尺イワナでないの?釣り人目線の泣き尺ヤマメ!シャロムの森2021

シャロムの森釣行

 

2021.8.26 GO TO シャロムの森。

釣果11匹(ヤマメ4イワナ7)

 

この記事を最後まで読んでもらえると、次のことが分かります。

①2021.8.26シャロムの森の状況

②サカナの活性

③メインフライ「12番スズメバチカディス」

④この1匹をどう釣ったか?

⑤どんなポイントで、どんなサカナが釣れたか?

⑥後記(土砂崩れに遭遇!?)

 

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

僕の簡単なプロフィールです。

ドライフライフィッシング専門家。

2021年度3月〜9月20日までに674匹をドライフライで釣っています。 

プロフィール詳細は、こちら

釣果詳細は、こちらこちら

コロナ感染防止・拡散防止対策については、こちら

 

状況

2021.8.26シャロムの森の状況

  • 天気   晴れ (15時過ぎから雷雨の予報)
  • 気温   蒸し暑い (最高気温30℃超えとの天気予報)
  • 水温   15℃(肌感覚)
  • 水位   増水(例年との比較)

        平水(前回釣行2021.8.23との比較)

  • 風    無風
  • 虫    羽虫、アリは確認できず。蜘蛛はそこそこ。スズメバチは時々寄ってくる。

 

日本気象協会 みどり市1時間天気は、こちら

シャロムの森公式HPは、こちら

 

サカナの活性

今日は、シャロムの森L4を釣る。

シャロムの森公式HPより引用

L4は、林道との高低差が比較的大きい。

L4中間付近に「通らず」がある。

入渓する前に、「通らず」手前にエスケープループを入れておく。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

ループなしでも林道に上がれるが・・・・

安全第一だ!

 

最高気温30℃超え、山幹部カミナリ予報・・・・蒸し暑い。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

ペットボトルの水は、1本多く持っていこう

 

10時入渓。

早速、スズメバチが寄ってきた。

周囲をクルクル・・・・・攻撃というより監視している。

ゆっくりと上体を低くして、ジッ〜〜〜〜っと。

興味を失ったのか?

スズメバチは、どこかに行った。

ゆっくりと上流に移動して、釣り支度。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

留まるのは、危険だ!

 

釣行開始直後から反応が多い。

早速、イワナが釣れた。

2匹目は、釣り人目線の尺ヤマメ。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

その後も順調に釣れる・・・・わけでもなかった

反応はそこそこあり、30分〜1時間で1匹ペース。

この日は、

ヤマメが出る!っと思ったら、イワナ・・・・・

イワナが出る!っと思ったら、ヤマメ・・・・・

っということが多く、アワセのタイミングの違いがフッキング悪いようだ。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

実力不足ですね・・・・

トホホ・・・・

 

「通らず」をエスケープロープで突破し、岩盤エリア。

L4は、「通らず」からしばらく岩盤エリアとなる。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

岩盤にできているミゾにイワナが潜んでいる

小さいが・・・・・

砂が堆積してる場所が有望ポイントだ。

最近のゲリラ豪雨のせいか?

岩盤のミゾに堆積しているのは、小石。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

小石の堆積・・・・

僕の経験上、イワナが潜んでいない

上体を低く、ポイントとの距離もかなり取り、細心のストーキング・・・・

案の定?経験通り岩盤エリアでの反応は悲惨だった。

岩盤エリアの少ないフツーの渓流エリアで、なんとか釣果を得た。

 

この1匹をどう釣ったか?

入渓直後?のポイントで釣り人目線の泣き尺ヤマメを釣った。

この様子を解説する。

このポイントは、岩盤区間でない。

フライは、12番スズメバチカディス。

12番スズメバチカディスの詳細は、こちら

 

AからBにフライを流すと、対岸の岸壁から小型イワナが浮いてきた。

しかし、Bで急速ターン。

下流に逃亡。

そして、不自然な波紋・・・・?

