2022.5.10 GO TO シャロムの森
釣果25匹(ヤマメ14イワナ11)
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状況
2022.5.10の状況
釣行場所 シャロムの森
天気 晴れ
気温 17℃(10:00受付棟)
水温 9℃(11:30)
水量 増水(前回2022.4.28と同じくらいだが・・・・)
風 無風
虫 受付棟付近では、カゲロウ、ハエ、蛾、アリ・・・・など。
入渓点では、カゲロウ、蛾。
14:00以降、羽虫は激減した。
シャロムの森公式HPは、こちら
日本気象協会 みどり市1時間天気は、こちら
サカナの活性
今日は、L4を釣り上がる。
橋の袂から入渓。
入渓直後のプールでは、3匹のヤマメが呑気にライズしている。
なにを喰っているかは目視できない。
橋をくぐって、釣行開始
入れ喰い!
1投目からイワナと思われる反応があった・・・・
が、ヤマメを予想していたので、びっくりアワセですっぽ抜け。
この後もキャストのたびに、なんらかの反応がある。
今日は手持ちのフライが少ない・・・・大丈夫か?
っと嬉しい心配が頭をよぎる
入渓時点から高反応。
- ヤマメ・・・・流れの中、緩流帯、沈み石、流れ込み・・・・等の全てのポイント
- イワナ・・・・流れ込みの横、岸壁、沈み石
教科書の復習?って感じ
14:00以降に羽虫が激減するが、フライへの高反応は変わらなかった。
L4は、途中入渓退渓が困難になるためか?GW直後にもかかわらずフライへの警戒行動は見られない。
フライをポイント付近にキャストできれば、反応がある。
L4は、他の区間と比較して岩盤区間が長い。
尺イワナは・・・・・断念、残念!
しかも、今年は少し雪代が出ているのか?岩盤の凹みの砂も流されている。
普段ならあるはずの岩盤の砂地が少なく、魚影がうすい。
っといっても、この高反応。
岩盤の小さいポイントでも砂地があれば、イワナの反応がある。
油断は禁物だ!
受付棟付近でアリが確認できたので、14番アントパラシュートをキャストしてみるも、無反応。
これは、予想外であった。
この2匹をどう釣ったか?
2匹のイワナを釣ったポイントについて考える。
ポイント説明
シャロムの森は、小渓流の管理釣り場である。
小渓流という点を加味するとかなり大きなポイント。
下流付近に沈み石がある。
当初の予想では、この沈み石付近にヤマメが定位・・・・っと観察をしたものの、確認できない。
頭上には木々がなく、空がみえる。
サギ等の鳥のエサ場になっていることは、付近にフンが落ちていたことからも容易に想像できた。
ヤマメは、いないかもしれない
イワナなら・・・・
14番CDCを沈み石付近に漂わせた。
14番CDCの釣果実績
流れはないに等しく、フライは静止しているか?のように見えた。
何の前触れもなく、フライが消えた・・・・・。
チビイワナが釣れた。
・・・・・?
天然魚の出方
フライが消えるような出方・・・・・。
これは、天然魚という特有の出方である・・・っと思う。
バシャ!
この出方では、鳥にここにエサがいますと言っているようなもの
野生化したサカナは、水面を乱さずに捕食する。
シャロムの森は、完全キャッチアンドリリース
お持ち帰りは、厳禁だ!
ヤマメは出ない?いない?
本来このポイントなら、もっと大きなサカナが釣れてもいいと思うだが、チビイワナ・・・・・。
違和感を感じる。
ヤマメの存在を否定しきれない
流れを中心にポイントを探るも・・・・・出ない。
イワナさえも出ない・・・・。
ポイントまでの距離は12〜13m。
こちらの気配を察知される可能性は低い・・・・はず・・・・・出ない。
ヤマメは水面付近にいることが多い
鳥に捕食されたと判断
ターゲットは、イワナ!
ヤマメはいないと判断したので、イワナのポイントを探る。
ここしかない!
距離15m・・・・リアクションバイトを狙う!
