ダム放水で増水、低水温、低活性・・・・が、尺上ヤマメ!上野村本谷毛ばり釣り専用区2021

上野村毛ばり釣り専用区・神流川本支流C&R釣行

 

2021.8.11 GO TO 上野村本谷毛ばり釣り専用区。

釣果11匹(ヤマメ10イワナ1)

 

この記事を最後まで読んでもらえると、次のことがわかります。

①2021.8.11の上野村漁協本谷毛ばり釣り専用区の状況

②サカナの活性

③メインフライ「12番スズメバチカディス」

④この1匹をどう釣ったか?

⑤どんなポイントで、どんなサカナが釣れたか?

⑥後記(本谷毛ばり釣り専用区は、左岸から釣れるか否かが釣果を分ける?)

 

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

僕の簡単なプロフィールです。

ドライフライフィッシング専門家。

2021年度3月〜9月20日までに674匹をドライフライで釣っています。 

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コロナ感染防止・拡散防止対策については、こちら

 

状況

①2021.8.11上野村漁協本谷毛ばり釣り専用区の状況

  • 天気   晴れのち曇り
  • 気温   27.1℃(9時神流町)
気象庁 過去の気象データ検索 群馬県神流(2021.8.11)より引用
  • 水温   肌感覚11℃(10時⑥エリア入渓点)
  • 水位   増水・若干の白い濁り
  • 風    無風
  • 虫    アブラゼミの声は聞こえるが、アブを含めて虫の気配ナシ

 

気象庁HPは、こちら

上野村漁協公式HPは、こちら

 

②サカナの活性

神流川沿いの国道を走りながら、神流川本流の様子を観察する。

神流町に入ってから、白い濁りがキツくなった。

「河川工事の影響かな?」と思ったが、河川工事付近を通過しても・・・・・。

これは、ダムが放水している。

 

上野ダムの放水で濁っているなら、今日の釣りは諦めると決めた。

中ノ沢毛ばり釣り専用もクローズのようだし・・・・・。

 

受付のある川の駅から神流川本流の様子を観察する。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

濁りは、さほどキツくない・・・・釣りはできそうだ

濁りの原因は、乙母堰堤付近の工事?

受付時において、中ノ沢毛ばり釣り専用区も今日からオープンとのこと。

「どうですか?」と受付嬢に言われるも丁重にお断りをする。

 

中ノ沢川は、神流川支流の中で最も低水温。

大雨による増水で水量的には高コンディションであろうが、水温が10℃前後である。

ニンフで釣りなら爆釣だが、ドライフライでは・・・・・。

本谷に向かいながら、ちょっと寄り道して中ノ沢の様子を見に行った。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

大増水・・・・

しかも低水温・・・・ドライフライでは難しい

本谷毛ばり釣り専用区を選択したは正解だ!

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

対岸にも渡れそうもないし・・・・

 

本谷毛ばり釣り専用区もダムの放水があり、大増水。

しかも、若干白く濁っている。

 

10時入渓。

今日は、上野村漁協本谷毛ばり釣り専用区⑥から釣り上がる。

上野村漁協公式HPより引用

大増水なので、10番ピーコックパラシュートを選択する。

10番ピーコックパラシュート

早々にヤマメを釣るも、なんか反応がイマイチ。

ここは、本谷毛ばり釣り専用区のセオリー?「左岸から釣り上がる」を実行する。

慎重に対岸に渡れる場所を選定し、ウェーディングスタッフを用いて、足元の水底状況を確認しながら、渡り切った。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

増水時

ウェーディングスタッフほど頼りになるアイテムはない!

 

左岸でも10番ピーコックパラシュートを選択するが、なぜか?反応イマイチ。

12番スズメバチカディスに変更する。

12番スズメバチカディス

釣れないが、反応は格段に増えた。

増水なので、流れの緩いポイントを中心にフライを投じる。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

反応イマイチ

他の釣り人も同じようなポイントを攻めるている?

水深1m?以上の速い流れにフライを投じ、上流から下流まで一気に流す。

長距離・長時間のナチュラルドリフト」」

これが、大正解!

