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2023.6.27養沢毛鉤専用釣場の状況
- 天気 曇り
- 気温 27℃(12時半受付棟)
- 水温 18℃(13時下弁天)
- 水位 増水(個人的見解)
- 風 無風
- 虫 ナシ
日本気象協会 あきる野市1時間天気は、こちら
養沢毛鉤専用釣場公式HPは、こちら
ニジマスの活性
12時に釣場に到着し、川沿いをクルマで走りながら釣り人の入り具合をチェックする。
受付棟付近で2人が釣りをしている。
受付棟🅿️は7台・・・だが、これから受付を済まし、上流に向かいそうな雰囲気。
木和田平🅿️は、4台。
神谷橋🅿️、遠藤商店🅿️は、0台。
堰堤🅿️は、3台。
今日の目的は、ニジマスを釣ってアワセのタイミングを修正すること。
サカナを目視で確認できる管理棟付近の下弁天より入渓。
入渓点で粘っている方がいる。
20分ほど下流で釣らせてもらったが、一向に動く気配がないので、一言声をかけて追い越しをさせてもらう。
下養沢橋を越えて、少し行った場所から釣行開始。
下養沢橋付近では沢山のサカナが目視できたのに、少し上流に行くとほとんど目視できない(笑)。
たまに反応があるのだが、どうも神経質・・・っと感じ。
管理釣場なので、足跡は無数にある。
足跡で先行者の有無を判断できないが、確実に3〜4人は先行している感じがある。
朝イチで入った方は、相当しつこく釣ったような印象をうける反応だ。
竿抜け・・・っと思われる場所からも反応が少ない。
周囲を観察してみても、虫がまったく見当たらない。
飛んでいないし、這ってもいない。
前回釣行2023.4.25では、口を開けると勝手に入ってくるほど羽虫が飛んでいたのに・・・・。
大場所での反応はほぼないものの、竿抜けやチャラ瀬では反応がある。
特に、チャラ瀬のやや大きな沈み石付近での反応が多い。
フライは、
- 大場所では「12番スズメバチカディス→14番アントパラシュート→14番CDC」のローテーション。
- 竿抜けやチャラ瀬では、12番スズメバチカディス。
12番スズメバチカディスの主な釣果実績
西野橋を越えると、やや反応が良くなった。
ホッとしたのも束の間、今度は空からの割り込み!
アオサギだ!
岩の上から水面を睨みつけるし、接近するとパタパタと空を飛び、ちょっと上流に移動する。
当然サカナの反応は、なくなった。
釣り人に慣れっこになっているのだろう。
大きな動作で威嚇しても、大きな声をあげても、知らん顔・・・。
少し釣り上がって距離を詰めると、アオサギも少し飛んで一定の距離を保つ。
立岩あたりからアオサギはどっかに行った。
しかし、反応は少ない。
海入道橋の下でやっと竿抜けではないポイントから出てくれた。
このニジマスをどう釣ったか?
大した釣果は得られていないが、釣果はほぼ大場所で得られている。
先行者が釣ってから少し時間が経過したせいもあるし、大場所は放流地点にもなっているので魚影が濃いせいもあるだろう。
大場所の釣り方としては、姿勢を低くし、ゆっくりと接近する。
下図のようにフライを順番にキャストしていく。
キャストは、1エリア1〜2回。
全エリアをキャストし終えると、フライを交換し、再び上図の順番にフライをキャストしていく。
今回は、「12番スズメバチカディス→14番アントパラシュート→14番CDC」というローテーション。
傾向としては、
12番スズメバチカディスが最も反応がよかった。
これは、最初にキャストしているという理由が大きいかもしれない。
次いで、14番CDC。
フロータントをたっぷりと付けて水面との接触面積を最小にしているので、興味本位で咥えたニジマスが多かった?
