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2023.3.14神流川支流の状況
- 天気 晴れ
- 気温 12℃(13時神流川支流入渓点)
- 水温 6℃(13時神流川支流入渓点)
- 水位 平水(去年との比較)
- 風 無風
- 虫 若干のミッジ?
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ヤマメ・イワナの活性
去年は、2022.3.2残雪の解禁となった。
今年は個人的に12日遅れの解禁のせいか?雪は、ない。
解禁から10日以上経過している。
サカナが残っているのか?が心配だったが、十分に残っている。
流れの速い?遅い?を問わず、スネ水深があり、日陰なら100%反応がある。
日向なら沈み石や倒木などの障害物付近を狙って60%程度で反応がある。
母の体調が悪く、今年はワガママに釣りに行けそうもない。
今日はショートスティに送り出し後の出陣となり、13時釣行開始。
気温12℃とあって、ミッジを見かける。
大きめの虫も飛んでいるのだろう。
カワガラスが盛んに飛び回っている。
僕には確認できなかったが・・・・
フライは、14番CDC。
14番CDCの主な釣果実績
実際にはこんな大きな虫は飛んでいないだろうが、ヤマメもイワナも反応してくれた。
しかし、解禁から10日以上経過しているせいか?
突っつく程度の反応も多く、咥えてフッキング・・・・にはハードルが高い。
それでも十分に距離をとれば、必ず反応があり、しっかりと咥えてくれる。
これは、嬉しい!
上野村漁協の年券が大幅に値上げとなり、一部の釣り人からクレームがあるようだ。
こんなマイナーな支流にもしっかりと放流してあることを考えると、この値段は妥当だと僕は思う。
このヤマメ・イワナをどう釣ったか?
このポイントで、イワナとヤマメを釣った。
解禁から2週間が経過し、入渓しやすいこの渓流はかなりの釣り人が入っているはず。
この日は午後から釣行なので、当然に先行者は想定済み。
しかし、嬉しい誤算!
今日は入渓者はいないようだ。
未舗装の林道に点在する駐車スペースには、1台もクルマがなかった。
ひょっとしたら、この支流には成年魚放流をしていないので、そのおかげも大いにあるのかもしれない
ゆっくりと釣りができそうだっとテンションが上がる。
気温12℃と高めで、虫も小さな蛾(入渓直後の1匹だけ)が確認できる。
ミッジはそこら辺で・・・・・しかし、ライズがない。
釣り支度をしながら、観察する。
このポイントに到着までの反応の傾向は、下記の通り。
- 日向であれば、白泡の下
- 日陰であれば、沈み石などの障害物の流れ全域
- この渓流はチビヤマメの放流がメインのなので、ヤマメの反応が多い
去年、一昨年とこの渓流から解禁しているが、今年のヤマメは大きい。
反応をみる限り、まださほどスレていないし、抜かれてもいない。
フツーに反応があり、釣れる。
ヤマメを4匹ほど釣って、そろそろイワナが釣りたくなった頃、このポイントに到着。
ポイント
ポイント①
日向で流れが岩にぶつかっている。
ヤマメが最有力だが、岩の下がエグれているならイワナも・・・・・。
水温6℃では、大きく岩がエグていない限りイワナがいない。
下流側から岩の上流側の様子が目視できないので、一応イワナも・・・・って感じ。
ポイント②
止水域で日陰・・・・ヒザ水深?
イワナしかない!
