2021.11.1 GO TO 朝霞ガーデン。
釣果19匹(ドライフライ)+α。
この記事を最後まで読んでもらえると、次のことがわかります。
①水車付近からフライを送り込まれた場合、ニジマスはどこに避難しているか?
状況
天気 晴れ
気温 20℃(車載気温計)
水温 ?
風 無風
混雑度 1号池3人(10:40時点)空いている。
12番スズメバチカディスラインシステム
- ロッド セージTXL0番
- リール セージクリック3100
- リーダー モーリス オールパーパス12ft5x
- ティペット シーガーエース0.4号ヒトヒロ
- フライ 18番タコフライ(アワセ練習用)
26番CDC
18番タコフライを入手したい方は、こちら。
水車付近からフライを流し込む人がいる時の対処法
釣れない理由
アワセの練習で10匹ほどタコフライで釣る後、不自然にニジマスが表層から消えた。
水車付近から扇状に大きめのインジケータをつけてフライを流している方が・・・・
これをやられると、
ニジマスが表層から消え、池全体の活性が低下してしまう・・・・。
フライラインにニジマスが警戒するからだろう。
水車付近のニジマスがまず沈む
これに反応した下流のニジマスがつられて?危険を察知して?沈む
この連鎖反応で池全体のニジマスが沈んでしまう・・・・
渓流でもポイントの始めの付近に定位していたヤマメ・イワナに走られると、ポイント全体が潰れるとの一緒の原理。
別にレギレーション違反ではないから・・・・・ね。
マナーの領域・・・・・だと
ニジマスが沈んでいる場合のアワセの練習
ニジマスが沈んでいる時は、26番CDCではほぼ無力・・・・・
仕方がないので、アワセの練習をすることになる。
ニジマスが視認できないので、アワセの練習というより軽く小さいフライをいかに沈ませるか?という練習だ。
軽く小さいフライを沈ませる方法
渓流の餌釣りにおいて基本中の基本!
仕掛けは、「餌を水底に引き込む流れ」へ投げること
これをフライにも応用する。
まずは、ニジマスがどこにいったかを説明する。
ニジマスがどのくらいの水深に避難するか?
朝霞ガーデンの流れは、水車によって作られている。
水車のフィンは、70センチくらいだ
つまり、水面から70センチくらいの水深まで流れがある。
溶存酸素濃度は流芯がもっとも高く、流れの遅い水底に近づくにつれて低くなっていく。
ニジマスが生存しているためには、酸素は必要不可欠だし、溶存酸素濃度が高い方が活性が高い。
安全を確保でき、溶存酸素濃度がもっとも高いポイント・・・・・
フライを水車付近から送り込まれた時にニジマスがいるポイントは、流芯の底である。
ポイントにいかにフライを送り届けるか?
ズバリ!
渓流釣りの基本・「餌を水底に引き込む流れ」を利用する。
「餌を水底に引き込む流れ」とは、水面から水底に向かう水流のこと
この流れに乗ると、勝手に水底に流される
「餌を水底に引き込む流れ」は、どんなポイントで発生するか?
渓流では、この「餌を水底に引き込む流れ」は一定の場所で発生している。
具体的には、流芯脇の波付近、流芯と反転流との境目付近、石浦の吹き返しの境目付近・・・・
これらの場所にニンフを投げると、ウエイトを入れてなくても、勝手に沈んでいく。
渓流は障害物によって「餌を水底に引き込む流れ」ができるポイントを予想・発見しやすいのだが・・・・・
朝霞ガーデンの障害物・・・・・水車くらいだろうか?
岩なんてないし・・・・・
っとことは、石浦の吹き返しがない・・・・
流芯っていっても、流れは70cm位のフィンの水車が作るだけ・・・・・
反転流なんて存在しないに等しいし、
流れも渓流の流れと比べたら、比較にならないほど弱いので流芯脇の波付近での餌を水底に引き込む波も存在するが微力・・・・・。
じゃあ、「餌を水底に引き込む流れ」なんてないの?
ちゃんとあります。
それは、流れの中に時折できるフラットな水面の境界線付近です。
「餌を水底に引き込む流れ」ができる場所は・・・・
「流芯にできるフラットな水面の境界付近」
「流芯にできるフラットな水面の境界付近」とは?
「流芯にできるフラットな水面」は、水底から噴き上がってくる水流が作り出すもの
ってことは、その付近に逆の流れが作り出される・・・・・。
つまり、「流芯にできるフラットな水面」を発見できれば、「餌を水底に引き込む流れ」を発見できたようなもの!
あれ?
「流芯にできるフラットな水面」って、2021.10.28釣行で26番CDCを投げると釣れるポイントでは?
これに気づいた方は、素晴らしい!
まさにその通りです。
朝霞ガーデン1号池ならティペットは、100センチ
朝霞ガーデン1号池なら
だいたい100センチくらいかな?
もちろん、流速のある場所、ない場所・・・・
入った場所によってティペットの長さは異なります。
水車からできる流れは、表層がもっとも速く、水深が増すごとに遅くなる。
フライが降下していくイメージは、上の図の通りです。
よって、流芯の深さよりもティペットの長さは長くする必要がある。
また、キャストについては100センチ以上のスラックを入れてやる必要があります。
スラック・・・・
主にティペットに弛みを持たせること
ここまで、水車付近からフライを送り込まれた場合に
について説明してきました。
最後にアワセについて説明します。
餌を水底まで引き込む流れでフライを送り込んだ場合のアワセ
ニジマスが視認できないので、アワセは難しいです。
水面にある情報でアワセを行います。
アワセは、水面の情報で!
初心者は、マーカーの動き
普通の人は、ティペットやリーダーの不自然な動き
上級者なら、サカナ全体の動き・・・・
神レベルなら、水面にできる波の様子・・・・
ピックアップしたら、釣れてた・・・・なんてもことも・・・・あります。
はじめのうちは、小さいインジケーターをつけるものも得策!
つける位置は、リーダーとティペットとの結び目がオススメ!
ここで注意してほしいのは、
マーカーはあくまでも小さいもの!
餌を水底に引き込む流れを利用した釣法でのマーカーの役割は、ティペットの不自然な動きを察知することです。
マーカーの浮力を利用して、フライを一定の水深に保つ目的でマーカーを使用しているわけではありません。
最初のうちは、マーカーが引き込まれる現象をアタリと勘違いしてアワセを入れることが多いと思います。
そのうちマーカー付近のティペットの動きがわかるようになります。
是非チャレンジしてみてください。
どんなサカナが釣れたか?1
11:37 11:39 11:43
11:45 11:47 11:55
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12:48 12:51 12:53
12:56 13:01 13:04
13:09 13:20 13:36
後記
朝霞ガーデンに向かう途中、山の紅葉は・・・・。
っと思う。
母はディサービスに通えるほど、回復したものの、歩行機能の回復は・・・・・。
今日も秋晴れですが・・・・こうして、朝霞ガーデンなんぞのブログを書いている。
イライラするが、仕方ない。
もう3時間もすると、母が帰宅する。
オムツの準備でもしておくか・・・・。
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