流下物に低水温にルアー釣法の先行者・・・・でも釣れた!渡良瀬川支流2021

シャロムの森釣行

 

202.8.10 GO TO 渡良瀬川支流(シャロムの森)

釣果 12匹(ヤマメ2イワナ10)

 

この記事を最後まで読んでもらえると、次のことがわかります。

①2021.8.10シャロムの森の状況

②サカナの活性

③メインフライ「12番スズメバチカディス」

④この1匹をどう釣ったか?

⑤どんなポイントで、どんなサカナが釣れたか?

⑥後記(晴釣雨巻き)

 

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

僕の簡単なプロフィールです。

ドライフライフィッシング専門家。

2021年度3月〜9月20日までに674匹をドライフライで釣っています。 

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釣果詳細は、こちらこちら

コロナ感染防止・拡散防止対策については、こちら

状況

2021.8.10シャロムの森の状況

  • 天気  晴れ
  • 気温  34.0℃(10時桐生市)
気象庁 過去の気象データ検索 2021.8.10桐生市より引用
  • 水温  12℃(10時半入渓点付近・肌感覚)
  • 水位  やや渇水(例年との比較)
  • 水位  やや渇水(前回釣行2021.8.2との比較)
  • 風   強風
  • 虫   皆無(受付棟付近及び入渓点)

 

気象庁 過去の気象データ検索は、こちら

シャロムの森公式HPは、こちら

 

サカナ活性

台風一過。

いい天気で気温も上昇との予報だが・・・当然に、強風。

受付棟付近・・・・誰もいない。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

昨日台風が通り過ぎている・・・・

当然か?

大増水・・・・土砂崩れ・・・・道路崩落・・・・リスクは大きい。

 

日本気象協会の降雨レーダーを見ていた限り、台風の雨量ではなく、雷雨のレベルの雨量。

気象庁 過去の気象データ検索 2021.8.9桐生市より引用
<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

山沿いは不明だが・・・

きっと増水していない!

これなら出陣だ!

 

川沿いの林道で水位をチラ見するが、増水していない。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

むしろ、渇水気味か?

 

受付棟付近で身支度をしているが、アブが寄ってこない。

  • 強風が原因で消滅したのか?
  • 時期的要因で消滅したか?

分からない・・・・。

アブが消滅したのなら、サカナの捕食物が変わった可能性は充分にある。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

前回釣行まで有効だった12番スズメバチカディス

反応がしない可能性があることは、意識しておく

強風で陸生昆虫が多く流されている可能性が高いことから、10番ピーコックパラシュートがいいかもしれない。

 

林道をe-bikeで走り始める。

真新しいワダチ・・・・・

ワダチの先端の崩れ方から見て、昨日ジムニーで入渓したようだ。

台風通過の予報が出ているので、林業関係者や送電線工事関係者ではない。

 

入渓点付近でおにぎりのパッケージを発見した。

賞味期限2021.8.9。

台風なのに・・・・釣り人の釣欲っては、無限大だ。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

ここは、見習うべき部分ではない!

 

予約制なので、入渓点の変更はできない。

おにぎりのパッケージが捨ててあった付近より入渓する。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

おにぎりのパッケージは、回収したよ

 

しばらく釣り上がるが、反応が悪い。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

石の裏側から反応があることが多い・・・

すっぽ抜けやUターンも多い

そして、岸に昨日の入渓者の痕跡がない。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

昨日の入渓者は、流れの中を歩いて釣り上がったようだ

それなら、サカナの警戒心が異常に高いのにも、納得がいく。

このような釣り方をする人には、ルアーが多い。

 

この1匹をどう釣ったか?

ここまで釣り上がって、わかったことは、下記の通り。

  • 昨日入渓者あり
  • ルアー釣法
  • 水の中を歩いて、釣り上がっている

 

これらに加えて

  • 水温12℃とこの時期にしては、かなり低い。
  • 強風が収まる感じではない。

ということから、15時には今以上に活性が下がりそうだ。

 

反応は石裏が多く、すっぽ抜けやUターンも多い。

強風でサカナに接近しても逃げられることは少ないのが、唯一の救い。

 

入渓直後は10番ピーコックパラシュートを選択した。

10番ピーコックパラシュート
  • 岸際等の観察ではアリなどの陸生昆虫が確認できず、羽虫のいない。
  • 台風通過の翌日であるが、渇水気味。

ということで、フライを12番スズメバチカディスにすぐに変更している。

 

12番スズメバチカディス

12番スズメバチカディスの詳細は、こちら

 

ポイント

このポイントのすぐ上流に、大きな淵がある。

ルアーならこのポイントではなく、淵を重点的に攻めているはずと予想して、こちらのポイントも攻める。

ちなみに、淵も攻めたが・・・・・反応ナシ。

 

サカナは岸壁に沿ってついているはず。

観察するも、どこに潜んでいるか?は分からない。

流れの中ならヤマメだが、流れの中なら目視で確認できるはず。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

岸壁にへばりついている? 

なら、イワナだ

 

実釣

フライは、12番スズメバチカディス。

頭上、バックに十分なキャストティングスペースがある。

浅いポイントなので、強風といえど接近はできない。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

膝立ち姿勢

7mの距離をとる

 

強風が止んだ瞬間にキャスト。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

充分にスタックを入れるのは、当然だ!

Fにフライを投下して、ナチュラルドリフト・・・・ピシャ!

明らかに小さめのサカナの反応・・・・・アワセを瞬間的に入れた。

フライを待ち受けて喰ったのではなく、追っかけて喰った。

 

どんなポイントで、どんなサカナが釣れたか?

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

サカナが出たのは、全て写真の中央付近です

写真のどこにサカナが潜んでいたか?

想像してみよう!

 

後記(晴釣雨巻き)

台風通過の当日に入渓者がいたというは、驚きだ!

その釣欲?執念?には、感心する・・・・が、そんな無謀なことはしたくないし、しない。

 

台風通過の当日、山はどんな感じだったか?

強風は、当然だ!

雨量は?

気象庁の過去の気象データしか資料がないが、午前11時くらいに8.5mmの雨量が桐生市であった。

想像しかないが、山はもっと降ったかもしれない。

 

ゲリラ豪雨に近い降り方なら、危険だ。

場所によっては退渓が難しいので、一気に増水し濁流に流されるかもしれない。

強風が木を薙ぎ倒し、林道を塞ぐ可能性も高い。

いくらジムニーといえど・・・・・っていう状況もありうる。

 

どう考えても、台風や豪雨の予報の時は、家にいるのが一番!

フライフィッシングなら、タイニングという遊びもできる。

「晴耕雨読」と言うが、フライフィッシャーなら「晴釣雨巻き(巻き=タイニング)」がいい。

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