないが、微かにゴロゴロとカミナリの気配がある。

15時・・・・・納竿するには、ちょっと早いし、よく釣れている。

もう少し釣るかっと思ったが、上流からの空気が冷たくなった。

養沢フィッシングセンター付近は木々が上空を覆い空の様子を確認できない上に、上流側の雲の様子も木々や山で確認できない。

なんとなく暗くなってきたように感じたので、納竿して、瀬音の湯に行くことにした。

前進するより後退した方が早く退渓できる位置のなので、迷わず後退し退渓。

ゆっくりとクルマに向かう。

 

クルマに着くと、他の釣り人が集まっていた。

川を覗くと、濁流。

水位は30センチはあがっている。

「すごいですね〜〜〜」っと皆さんが言っている。

僕もこの会話に混ぜてもらい、話を合わせた。

が、ほんの3分?5分?前まで川にいた・・・・・笑顔で会話をしていたが、おそらくその笑顔はひきつっていたに違いない。

 

こんな経験があるので、午後から入渓でも潔く退渓できる余裕がある釣行を心がけたい。

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