【釣果15匹ヤマメ8イワナ7】シャロムの森2023.4.13

シャロムの森釣行

この記事を最後まで読んでもらえると、次のことがわかります。

①2023.4.13シャロムの森の状況

②ヤマメ・イワナの活性

③メインフライ「14番CDC」

④このイワナをどう釣ったか?

⑤釣果15匹!すべてのポイントを公開!

⑥後記(原発事故は終わっていない・・・・)

 

2023.4.13シャロムの森の状況

  • 天気  晴れ
  • 気温  7℃(9時受付棟)
日本気象協会 みどり市1時間天気(2023.4.13)より引用
  • 水位  平水(例年との比較)
  • 風   無風
  • 虫   カゲロウ、蛾、蝶、ハエ、ミッジ

 

日本気象協会 みどり市1時間天気は、こちら

シャロムの森公式HPは、こちら

 

ヤマメ・イワナの活性

前回釣行2023.3.29の続き、R3付近より入渓。

水温6℃と低いし、減水、晴天、無風という釣りをするには、あまり好ましくないコンディション。

唯一の救いは、虫は出ていること。

水面付近には、ミッジが多数。

時々大きめのカゲロウ?蛾?が水面付近でもがいている。

しかし、唯一の救いも全くライズがない・・・・。

 

R沢は日陰沢なのだが、まだ新芽がやっと出た程度なので、日向が多い。

管理棟より撮影・・・・新芽は出ているものの、まだ木々は葉をのばしていない

しかも、年々春を迎えるたびに水深のあるポイントが消失しているように思う。

新しく作られたポイントもあるが、まだサカナが入っていないようで反応がない。

 

しばらく釣り上がってみると、今日の反応傾向がわかってくる。

今日の一級ポイントは

  • 「スネ以上の水深+日陰」の縦長ポイント
  • 「スネ以上の水深+しっかりとした流れ」の縦長ポイント

この条件を満たすポイントを探して、釣り上がる。

今年のシャロムの森のヤマメ・イワナは例年と比較すると一回り・・・いや、二回り大きい。

そのせいか、しっかりと潜んでいる場所に流さないと、反応がない。

正確なキャストが要求される。

しかも、時折出くわす特級ポイントではチビヤマメがポイント下流に潜んでいて、うっかり接近すると走れてポイント全滅・・・・ってことも多い。

特級ポイントは、

  • スネ以上の水深+日陰+しっかりとした流れ」の縦長ポイント

さらに、このチビヤマメが潜んでいる場所はフラット水面・・・・しっかりとフライを見てくる。

何気にチビヤマメを釣る方が難しかったりする。

 

フライは、14番CDC。

14番CDC

 

「スネ以上の水深+日陰」の縦長ポイントでは、イワナの反応が圧倒的だ。

ラフな水面にフライを投じ、5〜15秒じっくりと待つと、水底から飛び出してくる。

ティペットを引いてフライに生命感を与えたくなるが、逆効果のようで反応が全くなかった。

 

「スネ以上の水深+しっかりとした流れ」の縦長ポイントでは、流芯付近からヤマメの反応があり、下流のややラフな水面からはイワナの反応がある。

ヤマメはリアクションではなく、しっかりと上流から流し、白泡の切れ目付近でゆっくりと加えることが多い。

ゆっくりと咥えるので、通常のヤマメのアワセではスッポ抜ける。

イワナは沈み石の前の水底に潜んでいることが多く、静止するかしないかのタイミングでティペットを引いてフライに生命感を与えてリアクションバイトさせることが多い。

 

このイワナをどう釣ったか?

ここまで釣り上がってきての釣れるポイントの条件は、

  • 「スネ以上の水深+日陰」の縦長ポイント
  • 「スネ以上の水深+しっかりとした流れ」の縦長ポイント

って感じだ。

このポイントは、これら2つの条件の両方を満たす。

今年のシャロムの森のヤマメ・イワナは例年より若干個体数が少ないように感じるが、その分この時期にしては大きめの個体が多い。

大きめの個体は、大場所に生息することが多い。

また、このポイントは過去にイワナを釣った記憶がある(大きいイワナ・・・・だったかな?)。

期待は、マックスだ!

