【釣果13匹ヤマメ11イワナ2】シャロムの森2023.7.27

シャロムの森釣行

この記事を最後まで読んでもらえると、次のことがわかります。

①2023.7.27シャロムの森の状況

②ヤマメ・イワナの活性

③メインフライ「12番スズメバチカディス」

④このイワナをどう釣ったか?

⑤釣果13匹!すべてのポイントを公開!

⑥後記(バーブレスフックとロングティペットリーダーとの相性は、悪いのか?)

 

2023.7.27シャロムの森の状況

  • 天気  晴れだが、午後から雷雨
  • 気温  23℃(9時半管理棟)
日本気象協会 みどり市1時間天気(2023.7.27)より引用
  • 水位  平水(例年との比較)
  • 風   上流から微風
  • 虫   アブ、ブヨ、スズメバチ、トンボ、アリ(管理棟付近)

 

日本気象協会 みどり市1時間天気は、こちら

シャロムの森公式HPは、こちら

 

ヤマメ・イワナの活性

今日は、R3よりちょっと下流から入渓。

シャロムの森公式HPより引用

前回の続きである。

昨日入渓者がいるとの情報を得ている。

R沢沿いをe-MTBで進むが、ジムニーだろうか?

きっちりと真新しいワダチがある。

 

入渓すると・・・・どうだろうか?

サカナの反応を見る限りどうやら昨日釣り人と釣行区間は、被ってはいないようだ。

ホッとする。

 

R沢もL沢同様にサカナが落ち着きを取り戻している。

そして、サカナも散らばっている。

サイズを問わなければ、どのポイントからも反応がある。

フライは、12番スズメバチカディス。

12番スズメバチカディスの詳細は、こちら

ある程度のサイズが欲しいなら、プール狙い。

最低でも7m程度距離をとり、プールにある障害物や沈み石などとは関係なく、砂の川底+最も深い場所にフライを叩きつける。

これで、ほぼ反応がある。

ただし、1発で決めることが条件!

反応が得られない時はこのポイントでの釣果は諦めるしかない。

博打のような釣り・・・・(笑)。

イワナは、まさに夏!っというポイントからの反応が多かった。

流れの速さや水深などは関係ない。

障害物付近にPON!

これで流芯ど真ん中の速い流れからでも反応がある。

ちょっと小さいイワナになるが・・・・こんな反応は、嬉しい!

 

午後から去年仕様のリーダーシステムではなく、去年のティペットの長さより2ft長い今年仕様に変える。

フライの着水後、ドラックがかからない程度にラインを素早く回収する。

それでも、反応があるたびに大アワセ(笑)。

大アワセで釣れるのならいいのだが、ほとんどがフックアウト。

テンションが下がる。

昨日は去年仕様で釣ったので、アワセもばっちりだったし、ドラブルも少ないし、釣果も満足だった。

昨日と今日のギャップに心が折れそうになる。

 

13時半に雷鳴・・・・。

頭上の小さな空を見るが、青空だ。

上流からの生暖かい風が不気味だが、大丈夫と判断する。

14時ヤマメを釣った直後、2回目の雷鳴・・・今度は大きい。

頭上の小さな空は・・・・・っと見上げたら、直後に土砂降り。

リュックからレインコートを取り出すが、すでにズブ濡れ(泣)。

もう少し釣りたいと様子を見ていた。

雷鳴はないが、小降りなる気配がないので、撤収。

退渓徒歩5分+e-MTB10分で管理棟まで戻ると、雨は止んでいた。

うまくいかん!時は、こんなもんだ・・・(泣)。

 

このイワナをどう釣ったか?

管理棟にクルマを停めて、身支度を整えていると、初心者?猟師さんが軽トラで颯爽と登場!

最近シカが獲れないとのこと。

暑くて山奥に移動しているのかもしれないのかな?っと。

そういえば、昨日のL3でもシカの痕跡(ウンコ)が少なかった。

6月釣行では林道に多くのシカの痕跡があったが、昨日の釣行でも林道には少なく、水際の岩には沢山見られた。

そうすると、シカも川沿いを移動しているかもしれない。

「ちょっと用心せねば!」っと思う。

 

猟師だけの収入では厳しいので、キクラゲ栽培を始めたとのこと。

キクラゲ栽培とは珍しい・・・・これは、ブルーオーシャン!?

1パック頂いて自宅で料理・・・・美味い!

野菜炒めに入れたり、味噌汁に入れたりと色々と料理してみたが、

湯掻いてわさび醤油で食べるのが、一番美味かった!

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

ありがとう!

 

ちょっと山に関する井戸端会議が長くなり、入渓が遅くなってしまった。

その分、山の知識が増えた!

やはり毎日入山する人の観察力は違う・・・・感心する。

 

いつもよりちょっと遅い入渓・・・・早くサカナの顔がみたいので、入渓直後のリーダーシステムは12〜14ftと去年仕様。

10〜15分で1匹釣れる。

反応は3分おきくらいだろうか?

ほぼ入れ喰い・・・・だが、クモの巣が多くフライのメンテの時間が長い。

 

昨日のL3と比較して、平坦でポイントも少ない。

小さなポイントに的確にフライを入れる釣り・・・・短めのリーダーシステムとマッチしている。

足首水深の流芯で大きめの沈み石でもあれば、大きめのヤマメが反応してくれる。

大きめの沈み石がないと・・・・チビヤマメ。

イワナの反応が全くない。

反転流でもヤマメ反応・・・・・

岩のオーバーハングでもヤマメの反応・・・・

イワナの顔がみたい。

 

やっと極小のポイントからイワナが釣れた。

イワナが釣れて、ホッとしてリーダーシステムを14〜16ftの今年仕様に戻す。

・・・・・・・・大アワセ・・・・・・・・ポロポロ。

これが連発する。

長めのリーダーシステムに悪戦苦闘していると、ゴロゴロ〜〜〜〜!?