ほとんどのポイントで反応がある・・・・・釣れたわけではないのが、寂しい。

 

結局、釣果11匹のうち、右岸6匹、左岸5匹・・・・・。

しかし、反応数だけなら左岸が圧倒的多かった。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

釣れなかったのは、実力不足・・・・・だね

 

この1匹をどう釣ったか?

今日は、「増水時のセオリーである緩流帯を攻める」よりも

「速い流れの中を長距離・長時間ナチュラルドリフトさせる」方が反応がいい。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

速い流れっといっても流芯ではない!

流芯付近のやや速い流れ・・・・

 

ポイント

ポイント①

「増水時のセオリーで緩流帯を攻める」に該当する。

水深は1m以上はあるそうだ。

長時間フライをポイントないに漂わせることで、サカナを誘う。

サカナは、

  • ポイント①直下
  • 岩A付近

に潜んでいると予想している。

ポイント②

「速い流れの中を長距離・長時間ナチュラルドリフトさせる」に該当する。

こちらも水深1m以上はありそう。

流芯付近で流芯よりい遅い流れであるが、ポイント①ほど遅くなくない。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

ビミョーな流れの速さ・・・・

サカナは、

  • ポイント②横の流芯の白泡直下
  • 岩B付近(流芯側)
  • 岩C付近(流芯側)
  • 岩D付近の白泡直下

に潜んでいると予想している。

 

実釣

実釣ポイント①

ポイント①内にフライを打ち込む

・・・・1・・・・2・・・・ ・・・・10・・・・反応ナシ。

これを2回行うも、反応ナシ。

 

実釣ポイント②

「速い流れの中を長距離・長時間ナチュラルドリフトさせる」ということで、フライをFに投じる。

 

平水時であれば、ポイント②の範囲内に直接打ち込んでも釣れそうだ。

今日は、大増水・・・・・流れも速く、水深も1m以上。

フライの存在をサカナに気付いてもらわないことには、釣れない。

そのためには、フライを長距離・長時間ナチュラルドリフトさせる必要がある。

 

フライは、12番スズメバチカディス。

12番スズメバチカディスの詳細は、こちら

 

フライをFに投じる。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

思ったより流れは遅い・・・・

流し切るまで2秒くらいだろうか?

再び、フライをFに投じる。

Hで流心の白泡の方から横っ飛び・・・・・?

ヤマメがフライをひったくる。

瞬間的にロッドを立てて、アワセ!

充分以上のスラックを入れていたので、ラインを急いでたぐる。

一瞬テンションがなくなったが、直ぐにグルングルンっというヤマメ独特の感触が戻った。

 

どんなポイントで、どんなサカナが釣れたか?

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

サカナが出たのは、全て写真の中央付近です

写真のどこにサカナが潜んでいたか?

想像してみよう!

 

後記(本谷毛ばり釣り専用区は、左岸から釣れるか否かが釣果を分ける?)

連日の雨・・・・・そして、豪雨。

上野村漁協管内でまともに釣りができたのは、本谷川ぐらいだろう。

雨というのに、釣り人が押し寄せ?連日満員に近かったらしい。

 

「増水だから流れの緩いポイントを大きなフライで〜〜〜」という呑気さでは、痛い目にあったことだろう。

こういう時こそ、他の釣り人と違う釣り方をしないと・・・・・っと改めて考えさせられた。

流芯付近のやや速い流れを釣る

対岸(左岸)から釣る

 

特に、増水時に対岸(左岸)から釣るというのは、効果がある。

流れを横切ることに抵抗がある釣り人が多いためだ。

しかし、装備さえしっかりしていれば安心して、対岸に渡ることができる。

装備・・・・「ウェーディングスタッフ」


 

他の河川でも急な増水によるひどい濁りが入ることがある。

水底が見えなくなるのは、一瞬のうちだ!

そんなときでも、ウェーディングスタッフで水底をコツコツ・・・・。

水底の状況を確認しながら、流れを横切ることができるので重宝だ!

金額も10,000円程度・・・・・決して安くはないが、安心料と思えば払う価値がある。

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