2022.5.23 GO TO 上野村本谷毛ばり釣り専用区②
釣果11匹(ヤマメ10イワナ1)
この記事を最後まで読んでもらえると、次のことがわかります。
⑥ 後記(大型カゲロウのハッチを予想して、大量放流の尺ヤマメ?)
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状況
2022.5.23上野村漁協本谷毛ばり釣り専用区の状況
- 天気 晴れ
- 気温 16℃(10:00本谷毛ばり釣り専用区駐車場)
- 水位 増水状況(苔の具合から判断)
- 水温 13℃(10:30②入渓点)
- 風 おおむね無風だが、一時的に午前下流からの強風、午後上流から強風があった。
- 虫 カゲロウ、蛾、ハチ、ミッジなど羽虫
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サカナの活性
今日は、上野村漁協本谷毛ばり釣り専用区②を釣る。
10:30入渓
今まで無風だったのに釣り始めようとした途端強風となる。
ボコボコライズ状況が、一瞬で全て消える・・・・・・。
それでも、風の止む一瞬を狙ってキャスト・・・・反応はあるものの、釣れない。
フライが合っていないようだ。
釣り上がってゆくも、反応は薄い。
ライズもない・・・・・。
ココロが折れる頃に反応があるだが、フッキングが甘く、フックアウトかすっぽ抜け。
さらに、メンタルエネルギーが激減するのがわかる。
14:00
砂防ダムを越えて、状況一変!
大きなカゲロウのハッチが始まる。
尺物のスプラッシュライズ!
迫力満点!
しかも、ボコボコ!?
14番CDCをキャストするも釣れない。
観察すると、静止しているカゲロウには反応しないが、パタパタと動いているカゲロウにはサカナが飛びつく。
そこで、14番CDCをキャスト後、ラインを引いて、フライにアクションをつけると・・・・・出る、出る、出る。
14番CDCの釣果実績
反応しまくり!
しかし、なかなかフッキングしない。
さらに、観察していると、パタパタ動いているカゲロウにサカナが飛びつくものの、咥え損ねていることが多い。
これは・・・・・・放流されて間もないのかな?
反応があったうち、1/4しかフッキングしない感じ。
ライズは、ほぼ決まったポイントで発生する。
その間隔はランダムなようで・・・・的が絞りにくい。
そのうち、上流から強風・・・・・ライズ終了・・・・・っと思ったら、強風が止んで、5分もするとライズ再開。
ハッチのペースも落ちていないようで、再びあちらこちらでスプラッシュライズ!
大きなプールでは、このカゲロウのハッチが起こったようで、水面付近に尺ヤマメがウジャウジャ!
ロングキャスト?を多用するプールもあり、肘が痛くなってきた。
とりあえず、アワセを入れて、フッキング・・・・・ファイトを楽しんだら、テンションを緩めて、フックアウトさせる。
バーブレスフックの技!
フックアウトしなかったサカナのみを釣るといった贅沢な釣行となった。
結果的に2〜3匹釣ったら、次のプールに移動する感じで釣り上がることになったが、上野ダム直下まで辿り着けなかった。
ダム直下って好きなんですよ!
迫力あるあるだし!
この1匹をどう釣ったか?
ポイント解説
枝の下で、尺ヤマメが定位しており、ランダムな間隔でライズがある。
フライは、14番CDC。
大きなカゲロウのハッチが続いている。
このサカナも他のポイントのサカナと同様に、
- 動いていないカゲロウは、スルー
- もがいているカゲロウには、飛びつく
おそらく一定の間隔でハッチしている。
もがきながら流下するカゲロウの出現間隔は、ランダム。
ゆえに、ライズとして確認できる間隔もランダムになるって感じか?
尺物ライズの釣り方
尺物のライズとフツウサイズのライズでは、釣り方が異なると考えている。
フツウサイズのサカナなら、フライサイズを合わせてあげると、そこそこ釣れる。
尺物・・・・・フライサイズを一致させるのは大前提。
- むやみに、キャストしない。
尺ヤマメ・・・・ただでさえ、神経質で、ちょっとしたことですぐに逃げる。
尺物まで成長するには、このくらい警戒心(神経質)がないと無理なのかもしれない。
キャストとキャストとの間隔を最低3分空ける!