強制終了が近い。

 

ポイント

イワナ狙いのポイント。

ここまでイワナポイントからもヤマメが釣れた。

半信半疑・・・・・・っというのが、本音。

このポイントでイワナが釣れたら?イワナの反応があったら?シャロムの森の夏。

 

岩下の影にイワナが潜んでいると、予想。

足首水深。

速い流れ。

写真にはないが、左側から細い流れがある。

浮遊物がないので、反転流が形成されているのか?の断定できない。

いずれにしてもイワナの頭は奥を向いているはず。

速い流れにフライをのせてポイント②で反応があれば、シャロムの森の夏確実!

ポイント①で反応があれば、そこそこ夏・・・・かな?

速い流れにフライをのせて反応がなければ、奥にフライを投じる。

この場合、イワナの活性は低いと判断できる。

 

実釣

フライは、12番スズメバチカディス。

12番スズメバチカディスの詳細は、こちら

12番スズメバチカディスをフロータント処理していると、上流から生暖かい風が・・・・天気が崩れる?カミナリ?

渓流から見える小さな空を見る限り、黒雲はない。

生暖かい風が収まるのを待って、キャスト。

Fに着水。

「あっ!」という間に流されて・・・・出た!

 

ポイント②だった。

12番スズメバチカディスがFに着水して、1秒もかからずHに到達している。

それにも関わらず、釣れた・・・・・「イワナの活性は高い!」と判断できる。

っということは、この場所より下流にはイワナはいなかったのか?

 

釣果13匹!すべてのポイントを公開!

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

サカナが出たのは、全て写真の中央付近です

写真のどこにサカナが潜んでいたか?

想像してみよう!

 

後記(バーブレスフックとロングティペットリーダーとの相性は、悪いのか?)

今シーズンは、去年より2ft長いリーダーシステムを選択している。

その結果は、ポロポロ・・・・・。

シャロムの森をはじめ、多くのC&Rではバーブレスフックのレギュレーションがある。

バーブレスフックについては、サカナの保護や怪我の軽減などの点で僕自身も賛成である。

しかし、ロングティペットリーダーとの相性はどうだろうか?

 

今シーズン7ftロッドに14〜16ftのリーダーシステムで釣っている。

確かにナチュラルドリフトという点では、楽になったと思う。

しかし、釣果は昨年と比較して低迷・・・・というのが、現実だ。

反応数について記録をとっているわけではないが、横ばい・・・・いや、若干増加していると思う。

それなのに、釣果的には低迷・・・・。

なぜだろうか?

 

もともとフックアウトは多い方だったが、さらに多くなった感じがする。

そう・・・・フッキングに問題がある。

具体的にいうと、サカナがフライを咥えた瞬間(アワセを入れる瞬間)に適切なタルミ以上にラインが出ている。

詳細は、前回釣行2023.7.26後記を読んでほしい。

 

今日の釣行以前を振り返ってみると、サカナが予想したポイントで反応した時には比較的釣れている。

その逆は・・・・悲惨なものだ。

サカナが予想したポイントで反応し釣れたのは、サカナの潜んでいる場所を的確に推理できていて、適切なタルミがあったということ。

これは、釣れて当然だ。

サカナが予想外の場所で反応した時は、釣れていない。

つまり、常に適切なタルミが保持できていないので、フックアウトしたということ。

 

理想的には、フライ投下地点で適切なタルミができいて、適切なタルミをストリッピングで保持しながらナチュラルドリフト。

これであれば、どの場所で反応があっても不適切なタルミによるフックアウトはない。

現実的には、キャスト位置と投下地点との距離が長ければ長いほど、考慮しなければいけない障害物が多くなるし、複雑な流れの中でナチュラルドリフトを維持するためには大きなタルミが必要となる。

その結果、適切なタルミ以上の大きなタルミが必要になると感じている。

 

適切以上の大きなタルミは、フックがサカナの口に刺さるパワーを弱める。

この減少したパワーを補うものとしてバーブは有効であると、僕は考える。

しかし、バーブレスというレギュレーションの壁が・・・・・。

先にも述べたが、僕はバーブレス肯定派だ。

 

バーブレスフックでヤマメ・イワナを釣りたい。

解決方法は、複雑な流れを正確に読むこと。

複雑・・・・とは、どういうことか?

簡単に言えば、ある時ある場所で流下物が右に流れ、次の瞬間同じ場所で左に流れる・・・・・ことではないだろうか?

一見ランダム。

しかし、流れを観察していると時間的な法則性があることが多い。

時間的な法則性を利用して、適切なタルミをストリッピングで保持したままナチュラルドリフトで、サカナが潜んでいるポイントまでフライを運ぶ。

これなら、どのタイミングでサカナの反応があったとしてもフッキングする確率は上がる。

っと書いてみたが、なかなか難しい。

難しいからこそ挑戦する価値もあるのだが・・・・。

 

ロングティペットリーダーで有名な岩井氏、里見氏、渋谷氏などは、バーブレスフックを使用しているのだろうか?

渋谷氏がプロデュースしたTMC112Y、212Y、212TRなどはバーブ付きのフックである。

バーブレスフックの販売はされていない。

レジェンドクラスになると、バーブレスでもバーブ付きでも関係なく釣ることができるだろう。

・・・・・・・・・・・っということは、

上記の解決方法は、偉人レベルの技術がないと難しいというか?

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