2022.5.2 GO TO 中ノ沢毛ばり釣り専用区DE
釣果15匹(ヤマメ10イワナ5)
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状況
2022.5.2状況
- 場所 上野村中ノ沢毛ばり釣り専用区DE
- 天気 晴れ
- 気温 15℃(10:00入渓点)
- 水温 8℃(12:00D中間付近)
- 水位 増水
- 風 無風
- 虫 カゲロウがちらほら。岸辺に陸生昆虫?の黒い虫
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前回の中ノ沢釣行2022.4.25
サカナの活性
ヤマメもイワナも増水で避難している様子。
緩流帯というよりプールにサカナが集中している。
全体的にサカナは浮き気味。
ライズはないものの、ドライフライの釣りは充分に成立する。
プールでは、14番CDCが効果的だった。
10番ピーコックパラシュートでは、流石に大き過ぎるのか?Uターンが多かった。
岩と岩の間にできる緩流帯?などでは、10番ピーコックパラシュートに高反応。
いずれのポイントでもゆっくりと流すことが必要だ。
増水とあってヤマメの活性が高く、イワナのポイントと思われる場所でもヤマメがよく出た。
特に、プールではヤマメを数匹釣って、やっと大きめのイワナにチャレンジできる?という感じ。
この1匹をどう釣ったか?
(今回は、メインターゲットが釣れませんでした・・・・・・すいません。)
このポイントで、3匹を釣った。
こんなポイントで3匹も釣れるのだから、やはりヤマメにとっても大増水で避難していると考えていいだろう。
変だ?!
2匹を釣った時点で、サカナの行動に違和感を覚えた。
どうして頭上から丸見えの場所に浮いてくるのか?
右岸側(写真左側)の岸?崖?付近に定位して方が、流れが緩やかで、たくさんのエサが流れてきて、捕食に最適になのに・・・・・
ひょっとして、ヤマメが右岸に行けない理由がある?
尺イワナがいる?
このポイントは、クラブハウス直下。
中ノ沢毛ばり釣り専用区に来た人なら、みんながクルマから降りて、水位や河川の状況、虫の有無等を確認しながら、釣り支度をする場所。
僕もその一人。
到着後、真っ先に河川の状況を確認した場所。
その時は、サカナが確認できなかったが、思った。
プールの右岸・・・・・尺イワナが居そうだなっと。
状況観察
そして、現在。
尺イワナの存在を確認するため、岩陰からゆっくりと・・・・
これは、ダメだ
ポイントから考えて、岩陰からひょこり顔を出して・・・・は、イワナもよく知っている。
つまり、ひょっこり顔が出たら隠れればいいと学習しているだろう。
現在の立ち位置から後退し、右に移動、流芯付近からプール右岸を観察する。
居た!
右岸の流れに浮いているデカイ個体・・・・・間違いなく尺イワナ。
ライズはしないものの、頻繁に左右に移動して捕食している様子。
14番CDC
フライは、14番CDC
14番CDCの釣果実績
このポイントでは、1投目10番ピーコックパラシュートを流したが、見事にUターンされた。
10番ピーコックパラシュートの釣果実績
10番ピーコックパラシュートをキャストすると、この尺イワナなら速攻で逃げて、今日一日出てこない可能性が高い。
尺イワナの警戒心って、高いのだ。
キャスト位置
キャスト位置を考える。
岩陰に接近し、ブラインドでキャストすることも考えたが・・・・・
やはり、尺イワナが大口を開けてフライを咥えるトコが見えないのは、納得できない。
流芯付近で膝立ち姿勢で・・・・っと思ったが、深くて無理。
しかし、バックススペースやナチュラルドリフトを考えると、流心付近のこの場所しかなさそう・・・・。
腰への負担を覚悟して、中腰姿勢。
実釣
14番CDCのボディ部分を湿らせて、ドライシェイクをCDCのみに付着させる。
プールの緩い流れを上記で書いているが、実際にはイワナが水面に出るにはギリギリの流速。
少しでも流下速度を抑えるため、フライのボディ部分を水面下におく。
これは、流下姿勢を安定させる意図もある。
バックススペースにある枝を意識し過ぎて、ショートのミスキャストを2回。
・・・・・深呼吸・・・・
フォルキャスト1回、シュート。
少し上流側にフライが着指定しまった。
縦のメインディングでラインを送り、ナチュラルドリフトを確保・・・・・・出た。
ズン!
重い・・・・・・消えた。
テンションがなくなった。
大アワセをしたが、思ったよりラインを出してしまい・・・・しっかりフッキングしなかった・・・・・らしい。
16:30 クラブハウス?からこのポイントを眺めると・・・・・居た!
僕との死闘?がなかったのように、悠々と泳いでいる・・・・・・完敗だ。
どんなポイントで、どんなサカナが釣れたか?
サカナが出たのは、全て写真の中央付近です
写真のどこにサカナが潜んでいたか?
想像してみよう!
後記(転ばぬ先の杖・・・・ウェーディングスタッフ)
対岸のポイント
増水は、減水と同じようにポイントが絞られてくる。
- 今日の感じっていうか?
- 今日のサカナの付き場っというか?
が、なんとなくイメージできるようになると確実に反応がある。
が、増水の問題は
そのポイントを攻略するために最適?なキャスト位置に行けるかどうか?
入渓側の岸にポイントが集中しているのなら、ポイントへのアプローチは容易!
しかし、対岸のポイントなら増水した河川を渡らなくていけない。
上流や下流へウロウロ・・・・・
渡れそうな場所を探す。
渡れそうな場所
川幅が広くなると、流れが緩くなり、浅くなる
そんな場所・・・・・って、都合よくありはしない。
瀬に点在する水面に顔を出した岩?の上をピョンピョン・・・・・して渡る方法もある。
まるで、天狗?猿?
僕らは、身軽ではない
増水で新しく流れてきた岩もある。
そんな岩は、まだ砂が周りに堆積していないので、不安定・・・・・
飛び移ったら、グラっときて、ドボン!ってのは、よくある話。
ドボン!して、笑えるなら、いい。
ウェダーに水に侵入すると、立ち上がれない。
ましてや、不安定な瀬の中・・・・・水の流れは激しい。
そうなってしまうと、後は・・・・・。
転ばぬ先の杖
転ばぬ先の杖っとは、昔の人はよく言ったものだ。
杖があれば、悲劇は避けられる。
フライフィッシングでの杖・・・・ウェーディングスタッフだ。
上記の物でなくてもいいが、ぜひ携行してほしい。
ウェーディングスタッフは、「転ばぬ先の杖」の使い方の他に
- クマと対峙したときの護身用の棒(クマの顔?鼻?に一撃を喰らわせたら、逃げる・・・・かもしれない)
- ツエルトの支柱(2本あれば、完璧)
- ウェーディングスタッフ2本とテーピングで松葉杖ができる
・・・・・
ただの棒だが、工夫次第で非常事態に役立つグッツでもある。
価格が少々高いのと、頻繁に使用するグッツではないが・・・・・持っていると心強い。
ウェーディングスタッフが必要と感じた釣行(2021.7.12本谷毛ばり釣り専用区)
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