12番・14番のフライなら、なんでも咥えるぞ!シャロムの森2022

シャロムの森釣行

2022.8.16 GO TO シャロムの森

釣果21匹(ヤマメ19イワナ2)

 

この記事を最後まで読んでもらえると、次のことがわかります。

①2022.8.16シャロムの森の状況

②サカナの活性

③メインフライ?「12番スズメバチカディス」「14番アントパラシュート

④この1匹をどう釣ったか?

⑤どんなポイントで、どんなサカナが釣れたか?

⑥後記(フライボックスは、同じものを2個持つ!)

 

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

僕の簡単なプロフィールです。

ドライフライフィッシング専門家。

2021年度3月〜9月20日までに674匹をドライフライで釣っています。 

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状況

2022.8.16シャロムの森の状況

  • 天気  晴れ
  • 気温  24℃(9時受付棟)
  • 水温  17℃(10時L1入渓点)
  • 水位  平水(例年比較)

       若干の減水(前回釣行2022.8.8比較)

風   無風

虫   ハエ、ブユ(渓流域)

 

シャロムの森公式HPは、こちら

 

サカナの活性

1投目から反応がある。高活性の予感!

足跡が無数に点在している。

お盆中に2〜3組が入渓したようだ。

サカナもそれなりに神経質になっている様子。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

フライをじっくり見てUターン?

突っつきダッシュ?

ってことが多い

この区間も春とは全く渓相が違う場所が多いが、新しく形成されたポイントにもしっかりとヤマメが入っている。

周囲と比較してちょっと深くなっているなら、ヤマメが入っていることが多く、油断できない。

もちろんチャラ瀬であっても、チビヤマメが入っているので、しっかりと流す必要がある。

 

時折出現する大きなプールでは、中腰姿勢かつ10m以上の距離をとること。

瀬や小さなポイントでも状況によって異なるが、基本5m〜7mの距離を取らないと逃げられる。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

他の注意点としては

・極力水には入らないこと。

・川を渡るときは、ポイントより下流20mを渡ること。

・中腰姿勢を基本とすること。

つまり、ストーキング技術が釣果をかなり左右する。

 

フライは、12番スズメバチカディス。

しかし、補充用のフライボックスをクルマに忘れるという大失態。

午前中で12番スズメバチカディスは在庫切れ(釣果10匹)。

午後からは、14番アントパラシュート。

12番スズメバチカディスとは、フライを入れる場所が微妙に違う。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

アジャストするのに、手こずった

アジャストできた後も反応が鈍い。

おそらく直近の入渓者はニンフを用いていると思われる。

(テンカラの可能性も・・・・・)

だましだまし釣り上がる。

14番アントパラシュートは、Uターンや突っつきはないものの、反応がイマイチ。

反応があれば、フッキングはする。

が、12番スズメバチカディスと比較してフッキングが浅い。

9匹釣って、14番アントパラシュートも在庫切れ。

 

L2入渓点までもう少しなので、16時を少し回っているが釣りを続行。

フライは、14番CDC。

L1終点でフッキングしたが、見事なまでのネットイン直前逃亡。

納得できず、釣り上がり、大きなプールで1匹、瀬の中の緩流帯で1匹。

これで終了。

 

昨年のこの時期のヤマメと比較して、今年のL1のヤマメは去年より格段に大きい。

梅雨の豪雨でおそらくL3辺りから落ちてきたのかもしれない。

 

この1匹をどう釣ったか?

今日は、L1を釣っている。

乗用車でも乗り入れができるLとRとの分岐点が、L1の入渓点。

クルマから降りて、歩きナシで釣りができる。

ここにクルマを駐車して、さらに上流に行った釣り人がイブニングライズを楽しめる区間でもある。

入渓者は、他の区間と比較して格段に多い。

 

入渓点から複数の足跡が砂場にクッキリ!

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

予想通り・・・・

障害物のキワキワを流せれば、サカナの反応は悪くない。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

フッキングは浅いが・・・・

フライの消耗もはげしくなるが・・・・

 

ポイント解説

ポイント①

この状況では、「ポイント①の一択!」っと思う。

  • 反転流の終点
  • 速い流れの脇の緩流帯
  • 沈み石の存在

ヤマメでもイワナでもフライに反応する条件がほぼすべて揃っている。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

ここで出ないきゃあ〜〜〜、どこで出るの?

ポイント①が不発だったときは、サカナが居ない可能性が高い。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

釣られてしまった・・・・?

 

ポイント②

入渓者が多いL1の中間点手前・・・・・サカナもよく学習している。

一方で、これだけのサカナの好む状況・・・・。

「不発=サカナがいない」とは、ならないでは?