- 1m位のドリフトが必要。
フツウサイズのサカナであれば、ライズ直撃してもリアクションバイトで釣れてしまう。
尺ヤマメはアクションバイトは期待できない・・・・・その時点で逃亡、終了である。
しっかりとフライを見せる必要がある。
キャスト位置
今回も1mのドリフト距離を確保したいが、枝が邪魔で・・・・・
真横に回り込めば、キャストは楽になり、ドリフト距離も確保できそうであるが・・・・・
その分、尺ヤマメとの距離が近く、逃げられる可能性が高い。
また、この場所ではバックスペースが全くとれない。
本谷毛ばり釣り専用区は、完全C&Rなので、全体的にサカナがスレている
逃げられることはなくとも、フライへの反応はシビアになるのは確実!
真横でキャストするのは、論外・・・・・ってことで、どこからキャストするか?
観察している位置は、サカナが定位している位置から後方7m。
2〜3歩下がって、10〜12mの距離を確保する。
「ライズ位置との距離をとること」や「キャスト姿勢を膝立ちにすること」で、オーバーハング物の奥にフライをキャストすることができる。
ゆっくりと水に入り、膝立ち姿勢。
この藻に足を入れるのは、躊躇するが・・・・・。
1〜2歩水に入ると、プール上でフォルキャストすることになるので、この場所ではバックスペースの問題が解消される。
実釣
サカナとの距離を10〜12mとり、1〜2歩水に入った。
ここで、サカナの状況を確認する。
変化なし・・・・・だが、念のため、3分間その場で静止する。
この3分間
非常に長く感じる
ラインをリールから出し、足元におく。
ちなみに、リーダーは9ft、ティペットは2ft・・・・全体で10〜11ftくらい。
ライズフィッシングにしては、ショートリーダーシステムだ!
3分経過・・・・キャスト。
ホールを強めに入れて、ラインのテンションを強めに・・・・シュート!
ちょっと気合を入れすぎて、奥に入りすぎた。
すぐにラインを引いて、フライにアクション?をつけながら、サカナに近づけていく。
サカナにフライが近づいても、ラインを引いて、フライにアクションを入れる。
サカナの直近・・・・・ラインを引いた・・・・一気に下流にフライが行ってしまった。
テンションを緩めた瞬間、サカナが反転、飛びついてきた!
反射的にアワセを入れる。
ズン!
手応え充分!
この1匹を釣るために、時間をかけてきた
次の1匹は考えなくていいので、ポイントが荒れても気にしない
サカナをファイトさせて、楽しむ。
その時、肘に激痛が・・・・・。
どんなポイントで、どんなサカナが釣れたか?
サカナが出たのは、全て写真の中央付近です
写真のどこにサカナが潜んでいたか?
想像してみよう!
後記(大型カゲロウのハッチを予想して、大量放流の尺ヤマメ?)
本谷毛ばり釣り専用区は、久しぶりだった。
事前の情報収集で、大型魚の放流があったとの上野村漁協のFBにあった?
こんな大量に放流されているとは思わなかった。
まだ放流されて間もないのか?
捕食方法が大型魚にしては、大胆・・・・・?下手・・・・・・?
尺をこえるほどになると、天敵は密猟者だけだから、捕食が下手でも問題ないのかもしれない。
思わない幸運で大型カゲロウのハッチに遭遇・・・・・ってことはない。
全くの個人的な経験により大型カゲロウのハッチは、ある程度予想していた。
- 前日との気温差(具体的な数値は教えられません)
- 当日が天気がいいこと(できれば・・・・・・)
- 月の満ち欠けの状況(ググってね!)
- ちょっと増水(増水しすぎは、ダメです)
当日は、これらの条件を全て満たしていた。
中ノ沢毛ばり釣り専用区を予約しようと思ったが、満員で断念!
じゃ〜〜〜、ちょっと尺物をやってみるか?
って感じで、本谷毛ばり釣り専用区を予約した。
本谷毛ばり釣り専用区の場合、これらの条件を満たし、ハッチが起こる区間は決まっている。
(あくまでも、個人的なものです。判断は各自お願いします。)
それは、上流の①②のみだ。
漁協の放流も大型カゲロウのハッチを予想して、事前に大型魚を放流した?
やはり毎日河川を見ている人には敵わない。
これだけ大型魚を放流するのなら、川の駅で「シップ薬」を販売して欲しい。
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