2021.9.16 GO TO 上野村中ノ沢毛ばり釣り専用区
釣果20匹(ヤマメ6イワナ14)
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状況
2021.9.16上野村漁協中ノ沢毛ばり釣り専用区の状況
- 天気 曇り
- 気温 18℃(9時川の駅)
- 水温 10℃(9時半A区間入渓点・肌感覚)
- 水位 増水(例年との比較)
- 風 無風
- 虫 空中、地上ともナシ
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サカナの活性
今日は、中ノ沢毛ばり釣り専用区A区間を釣る。
開幕戦(2021.4.28中ノ沢毛ばり釣り専用区釣行)で、いきなり釣り人目線の尺イワナを釣りあげるという相性のいい区間。
期待が持てる?
最終戦・・・・大いに期待している!
神流川本流沿いの国道を走りながら、河川の様子をチラチラ確認する。
上野ダムが緊急放流しているのか?
かなりの増水だ。
灰色に濁っている・・・・それも、かなりキツイ濁り。
昨日の釣行(2021.9.15シャロムの森釣行)では、平水かやや増水程度であった。
同じ群馬県でも西と東では、随分と違うもんだ・・・・っとため息が出る。
中ノ沢毛ばり釣り専用区A区間始点の堰堤上
ここは、開幕戦で釣り人目線の尺イワナを釣った場所だが・・・・・増水でポイントがつぶれている。
空中、地上とも虫は確認できない。
辛うじて、ドライフライに反応しそうなポイントにフライを投じる。
やはり、無反応・・・・・
というよりあっという間にドラックがかかり、釣りにならない
その直後の大きなプール。
ここも流れが速く・・・・岸際を中心にフライを投じるも無反応。
今日は、リーダーを12ftにした。
7ftロッドに12ftリーダー+4ftティペット
ハイスピードライン
トラブルの予感しかない・・・・・
トラブルが多発しそうだが、この速い流れを克服するには、これしかない。
あまりにも無反応なので、プールの下流をバシャバシャと歩いてみる。
走るイワナもヤマメも居ない・・・・・。
やはり低水温のせいだろうか?
サカナは、深場の水底に休んでいるようだ
増水+低水温の状況は、把握できた。
サカナは、流れの緩い場所に避難している。
遅い流れや流芯脇・・・・水溜り?っていうような場所にもフライを投じていく。
水溜り?って場所に、良型イワナが避難していることが多い
流芯脇から今日初の反応があったが、すっぽ抜け・・・・っというより、突っつく程度の反応。
この状況で、スレている・・・・とは考えにくいが、どうだろう?
岩と岩の僅かな隙間、水溜り?に浮いているイワナを発見する。
速い流れにキャスト位置が制限される。
なんとかドラックがかかりにくい位置に移動し、キャスト・・・・・だが、すっぽ抜け。
イワナであることをすっかり忘れ、ヤマメのアワセに近いタイミングでアワセを入れてしまった。
諦めきれず、しばらく待つ・・・・・水流に浸かっている足が痺れてきた頃、イワナは戻ってきた。
フライを変更し、充分にフロータント処理を行い、キャスト・・・・ズン!
「ズン!」の感触があったが・・・・フックアウト。
こんな状況と数匹のサカナとのやりとりで、サカナが緩い流れ、流芯脇、水溜り・・・・に避難していることがわかった。
この1匹をどう釣ったか?
11時を過ぎる頃から、水温が若干上昇したのか?
サカナの活性が急に良くなった。
流下している虫とか水辺に陸生昆虫とかは、確認できない。
- 流芯脇からは、ヤマメ
- 岸際の緩流帯からは、イワナ
っといった感じだ。
なんにせよ、反応があると、楽しい。
ポイント
どこにイワナが潜んでいるか?
最もエサが流れてくる場所・・・・つまり、ポイント①だ。
岩盤にへばりついている可能性が高い。
ポイント①は、もっとも流れが速い。
ポイント①付近にフライを直接投下しても、サカナはフライに追いつけず、咥えることができない。
サカナの活性が高いときは流芯のど真ん中でもライズを見ることがあるだろう。
あれは、流芯に最もエサが流れていることを意味している。
流芯でフライにサカナを反応させるには・・・・・
- サカナが空腹であること
- サカナにとって流れてくるフライ(エサ)がご馳走であること
- サカナに早いタイミングでフライ(エサ)の存在を認識させること
前者は釣り人のコントロール下にないが、後者二つは可能だ。
速い流れに潜むサカナをドライフライで釣るコツ
- 大きなフライを使用すること
- ナチュラルドリフトの距離を長くして、早いタイミングでフライの存在をサカナに認識させること
フライは、12番スズメバチカディス。
12番スズメバチカディスの主な釣果実績
しかも、このポイント全体の水深がおそらく足首上程度であり、浅い。
サカナが水底に潜んでいても、ちょっと浮上すれば咥えることができるほど、フライとの距離は近い。
実釣
サカナはポイント①に潜んでいる可能性が高いと推理したが、ポイント②③にも潜んでいるかもしれない。
そこで、ポイント①②③全部を通過するようにフライを流す。
ポイント③付近が最も流れが遅いので、Fにフライを投じ、一気にポイント①まで流し切る。
バックスペースは充分にある。
ポイント③のやや上流
ループの先端を突き刺すようにキャスト
これで、充分なスラックができる。
ゆっくりと流れ始め・・・・
水面に出た岩盤付近で加速・・・・
フライが視界から消えそうに・・・・
サカナの頭が水面に突如現れて、フライを押さえ込むように咥える。
・・・・・アワセ!
充分なスラックは、さらに遅アワセとなる
ズン!っという手応え
いい感じのフッキング!
どんなポイントで、どんなサカナが釣れたか?
サカナが出たのは、全て写真の中央付近です
写真のどこにサカナが潜んでいたか?
想像してみよう!
後記(悪寒がするので、帰りがけにラーメン!)
A区間の最上流にある堰堤下で15分間ほど釣ったが、土砂降りの雨のような水飛沫。
ずぶ濡れになってしまった・・・・。
横着せずにレインウェアを着れば、よかった。
ちょっと悪寒がしたので、速攻退渓・・・・・
っとなるはずが、A区間のオマケ沢(日向沢?)の誘惑に負けてしまった。
林道を渡った堰堤下は、個人的には手付かずの場所・・・・
せっかくだからだと・・・・今シーズンのラストだからだと・・・・
色々と言い訳が浮かんできて、入渓した。
そこそこのイワナをいつものようにフックアウトさせた後、なんとかヤマメを釣り上げた。
これで気持ちよく?、今シーズン終了!
2時間ほど早く帰宅できそうだったが、自宅隣町にあるラーメン一心さんへ寄り道。
ラーメン(大)を全マシで完食!
ラーメン大全マシ+豚1枚追加+味玉+チーズカレー変更
にんにくパワーが効いたのか?悪寒はどっかに行ってしまった。
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