とすれば、

「サカナの警戒心と食欲とのバランスがとれる場所は、どこだ?」

・・・・・ってことで、ポイント②。

 

ポイント②は、速い流れの中。

サカナが定位していると予想したのは、沈み石の脇(速い流れ側)。

速い流れの水面でフライをどうサカナに認識させるか?が問題となる。

釣り人にとって有利なのは、水深が足首くらいで浅いこと。

 

10番ピーコックパラシュート

大きいからフライをサカナに認識させることができる。

しかし、その大きさから比較的高い警戒心から反応はないと思う。

 

14番アントパラシュート

フライの一部が水没するので、サカナが発見しやすい。

虫があまり飛んでいない状況は、数日間変わっていない。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

判断!

クモの巣に羽虫があまりかかっていない

とすれば、他の入渓者もアントパターンを使用した可能性が高い。

下手すれば、定位してると予想しているサカナはアントパターンで釣られているかもしれない。

反応が得られるとは、考えにくい。

直近の入渓者が使用してなく、サカナが発見しやすい大きさのフライは?

12番スズメバチカディス・・・・・・しかなさそうだ。

 

実釣

実釣ポイント①

手前F1にフライを投下し、Sまで流す。

Sにおいて停止させるため、ティペットの余分な長さを回収する。

停止・・・・1秒・・・・2秒・・・・・・・5秒・・・・・10秒・・・・・反応ナシ

今度は、直接Sに打ち込む。

・・・・・・・・・・・反応ナシ。

 

実釣ポイント②

フライを回収し、フロータント処理。

ポイント①を攻める前に、ドライディップ・スーパーでフロータント処理を施している。

今度は、ウィング部分にドライシェイクスプレーをかける。

フライ交換なし。

この処理で、12番スズメバチカディスのハックルとボディ部分が水面直下で安定する。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

水面直下にフライの一部あることで、

ラインを少々雑にメインディングしても

フライを動きづらい

また、ティペットにもラインクリーナーを薄く塗っておく。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

ラインクリーナーを薄く塗ることで

ラインの表面張力が増し、

ラインとフライが沈みにくくなる

フライをF2に投下・・・・・反転流に乗せて、スラックが徐々に解けて、S付近でほぼ停止。

さらに、縦のメンディングで少しずつスラックを入れて、速い流れの上を少しずつフライを流す。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

ティペットが水中にあると、

フライに充分なフロータント処理をしていても

フライは、沈む・・・・

沈み石の半分くらい・・・・Hまでフライが流れた。

ヤマメの頭が水面に出た!

咥えた!

 

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

スラック・・・・

主にティペットに弛みを持たせること

 

縦のメインディング・・・・

ロッドを煽って、ラインにスラックを入れること

 

どんなポイントで、どんなサカナが釣れたか?

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

サカナが出たのは、全て写真の中央付近です

写真のどこにサカナが潜んでいたか?

想像してみよう!

 

後記(フライボックスは、同じものを2個持つ!)

フライボックスは、ベストの中にいくつ入っているだろうか?

僕は、メイン、ミッジの二つ。

そして、ベストの内ポケットに1個(冬季はミッジ用が加わり、2個)

内ボケットのフライボックスは、サブ。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

サブには、メインと同じフライが入っている

 

僕は、フライボックスをよく紛失する。

フライ交換時に落とす。

僕は、1匹釣るごとにフライを交換する。

新しいフライに交換するときに

「あれ?無いぞ!?」

っと気づくことが多い。

頻繁に釣れているときは、5〜10m下流にフライボックスが落ちていることもしばしば。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

釣れているときは、フライボックスも発見しやすい

 

問題は、そう・・・・釣れていないとき。

釣れないので、フライ交換

ライズに遭遇したので、CDCに交換

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

あれっ?ないぞ!

このパターンでは、ポケットのチャックを閉めるのを忘れていることが多い。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

ポケットチャックの閉め忘れ・・・

どこで落としたか?検討もつかない

釣れないことも相まって、イライラMAX!

しかも、釣り続行不能・・・・。

こんな経験から、フライボックスを2個持つようになった。

 

僕は、1匹釣るごとにフライを交換する。

1釣行で30個のフライを消費する。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

30個のフライを準備するための時間

4〜5時間

これが無駄になる

精神的ダメージが大きい。

その上に、釣りが続行不能・・・・。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

だいたい1釣行10,000円!?

これが・・・・

最悪を回避するために、同じ内容のフライボックスを2個用意している。

 

フライボックスを紛失ないことが1番の解決策だが・・・・・

現実的には、フライボックスをひっくり返して、フライを失くすこともある。

せっかく自宅から2〜3時間かけて、高速代・ガソリン代をかけて、たどり着いたのに・・・・・釣行不能。

こんな悪夢を避けるためにも、フライボックスの2個持ちがオススメだ!

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