- ヤマメが多く釣れる時のシャロムの森のイワナは、ピンポイントでフライをキャストしないと反応しない。
- 直感でプールに足を入れた時点で釣れない気がする。
- 左岸からアプローチすることも検討したが、ポイントが見えなくなってしまう。
これらから、キャスト位置は現状のポイント最下流付近にした。
ポイントまでの距離は、15m・・・・・ピンポイントでフライを入れるのは難しい。
理想をいえば、スラックを入れてゆっくりと漂わせる・・・・コレ、理想。
10m以上の距離があり、スラックを入れ、ピンポイントでフライを小さい場所に入れる・・・・今の僕の実力では無理。
今回は、スラックを入れない。
ポイントを直撃し、リアクションバイトを狙う
少しでも正確なキャストをするため、ティペットを短くする。
- 通常は、ヒトヒロ
- このポイントでのティペットの長さは、半ヒロ
14番CDCのメンテナス
フライをメンテナンスする。
14番CDCのボディ部分を湿らせる。
- 着水後 わずかな時間でフライを安定させる
- 水面下にフライの一部を置くことでサカナにアピールする
リアクションバイトを狙う状況
どれほどの効果があるか?
疑問・・・・
実釣
フォルキャスト2回。
ポイントとの距離を正確に測る。
フォルキャストはポイントから外す・・・・・コレ、常識
シュート!
1回目ショートでポイントに入らず・・・・・。
フライが流れに乗って、プール中央付近まで来るのを待って、ピックアップ。
そのまま、フォルキャスト1回、シュート!
ループは鋭角、水面を叩くようなターンオーバー。
入った!
出た!
フライの着水を同時に出た!
派手なスプラッシュライズではなかったが、大口を開けてフライを喰らうのが見えた。
反射的に大きなアワセ!
イワナが飛んだ・・・・・ラインが緩む・・・・・フックアウト?
ラインをたぐると、手応えがアリ!
ネットイン・・・・フッキングの状態を確認。
これだけ呑み込んでいれば、外れないよな・・・・と一安心
どんなポイントで、どんなサカナが釣れたか?
サカナが出たのは、全て写真の中央付近です
写真のどこにサカナが潜んでいたか?
想像してみよう!
13:57
後記(カワガラスについて)
夕刻、水面付近をカゲロウが飛び回るようになると、決まって出現するカワガラス。
僕は鳥には興味がないのだが、カワガラスは状況判断材料の一つにしている。
- 生活雑排水が流れ込んでいない証拠
渓流でカワガラスを発見することは、この河川上流に人家がないと推測できる。
私見であるが、生活雑排水が河川に流入すると、羽根に備わっている撥水機能が低下する。
鳥は羽根が濡れて、飛行や素潜りなどの行動に支障が出る。
本能的に理解している・・・・かもしれない
- カワガラスが水際に見るときは、ハッチが間近。
彼らの主食は、カゲロウなどの水生昆虫。
ハッチがいつ起こるのか?が分からなくては、生命維持できない。
ドライフライフィッシングにおいては、釣り上がるか?ライズをその場で待つか?重要な判断材料となる。
- カワガラスが水辺で休んでいる?ときは、サカナの反応が悪い
カワガラスが飛んでいない時は、水生昆虫が確認できないことが多い。
しかも、水辺でジッとしていると見る時は、カワガラスは稚魚を狙っている。
水温低下でサカナの行動が鈍く、捕食しやすいとわかっている?
カワガラスのYouTube動画に驚いた。
「イワナ産卵と卵を捕食するカワガラス」という動画。
漫画の主人公が、
「血液は完全食品です。生命維持に必要なすべての成分が摂取できる。」
と言っていた。
サカナの卵も同じだ。
しかも、サカナの卵は逃げないし、赤く目立つし・・・・・カワガラスには捕食しやすいご馳走だ。
考えてみれば、カワガラスがサカナの卵を捕食するのは、当たり前かもしれない。
動画で確認できたのは、ありがたい。
群馬県林業研究グループ連絡協議会「群馬県林研」さんに、感謝だ!
YouTubeにアップされていたタイトルにびっくりして、見入ってしまった。
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