今季最終戦!ゲット!釣り人目線の尺ヤマメ!渡良瀬川支流2021

渡良瀬川支流釣行

2021.9.15 GO TO 渡良瀬川支流。

釣果15匹(ヤマメ5イワナ10)

 

この記事を最後まで読んでもらえると、次のことがわかります。

①2021.9.15のシャロムの森の状況

②サカナの活性

③メインフライ「12番スズメバチカディス」

④この1匹をどう釣ったか?

⑤どんなポイントで、どんなサカナが釣れたか?

⑥後記(シャロムの森は、完全C&Rですよ!)

 

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

僕の簡単なプロフィールです。

ドライフライフィッシング専門家。

2021年度3月〜9月20日までに674匹をドライフライで釣っています。 

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コロナ感染防止・拡散防止対策については、こちら

 

状況

2021.9.15シャロムの森の状況

  • 天気  晴れ
  • 気温  15℃(9時半受付棟・肌感覚)
気象庁 過去の気象データ検索(2021.9.15桐生市)より引用
  • 水温  12℃(10時L6入渓点・肌感覚)
  • 水位  平水(やや減水か?)
  • 風   無風
  • 虫   空中、地上ともナシ(L6入渓点)

 

気象庁 過去の気象データ検索は、こちら

シャロムの森公式HPは、こちら

 

サカナの活性

今日は、L6を釣る。

シャロムの森公式HPより引用

 

9時半に到着。

早速、スズメバチの出迎えを受ける。

しかし、他の虫は全く飛んでいない。

山の木々の紅葉は、まだ先の様子。

湿度が低く、ひんやりとした空気。

空気だけは、秋の様子だ。

今日は、L6に入渓する。

e-bikeでかなり走らせるので、ひんやりとした空気はありがたい。

 

10時過ぎに入渓。

相変らず、虫は確認できない。

生命の痕跡を探すと・・・・

古い痕跡からやや新しい痕跡まで、多く発見できる。

ベルトにつけた熊鈴を鳴らし、クマスプレーを確認する。

高低差のある区間を岩登りさながらに、釣り上がる。

ひんやりとした空気であるが、汗が吹き出す。

一見すると、水溜り?っと思う場所からも反応がある。

イワナを目視できないが、ポイントごとに呼吸を整えて、キャストを繰り返す。

反応はそこそこだが、チビが多い。

ドーン!っと尺イワナでも出れば、足取りも軽くなるだが・・・・・。

 

14時L6の終点に到着。

これより上流には、釣りができるほどの水はない。

時間も早く、最後に釣ったイワナがチビチビだったので、気分的に不完全燃焼・・・・・。

LとRの分岐点から釣り上がることにする。

 

今度は、完全なヤマメ区間。

アワセのアジャストに苦労するも、なんとかヤマメを数匹釣った。

 

この1匹をどう釣ったか?

L6からLとRの分岐点付近に再入渓。

この辺は、完全なヤマメ優勢な区間。

L6でイワナを狙っていたときとのアワセのタイミングの違いに躊躇する。

 

L6は、最近入渓者がいなかったようで、足跡などは発見できなかった。

LとRの分岐点付近は、かなりの足跡が目に入る。

 

この時期だと、大きなヤマメは産卵行動に入っているかもしれない。

ペアリング直前ならヤマメの荒喰い・・・・尺ヤマメのチャンスがある。

どうだろうか?

少し釣り上がってみても、産卵行動は見られない。

 

尺ヤマメらしき反応が数回あったが、いずれも遅アワセ・・・・すっぽ抜け。

なかなかイワナのアワセのタイミングから切り替えることができない。

しかし、チビヤマメは釣れる・・・・不思議なもんだ・・・・。

 

ポイント

直近の入渓者の痕跡があることから、イワナポイントは反応がないと思った。

同様に、ヤマメポイントも下流側より上流側の水面が乱れている付近に潜んでいると考えた。

ここまでのヤマメの反応から荒喰いが個体によっては始まっていると思う。

しかし、ヤマメが流れの中で確認できない。

このポイントに潜むヤマメはチビか?荒喰いが始まっていない個体?かと予想する。

 

実釣

イワナポイント

手前のイワナポイントから釣っていく。

目視では魚影は確認できない。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

イワナは、ジッとしている

しっかりと観察しないとわからない

フライをポイント真ん中に投げて、様子を見るも、反応ナシ。

フライに近寄ってくる魚影すら確認できない。

 

ヤマメポイント

フライは、12番スズメバチカディス。

12番スズメバチカディスの詳細は、こちら

ポイント下流側にフライを投じると、着水と同時に反応アリ。

ビシャ!

これは、チビヤマメ・・・・・。

すっぽ抜け・・・・・。

どこにチビヤマメは逃げたか?

上流側に逃げたとすると、大きなヤマメの反応にも影響が出そうだ。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

連投では釣れない

じっくりと待つ・・・・しかない

 

今ティペットに結んであるフライは、イワナポイントから使用している。

随分と水分を含んだ状態で、ウィングは水面上にあるものの、ハックルを含めてボディ全体は水面下にある。

ここまで釣り上がって、12番スズメバチカディスという選択は間違っていない。

しかし、1度反応させているだけに同じフライでは見切られる可能性が高い。

フライを新品に交換し、液体フロータント処理をする。

さらに、ドライシェイク。

これで、水面との接触面積を最小になる。

1投目とは浮き方が異なる。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

1投目は、ウィングは水面上、ボディは水面下

2投目は、ウィングとボディは水面上

これでサカナが抱く違和感を少しだけ緩和させる・・・・はず。

 

5分ほど経過、もういいだろう。

これで反応がなければ、釣れない。

時間的に退渓・・・・・。

 

フライをFに投じる。

ドラックを防ぐため、ループの先端を水面に突っ込むとともにスラックを入れる。

ゆっくりと流れ始めた・・・・・かな?っと思ったら、消えた?消えている?

瞬間的にロッドを煽った。

グイグイと水底に引き込むテンション・・・・グルングルンという独特の感触。

ヤマメだ、デカイ!

  

どんなポイントで、どんな魚が釣れたか?

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

サカナが出たのは、全て写真の中央付近です

写真のどこにサカナが潜んでいたか?

想像してみよう!

 

後記(シャロムの森は、完全C&Rですよ!)

2021.8.30渡良瀬川支流釣行でも川の流れの中に不自然に棒が刺してあった。

今回の釣行でも、それはあった!

おそらく、釣り人が釣果を得たことの証として刺した棒だろう。

 

今回は、前回と比較して極端にその数が少ない・・・・。

9月初旬の大雨で、棒そのものが流させてしまった・・・・かもしれない。

大雨で川が濁流と化して、サカナ(イワナ)が流されたことも考えられる。

 

その一方で、密猟ということも考えられる。

シャロムの森は、完全C&R。

漁をする場所ではない。

一般河川のお持ち帰り派の気持ちもわかるが・・・・シャロムの森に来たらシャロムの森のルールには従ってほしいものだ。

 

特に、シャロムの森は放流をしていない。

乱獲者や密猟者が横行すれば、簡単にサカナが消える。

もう釣りを漁と考えるのは、時代が許さない!

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