全く反応がなかったのは、14番アントパラシュート。
着水地点と同時に逃げ出す・・・っというパターンが多かった。
おそらく多くの釣り人が選択しているのが理由?
ポイント
速い流れの向こう側のポイント。
しかも、速い流れはヒザ水深・・・・立ちこむにはちょっと筋力と度胸がいる。
一般渓流ならこんなポイントは竿抜けにはならない。
養沢毛鉤専用釣場の場合、定年後の釣り人が多い?ので、こんなポイントも立派な竿抜けになる・・・印象。
速い流れの向こう側の竿抜けポイントなので、フライを2〜4秒静止できれば、釣れそうだ。
僕は体重こそ90キロだが、動けるデブではない。
やや上流から速い流れにあまり立ち込まないポジションをキャスト位置とした。
バックスペースは橋があるので、十分とは言い難い。
低い姿勢だと、ラインが速い流れに乗ってしまう。
立ち姿勢で釣らざる得ないので、動作はゆっくり・・・・。
フライは、12番スズメバチカディス。
12番スズメバチカディスの主な釣果実績
実釣
ポイント②
ポイント①にキャストしたつもりだったが・・・・いい感じにポイント②に入ったので釣れたというパータン。
ループの先端を岩に当てて、12番スズメバチカディスをポトリと落とす。
岩の下流側にループの先端が当たってしまったので、12番スズメバチカディスはF1に着水、ポイント②へ・・・・。
ティペットの一部が岩の凹凸に微妙に引っかかっているのだろう。
12番スズメバチカディスがHで静止している。
・・・・1・・・・2・・・・3・・バシャ!
5分ほど経過した後、ポイント①を釣ってみた。
今回はいい感じで12番スズメバチカディスが入ったが・・・・反応ナシ。
ポイント①を本命と見ていたので、納得がいかず対岸に海入道橋下でニジマスを2匹釣った後、確認しに行った。
足首水深はいいのだが、小さな石が堆積して岩の下にはサカナが身を隠せるスペースではなかった。
対岸からは暗くて詳細まで目視できなかったが・・・・それが良かった!
釣果12匹!すべてのポイントを公開!
サカナが出たのは、全て写真の中央付近です
写真のどこにサカナが潜んでいたか?
想像してみよう!
後記(痛恨のエントリーミス!?)
今回の釣行は、「ニジマスを釣って、アワセのタイミングをニュートラルに戻すこと」が目的だった。
大苦戦・・・・そんな当初の目的は途中から頭から消えた。
竿抜けを丹念に釣っていく釣り・・・・ストレス爆増!?
今回の敗因は、区間選択のミスだろう。
海入道橋の下でニジマスの反応が素直だったことを考えると、
- これより上流は誰も入っていないか?
- 手を抜いて釣り上がったか?
のいずれかであろう。
午後イチで海入道橋からエントリーすれば、釣果はもう少し良かったかもしれない。
海入道橋は、早淵の🅿️からは徒歩でいくには距離がある。
受付棟の🅿️から行くと、帰りがタイヘン・・・・結構な距離を歩いて戻ることになる。
そんなわけでエントリーも他の入渓点より比較的に少ない。
以前は、🅿️から距離があるというハンディを跳ね返すほどによく釣れる区間だった。
しかし、ここ数年の大水で海入道橋〜宝沢の区間は浅くなり、ポイントも激減。
浅くなったことでサギがよく飛来するようになり、サカナも常に神経質・・・っという感じ。
そんな考えもあって、比較的に大場所が多く、サカナも視認しやすい下弁天からエントリーしたのだが・・・・。
明日2日間からシャロムの森に行くのだが、アワセの修正ができていないと海入道橋から帰り道でぼんやりと考えた。
「ヤバイ・・・かも」とちょっと思った。
「まぁ〜、大丈夫でしょ!」という感じが、足を進ませるごとに頭に浮かぶ。
この「ちょっと」の予感が的中するとは、この時は思っていなかった。
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