2022.5.16 GOTO シャロムの森L4中間付近〜L5
釣果7匹(ヤマメ0イワナ7)
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状況
2022.5.16のシャロムの森の状況
- 天気 小雨(一日中)
- 気温 12℃(9:30受付棟)
- 水温 10℃(10:00L4中間付近)
- 水量 増水(前回釣行2022.5.10と比較しても増水)
- 風 無風
- 虫 空中、地表ともに確認できない
シャロムの森公式HPは、こちら
日本気象協会 みどり市1時間天気は、こちら
サカナの活性
今日は、シャロムの森L4中間付近〜L5を釣り上がる。
虫は空中・地表とも確認できなかった。
ライズは、確認できない
サカナを目視できないか?試みるも・・・・目視できなかった。
水温10℃なので、そこそこ反応があってもいいのだが・・・・。
14番CDC反応ナシ。
増水なので、フライの一部が水中にあるフライを選択する。
14番アントパラシュート・・・・沈黙。
イワナがメインの区間、増水、虫が全くいない・・・・っという状況でも全く反応がないのはおかしい。
周囲の観察をする。
小雨っとあって周囲の観察が雑になっていたようだ
注意深く観察してみると、
- 枯れ葉のかなり踏み固められている
- 岩の苔が不自然に剥がれている(ピンスパイクで削ったような)
ってことは、
- 過去2〜3日内に間に入渓者がいる
- サカナの反応から直近の入渓者は、水面下の釣りをしている可能性が高い
- 苔の不自然な剥がれ具合からGW中は相当に攻められているかもしれない
さて・・・・どうするか?
水温10℃なので、本来サカナの活性は本来いいはず!ってことで、フライの一部が水中にある10番ピーコックパラシュートを選択。
あっさり出た!
10番ピーコックパラシュートの釣果実績
10番ピーコックパラシュートは、今日の在庫6本・・・・・。
一桁釣果は確定・・・・残念!
僕は1匹でフライを交換し、廃棄する
廃棄フライは、お持ち帰りです
10番ピーコックパラシュートを選択後、チビイワナはほぼUターン。
20センチ以上のイワナだけが咥えてくれた。
釣れたとは、言ってませんので・・・・(泣)
この1匹をどう釣ったか?
シャロムの森L5
源流区間・・・・大岩あり、高低差あり
体力勝負です
釣り上がるルートによっては、まるで沢登りって感じ。
真夏ならまだしも・・・・・まだ夏ではない
ってことで、岩をよじ登るような沢登りルートは避ける。
ポイントも深く、大場所が多いのだが・・・・・
高低差のせいか?枝が水面付近まで張り出している。
藪沢って感じかな?
当然、バックスペースなんてないっと全てのポイントにおいて断言できる。
振り出し竿なら楽に攻略できそうだが、7ftフライロッドでは・・・・・。
大苦戦!
リーダーシステム
- ロッド セージTXL0番7ft
- ライン ティムコ SA スープラ JストリームDTT DWF1F ウィロー
- ティペット トヨフロン スーパーLハード0.6号3ft(フロロカーボン)
シャロムの森の釣る時の通常のシステムだ。
これを
リーダー モーリス オールパーパス7.5ft5xのバット部分をカット(5ftくらいになるかな?)
ティペット トヨフロン スーパーLハード0.6号1ft(フロロカーボン)
に変更する。
これでも、フォルキャストするスペースはない。
キャスト位置の選定
ポイントに到着すると、
- イワナが居そうな場所と出そうな場所を推理する
- ロッドを触れそうなキャスト位置を探す
- 発見したキャスト位置にゆっくりと移動する
ここまでやって、サカナが逃げられないければ、ほぼ釣ったも同然
フライを枝にひっかけなければ、ですが・・・・
実釣
ポイントに到着し、まず目視でサカナを探すも、発見できない。
このポイントも枝が水面付近まで張り出している。
頭上の空間はないが、水面付近にはスペースがある。
- ボアキャストか?
- サイドキャストか?
- ロールキャストか?
で対応する。
右岸からのキャストは考えられない。
右岸からキャストだと、流心を跨いで、フライを置くことなる。
超ショートリーダー&ティペット・・・・・これでは、ドラックは避けられない。
潜んでいるのは、イワナ。
20センチ以上のイワナであれば、
フライが着水し、
反応があるまで、
おそらく2〜3秒はかかる
この超ショートのラインシステムで2〜3秒ナチュラルドリフトを保つのは無理だ。
左岸からのキャストなら、ボアキャストかロールキャストかサイドキャスト。
ボアキャスト。
ボアキャストは、飛距離不足・・・・無理だ。
- ポイントまで5m位ある。
- 重くて空気抵抗の大きい10番ピーコックパラシュートを選択している。
ロースキャスト。
ロールキャストも不可。
ロールキャストでは、多くのフライラインを水面におく。
風もないし、小雨だし、水面が全く乱れていない。
この状況でロールキャストでは、キャスト時に水面を乱し、サカナに釣り人の気配を察知される。
消去法で、サイドキャストを選択する。
オフショルダーのサイドキャスト・・・・・通常のサイドキャストより頭上のスペースを確保しなければならない。
仕方がないので、もう1m下がって、岩を一段降りて、膝立ち姿勢でのキャストを試みる。
なんとかいけそう・・・・だが、ポイントまで6m
フォルキャストは、1回しかできない。
この条件下で距離と位置を合わせるのは、
かなりレベルが高い・・・・っと思う
フライをチェックして、フォルキャストなしでキャスト・・・・・飛距離不足。
ピックアップして、そのままシュート!
うまくポイントに入った!
ゆっくりと流れの方に流れていく・・・・・が、ドラック回避ために縦のメインディングを入れる。
ショートリーダーシステム
フライが動かないように
手前のフライラインに対してスラックを入れる
1・・・・・2・・・・・3・・出た!
ゆっくりとイワナがフライを咥えたのが、見えた。
一呼吸・・・・アワセ!
ズンッ!
いい手応えだ!
ネットインしたイワナからフックを外そうとすると、完全に奥まで飲み込んでいた。
イワナをターゲットにするなら、
アワセの前の一呼吸・・・・
これは重要だ!
どんなポイントで、どんなサカナが釣れたか?
サカナが出たのは、全て写真の中央付近です
写真のどこにサカナが潜んでいたか?
想像してみよう!
後記(シャロムの森L5は、面白い!)
シャロムの森L5・・・・・僕は、一番苦手な区間であり、一番面白い区間であると思う。
対象魚は、イワナのみ。
釣るのに、色々とやらなくてはいけないことがある。
- イワナが潜んでいる場所の推理
- イワナが反応する場所の推理
- キャストスペースの確認及びキャスト位置の選定
- キャスト位置への移動
・・・・・
ポイントによっては、取り込み位置も考えておく必要がある。
とくかく考える・・・・とにかく時間がかかる
そのくせ、これらのうち一つでもミスったら、サカナに逃げられる。
シャロムの森のサカナは、天然
警戒心は半端なく高い
過去には、1時間かけてこれらの工程を行い、
出た!釣った!やったぁ〜〜〜!
・・・・・っと思ったら、
ネット直前で自分が転けて、フックアウトなんてこともあった。
L5では、ロッドを2回ほど折っているし・・・・。
相性が良くないのかもしれないが、もっとも攻略したい区間だ!
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