2022.6.30 GO TO 中ノ沢毛ばり釣り専用区DE
釣果12匹(ヤマメ8イワナ4)
この記事を最後まで読んでもらえると、次のことがわかります。
④「ひょっとして反応が良かったでは?」っと思うのは、「12番スズメバチカディス」
状況
2022.6.30中ノ沢ばり釣り専用区の状況
- 天気 晴れ
- 気温 28℃(9:30中ノ沢毛ばり釣り専用区駐車場)
- 水温 16℃(10:00E入渓点)
- 水量 増水(2022.6.25との比較では減水)
- 風 無風
- 虫 至る所にアリ。その他、小型の蛾、クマバチなど
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サカナの活性
駐車場、入渓点・・・・・至る所にアリが確認できた。
ゆえに、14番アントパラシュートを選択。
14番アントパラシュートの釣果実績
そこそこ反応するのだが、中ノ沢毛ばり釣り専用区のヤマメ・イワナにしては出方が速い・・・・
ゆっくりと吸い込むような出方ではない・・・・・
アリはどこでも確認できる。
主食は、アリに間違いないと思うだが・・・・・Uターン、フックアウトを連発。
そして、たまに釣れる。
フライがしっくりきていない・・・・・
マッチしていない・・・・・
ような気がするのだが
フライパターンを変えようとするたび、地面のアリが目に入る・・・・・
そして、14番アントパラシュートをまた選択してしまう。
決断力・・・・崩壊!
流れの速い場所では、10番ピーコックパラシュートを選択。
こちらは、反応すれば、素直に咥えてくれるようだ。
しかし、減水傾向のためか?深場では10番ピーコックパラシュートに反応してくれない。
減水傾向のため、サカナが神経質になりつつある?
14時経過して、やっと14番アントパラシュートに見切りをつけて、12番スズメバチカディスに変更。
立て続けに3本尺物?をかけるも全てフックアウト。
これは、僕のミス・・・・・。
ライン(特に、ティペット)が沈んでいると、知りながら・・・・そのまま釣りを続行してしまった。
退渓後、林道のガードレールに八つ当たり・・・・情けない・・・・。
最後までヒットフライを絞り込めなかった。
水際までアリが確認できたので、14番アントパラシュートをメインに使用した。
これは、周囲の観察からの選択なので、ヨシ!
しかし、フックアウトの多発、Uターン、無反応が多いと分かっていながら、
14番アントパラシュートを選択し続けたのは、僕の判断ミス。
今考えると、
14番アントパラシュートを使用し続けるすべきではなかった
こんな出来事も1ヶ月もすれば、楽しい思い出なるだが・・・・・今は、悔しい・・・・。
二代淵手前の大岩のえぐれのポイントで毎回定位している尺イワナ。
去年もいましたよ〜〜
流れを完璧に読み、キャストも申し分ない精度・・・・・しかし、ラインが沈んでおり、フッキング浅く、フックアウト。
この光景が脳裏に残る。
フラッシュバック!
この時のフライは、12番スズメバチカディス。
12番スズメバチカディスの釣果実績
この1匹をどう釣ったか?
今日は、上野村漁協中ノ沢毛ばり釣り専用区DE区間を釣る。
DE区間は、ちょうど駐車場直下を釣り上がる。
一番入渓しやすいので、一番スレている区間とも言える
ドライフライで釣り上げるには、水量に関わらず、ポイントが多い区間と思っている。
この区間で2桁の釣果を得るには
- ポイントとの距離を5m以上とること(ポイントの状況にもよる)
- 他の釣行者と違うフライを選択すること
- むやみに水に入らないこと
- 右岸(山側)からのキャスト位置を積極的に選択すること
『他の釣行者と違うフライを選択すること』ができていなかった・・・・・
この釣果となった・・・・・
今日の状況
アリが至る所で確認できる。
14番アントパラシュートを選択するも、反応がイマイチ・・・・・。
が、釣れている。
フライへの出方が不自然というか?警戒心が高い目というか?
しかし、アリ、アリ、アリ・・・・・っという状況。
14番アントパラシュートに固執しているが、内心は迷っている・・・・っていう感じ。
サカナも僕も迷っている・・・・
ポイント解説
明るいポイントで、流速もあるので、ヤマメがターゲット。
目視でヤマメが確認できない。
ヤマメが潜んでいると予想したは
- 岩Aまたは岩Bの辺り(ポイント①)
- 白泡の直下(ポイント②)
フライの選択は、
- 岩A、岩Bの辺り(ポイント①)は、14番アントパラシュート一択!
- 白泡の直下(ポイント②)なら、まず14番アントパラシュート、次いで10番ピーコックパラシュート
実釣ポイント①
キャスト位置を川の中央付近にしたいが、ポイント下流は結構な深さがあるプールなので断念。
左岸側からのキャスト位置しか選択できない。
それでも、頭上空間が充分にあるので、上体を低くしつつ、フォルキャストをやや上下気味にしてキャスト・・・・・
フライがFに着水。
ほんの1〜2秒、Fに漂うもメンディングが遅れて、フライが一瞬のうちにドラックがかかり、下流へ消えた。
1〜2歩前に出る・・・・・かと思った。
そうすると、キャスト位置がポイント真横になる。
岩ABにヤマメが潜んでいたら、逃亡されそうだ
ラインを多く出し、スラックを多く入れる。
再びキャスト・・・・・今回もフライがFに着水・・・・・っと同時に縦にメンディングを入れて、さらにスラックを多く入れる。
すぐにラインが下流に流されないように回収・・・・・・まだフライはFに漂っている。
さらに、2〜3秒経過。
ゆっくりとフライが流れ出す・・・・・・バシャ!
フライがひったくられた。
アワセ・・・・・サカナの感触がない・・・・・。
ラインを回収・・・・・ブルブルっとサカナの感触。
上流に回り込み、テンションを保つ・・・・・
あれっ?
ランディングポイントがないぞ!
ヤマメを一段下流のプールに落として、無事にネットイン!
写真を撮って、一休み・・・・・・
イワナが白泡直下に潜んでいるなら、釣れるかな?
一応、14番アントパラシュート。
次いで、10番ピーコックパラシュートを投じるも反応ナシ。
どんなポイントで、どんなサカナが釣れたか?
サカナが出たのは、全て写真の中央付近です
写真のどこにサカナが潜んでいたか?
想像してみよう!
後記(美味しいのかな?パクッ!って感じ)
今日は、本当にアリに翻弄された。
ヤマメ・イワナのこの時期の主食は、間違いなくアリ!
釣り人は、アントパターンを選択する。
ヤマメ・イワナは当初釣られてしまうが・・・・・C&Rより学習・・・・・ちょっとでも違和感があると反応しない。
そんな感じかな?
こう考えると、他の釣り人が使用しないフライを選択するのは、有効だ。
例えば、12番スズメバチカディス。
ハチパターンをロストフライとして枝や岩でもかけることは、皆無。
大昔、人はフグを食べて・・・・・。
大昔に初めてフグを食べた人は、フブ毒なんて知らないし、うまそうだから、食べた。
そして・・・・・。
ヤマメ・イワナも滅多に見ないハチが流れてきた・・・・・
美味いのかな?
パクッ!
そして、釣り上げられる。
生物の食に対する本能を刺激するフライ・・・・・12番スズメバチカディス。
毎年初夏〜晩秋までこのフライが活躍するのが、わかる気がした。
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