 

ポイント

今日は、ラフな水面からの反応がほとんど。

なぜか?水面から出ている石などの障害物付近からは反応は少ない。

大場所っといっても、あちらこちらとキャストしまくっては、釣れない。

特に、大きめの個体がターゲットなら特に・・・・。

 

ポイントを絞り込む。

手前の岩の上流側は、定番ポイント・・・・だが、今回はスルー。

日陰ではなく、しっかりとした流れもなく、フラット水面だからだ。

写真では写っていないが、同じ理由で左岸のコンクリート壁直下もスルー。

左岸のコンクリート壁直下は、目視でサカナの有無を調べるも水面下を動くものがないのも理由のひとつだ。

 

ポイント①

白泡の中央から左側。

もっとも流れが速い・・・・いや、しっかりしている。

右岸の石?岩?を沿うようにフライが流れるだろう。

右岸の石?岩?を通過した後の広いプールは、ヒザ水深。

この辺で反応がありそうだ。

イワナは

  • 白泡の下に潜んでいるか?
  • 広いプールに潜んでいるか?

のどちらかのはず。

白泡の下ならプールにフライが出た直後に反応があるだろう。

プールの水底付近に潜んでいるなら、フライがプールに流れ出た後、ちょっと水面に漂わせる必要がある。

このプールの水面は、ラフ?ややフラット?って感じだ。

ティペットを引いてフライを動かすか否かは、釣れる釣れないを大きく左右するに違いない。

 

ポイント②

白泡の中央から右側。

左側の流れと比較すると、やや緩い流れ。

白泡の中にフライをキャストして、そのままストレートにプールにフライが流れるだろう。

反応の仕方は、ポイント①と同じだろう。

 

ポイント③

ポイント①とポイント②は、「スネ以上の水深+しっかりとした流れ」の縦長ポイントということで選出している。

ポイント③は、「スネ以上の水深+日陰」の縦長ポイントということで選出している。

今日の傾向からフライを動かすのは、厳禁!

短気は損気・・・・・忍耐力が試されるポイント。

 

実釣

実釣ポイント①

フライは、14番CDC。

14番CDC

 

14番CDCを白泡の中Fにキャストする。

しっかりとした流れに乗って、右岸の石?岩?に沿ってやや速めに流れる。

右岸の石?岩?を通過・・・・・反応ナシ。

どうやら、白泡の下にはイワナは潜んでいなかった・・・・らしい。

 

プールに14番CDCを漂わせる。

写真で見るより実際の水面は、ラフ。

いい感じに左右に14番CDCが揺れている・・・・・まだ出ない。

さらに14番CDCは漂って、プール中央付近で消えた・・・・?

・・・・・うっ!?

一瞬見入ってしまったが、すぐにロッドを煽って、アワセ!

ズッシリとしたヒキに大きめのイワナであることを確信し、引き抜きを断念。

広いプールいっぱいでファイトさせて、乳酸でイワナを大人しくさせて、ネットイン。

・・・・・期待より大きくなかった・・・・・(泣)。

 

その後、ポイント②、ポイント③を少し時間を空けてからキャストしてみるも無反応。

当然か・・・・👍

 

釣果15匹!すべてのポイントを公開!

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

サカナが出たのは、全て写真の中央付近です

写真のどこにサカナが潜んでいたか?

想像してみよう!

 

後記(原発事故は終わっていない・・・・)

管理棟付近で釣り支度をしていると、軽トラが近づいてきた。

オーナーの友人で顔見知り、挨拶を交わす。

ふと荷台をみると、シカ・・・・?

ツノの痕跡があるので、オス。

聞けば、罠にかかったのだそう。

シカは有害鳥獣なので、捕まえるとお金が出るそうだ。

で、これから解体をするそう・・・・。

 

てっきり肉を販売すると思っていたが、群馬県ではダメだそうだ。

理由は、3.11東日本大震災の原発事故の放射能。

安全を優先するなら、販売禁止は妥当・・・・だと思う。

しかし、10年以上経過している・・・・・実際、残留放射能はあるのだろうか? 

 

そんなことを考えつつ、e-MTBで入渓点に向かう。

今日は、動物とよく出会う日だった。

LとRとの分岐点付近で、リスが横切った。

Rの林道を走っていると、カモシカ。

崖の中腹でこちらをガン見・・・・。

 

自然界は、原発事故などなかったように動いている。

いや、自然界は放射能を知らないだけなのかもしれない。

知らないからこそ、いつもと変わらず・・・・・。

知ったからといって、どうすることもできないのも事実。

群馬県の鹿肉が販売されるのは、いつのことだろう?

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