ポイント③
しばらく観察したが、水面に出ている岩の手前に魚影は確認できなかった。
よって、手前側にはサカナはいないと判断する。
奥の大岩と水面に出ている岩との間が怪しい。
水底には、やや大きめの沈み石がある。
流芯ではないものの緩い流れがある。
潜んでいるとすれば、ここだが・・・・・ヤマメ?イワナ?の判断ができない。
水温6℃なので、ヤマメの可能性が高いと思うが・・・・。
ポイント④
今日の傾向から白泡直下が怪しい。
釣れるとすれば、ヤマメしかない。
実釣
実釣ポイント①
上流側にスラックを作り、流すも・・・・反応ナシ。
実釣ポイント②
キャスト位置は、ポイントから7m位。
バックスペースも十分。
ややオーバーハングの岩の奥にフライを入れたい。
できる限り水面スレスレにラインを通す必要があるので、膝立ち姿勢。
止水なので、スラックは入れない。
しっかりとターンオーバーさせる。
フォルキャスト2回・・・・シュート。
フライは、14番CDC。
14番CDCの主な釣果実績
しっかりとターンオーバーさせたものの、フライが水面にない・・・・。
ちょっと勢いが強すぎて、フライは奥の岩の上に乗ってしまった様子。
引っかかっていないことを祈りつつ、ラインを引く・・・・ポンッ!っと水面にフライが落ちた。
あれ?
このパターンなら、着水と同時にガバッ!ってのお決まりだが・・・・出ない。
しばらく静止・・・・・。
・・・・5秒・・・・10秒。
チョイチョイとラインを引いて誘いを入れる。
そして、静止・・・・・。
水面からゆっくりと頭を出して、フライが飲み込まれた。
予想通り、イワナだ!
実釣ポイント③
個人的解禁初日でヤマメ・イワナを釣り、テンション爆上がり!
この調子で・・・・っと思ったが、ここは冷静に、冷静に。
ゆっくりと移動し、生理現象を処理する。
これで、余分なチカラが抜けたと思う。
フライを交換し、ラインをチェック・・・・うん!冷静だ。
ループの先端を○に当てて、フライをFに落とし、スラックを作り、→のようにナチュラルドリフトさせるという作戦。
だが、見事にチカラが入りすぎて・・・・・○にループの先端が当たってしまい、Fに落下。
そのまま、諦めムードで流れたら、ヤマメが水底から飛び出した。
ナチュラルドリフトできていたから釣れたのか?
このヤマメがよほど腹ペコだったのか?
ストマックをしない僕には分からない。
ポイント④
ヤマメを取り込む時に水際まで歩み寄ったので、スルー。
釣果10匹!すべてのポイントを公開!
サカナが出たのは、全て写真の中央付近です
写真のどこにサカナが潜んでいたか?
想像してみよう!
後記(釣り人が減っている?その原因は?)
上野村漁協の日釣券、年券ともに大幅な値上げとなった。
そのせいか?
釣り人が少ない感じがする。
解禁はこの神流川支流と決めている。
例年だとエサの空き箱、コンビニおにぎりのパッケージ、カップ麺の残骸などが放置されているのだが、今年はなかった。
「釣り人のマナーが良くなった!」っと思いたいが・・・・そればかりではないようだ。
多くの足跡が水辺に沿ってあるのだが、1週間以上前の古いもの。
おそらく解禁日や解禁直後の週末には多くの釣り人が訪れたのだろう。
しかし、それ以降の入渓者はほとんどいない。
おかけで、大きめのヤマメに出会うことができたし、こんな下流でイワナが釣れた。
コロナと共存するような生活となり、安定を取り戻しつつあるが、収入が追いついていないのかもしれない。
株価をみると、まだまだ上昇基調・・・・のような気がするが、その恩恵は労働者には回ってきていない。
いや、収入も回復しているが、不景気に備えて釣りにかかる費用をおさえているのかもしれない。
人によって違うと思うが、実際にはどっちが多数派だろうか?
僕も今年の釣行回数は、激減しそうだ。
理由は、母の介護。
2月初めの母の転倒以降、母の体調が著しく不安定だ。
昨日までピンピンだったのに、今朝には発熱?ってこともある。
ひょっとしたら介護のために釣りから遠ざかる人も多いのかもしれない。
介護認定更新の結果が出た。
予想より高めの要介護の認定が出た。
認知症の兆候はあるものの、まだ会話もできるし、記憶力も年相応・・・・?
しかし、歩行機能が転倒以来著しく低下したのは事実。
そろそろ施設に入れる。
今年中には・・・・っと考えている。
そうすれば、まだ勝手気ままに釣りに行ける。
ちょっと気分を悪くする考え方だが、日常生活で苦労する母を考えると入所は二人にとっていい選択かもしれない。
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