 

「不自然な波紋付近に大型イワナが潜んでいるのは?」が、閃いた。

このヒラメキから状況を推理する。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

上流に予想大型イワナ、下流に小型イワナ

その中間にフライ

下流の小型イワナが捕食行動に入ったが、

予想大型イワナが反転、フライに猛ダッシュ!

小型イワナが急速反転、下流に逃亡・・・・。

 

数分おいて対岸を観察すると、小型イワナは目視できない。

一方で、予想大型イワナも手前の大岩が邪魔で目視できない。

立ち位置を移動して、予想大型イワナを確認する手段もある。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

走られるリスクが大きい・・・・

大型イワナ・大型ヤマメの警戒心は、物凄い!

迂闊な行動は、全てをゼロにする

 

小型イワナの急速ターンから大型イワナと予想し、フライとティペットを新調する。

フライは、12番スズメバチカディス。

これは、変わらない。

液体フロータントを浸している間も、ポイントから目は離さない。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

予想大型イワナは、確認できない・・・・

ポイントに変化はない

 

小型イワナの逃亡からすでに5分以上経過している。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

そろそろいいだろう・・・・・

いざ、勝負!

Dに向かって、フライを投げた。

フライは、12番スズメバチカディス。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

少しチカラが入った

E・・・・に行ちゃった

奥の上流側であるが・・・・・・仕方がない。

縦のメインディングでラインを出し、ナチュラルドリフト・・・・を維持する。

ゆっくりと流れていく。

見守る・・・・・しかない。

突如、Fでフライが消えた。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

?????

流れに呑まれた・・・・

ピックアップ・・・・・

ズン!

重い引き・・・・・。

元気よく走り回る。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

流れに呑まれた

のでは、なかった!?

慌ててロッドを立て、ラインのテンションを保持。

 

釣り人目線の泣き尺ヤマメ・・・・。

釣り人目線の泣き尺ヤマメ

ヤマメ独特のローリングもなかったので、ネットに入れるまで大型イワナかと・・・・。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

びっくりしたけど、

ホッとした!

フライは、完全に飲み込まれている。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

?????

これが、いいタイミングのアワセにしてくれたのだろう

予想していたD付近に、ヤマメは定位していなかった。

実際には、流れの水底に潜んでいたようだ。

フライがEに行ってしまったのは、不幸中の幸いであった。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

今日は・・・・

ツキがある!

 

どんなポイントで、どんな魚が釣れたか?

 

 

後記(土砂崩れに遭遇!?)

16時に退渓すると同時にポツポツを雨が降り出した。

電動アシストMTBを解錠し、ロープを回収、出発!

快調に下る。

1分も下ると、1台の青いジムニーが停まっている。

R側を釣っていたのだろう。

「わざわざLのこんな上流まで移動してくる」ってことは、Rの釣果はイマイチだったかな?

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

結構な荒れた道なんだが、さすがはジムニー・・・・

 

さらに、下ると・・・・・

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

木が完全に道を塞いでいる

5〜8本の太い幹の杉・・・・・

幹には根っこが付いているので、林業仕事として切ったものではない。

土砂崩れだ。

最近の豪雨の連続で山の保水力も限界にきているのだろう。

林道沿いでは、山肌から水が噴き出している場所が多かったし。

 

とてもe-bikeに乗ったまま通過はできない。

e-bikeを本体(15キロ)、キャリアバック(13キロ)、電池(2キロ)に分割して、3往復!

倒木ゾーンをクリア。

パラパラと小石?土砂?が落ちてくるが・・・・

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

今日の僕は、ツキがある!

だいじょうぶ!

直撃はない!

っと信じる? いや、言い聞かせる・・・・。

 

雨が本降りになってきた。

急いで、組み直し、e-bikeを受付棟まで走らせる。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

倒木ゾーンの写真を撮ってくれば、よかった!

忘れた・・・・

残念!?

帰り支度をしながら、思い出した。

あのジムニー・・・・、どうしただろう?

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

倒木、土砂崩れ、道路崩落・・・・

渓流釣りでは、アルアルだ!

そのリスク管理は、渓流釣り師なら当然・・・・だろう!?

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