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2023.5.31上野村漁協中丿沢毛ばり釣り専用区の状況
- 天気 曇り
- 気温 15℃(9時川の駅)
- 水温 11℃(9時半Gエリア入渓点)
- 水位 増水(例年との比較)
- 風 無風
- 虫 ナシ
日本気象協会 上野村1時間天気は、こちら
上野村漁協公式HPは、こちら
ヤマメ・イワナの活性
予約(2023.5.29)が遅かったので、最も不人気?のFGエリアしか残っていなかった。
堰堤上から釣り上がるが、1回反応があっただけ・・・・。
厳しそうな予感。
小雨模様であるが、気になるほどではない。
山神様?の祠の真後ろのポイントで反応2回。
そのうち1回はチャラ瀬での反応。
残りの1回の反応でイワナを釣った。
その後、3投に1回くらいの割合で反応があるが・・・・
喰いが浅いというか?
咥えていないというか?
戯れているだけというか?
で、釣れない。
15時台の1時間、
10回?20回?の反応があるものの、
1年分のフックアウトをした・・・
フッキングしてもかなり浅いようで、ネット直前の逃亡ならマシの方、ちょっとファイトさせるとほぼフックアウトする。
それでも、魚影の濃さに助けられて飽きない程度に釣れる。
フライは、12番スズメバチカディス。
12番スズメバチカディスの主な釣果実績
放流したのだろうか?
突然反応が良くなるポイントがある。
縦長+スネ水深+そこそこ速い流れで、ポイント下流での反応が多い。
水底に多くのヤマメを目視できるものの水面には出てこず、水底に貼り付けてピクリともしない。
反応してくれるのは、良型ヤマメが多いが、1回のみ。
1回目の反応で釣れれば、2匹目の可能性があるが、釣れないと2匹目はない。
足首水深も油断できない。
ヤマメが沈み石?などの障害物付近に潜んでいる。
チビヤマメが多いが、たまに良型ヤマメが潜んでいる。
うっかり接近すると、チャラ瀬上流の本命ポイントまで潰れる。
イワナの反応も多い。
11時を経過して、少し水温が上がったのか?
緩流帯でイワナの反応が出てきた。
瀬の中の緩流帯、流芯脇、沈み石・・・・フライを投じておく必要がある。
速い流れの岸際の小さな緩流帯などはフライロストのリスクを考慮しても投じる。
小さいポイントほど良型イワナが潜んでいることが多いからだ。
このヤマメをどう釣ったか?
放流したのかな?っというほど、魚影が確認できる。
増水で避難してきたからかもしれないが・・・・。
写真のような大きなプールは、チラッと覗いただけでも5〜10匹は簡単に目視可能だ。
しかし、その多くは水底にへばりついている。
コシ水深近くあるだろうから、ドライフライに反応させるのはタイヘンだ!
午後になって水温が上昇したのか?活性が上がった。
良型の反応がよくなり、午前中に釣ったヤマメ・イワナより一回り大きい。
反応がよくなったのはいいのだが、増水でいつもより3ft程度長いティペットにしているせいか?フックアウトが多発している。
釣り人目線の尺イワナが・・・・
釣り人目線の尺ヤマメが・・・・
ネット直前にポトリ・・・・ってことが何度があり、メンタルをやられている。
15時を過ぎにF区間を通過。
ここからは先行者いるが、反応は絶好調・・・・だが、釣れたわけではない(泣)。
7連続フックアウト・・・・うち3回ネット直前にポトリ・・・・。
ここまで来ると、意地でも1匹釣ってやる!って気持ちになる。
ポイント
遠目からポイント全体と簡単に見回すだけでも、7匹のヤマメ?が確認できた。
しかし、その7匹全てが砂地の水底をジッとしてるか、ウロウロしているだけだ。
良型に狙いをつけて3分ほど観察するが、水面に浮かんでくることはなかった。
フライを投じても、この7匹はおそらく反応してくれない。
ちょっと確信が持てないのだが、手前の小石の水底にもヤマメがジッとしているはずだ。
フライを投じれば反応があるだろうが、チビヤマメの可能性が高い。
ここまで多く反応があったが、不幸にも?実力不足にも?フックアウトを多発しているし、退渓時間も迫ってきている。
少しでも良型を釣りたい・・・・との釣欲には、勝てない。
先行者は、対岸(右岸)をかなりしつこく釣っているようだ。
左岸の反応が多いので、推測できる。
良型がドライフライで釣れそうで、左岸側のポイント・・・・。
写真のポイントしかなさそうだ。
沈み石の下流側、沈み石にへばりつくようにヤマメ?が潜んでいる可能性が高い。
ここは左岸側に位置し、誰でも狙うポイント。
このポイントはE区間始点からちょっと釣り上がった場所だから、先行者は10時には釣り上がっている。
その後、このポイントは休眠・・・・仮に先行者が釣っていても反応がある可能性はある。
先行者が不用意にポイントに接近し走れられていたら、反応が確実にある。
実釣
ポイントの距離は、7m?
キャスト位置は、巨岩の裏側。
ストーキングは、バッチリ・・・・なはず?
フライは、12番スズメバチカディス。
12番スズメバチカディスの主な釣果実績
Fにフライをキャスト・・・・若干手前かな?
流れにのって、ナチュラルドリフト。
スラックが少なかったのか?
12番スズメバチカディスが減速・・・・スゥ〜っと黒い沈み石から黒いモノが急加速で接近。
12番スズメバチカディスがドラックからか?静止する・・・・・寸前、消えた!
今日はファイトさせるとフックアウトされるので、強引に引き寄せる。
ネットイン!
写真ではよくわからないが、フッキングは皮一枚・・・・ホッとする。
釣果19匹!すべてのポイントを公開!
サカナが出たのは、全て写真の中央付近です
写真のどこにサカナが潜んでいたか?
想像してみよう!
後記
普段の釣行からフックアウトは、多い方だと思う。
意識的に軽いフッキングを心掛けて、サカナへのダメージを最小限に・・・・って思う部分もある。
増水でナチュラルドリフトさせようとすると、どうしてもいつもよりティペットを長めにする。
適度な弛みを保ち、余分な弛みは回収するのだが、なかなか丁度いい感じのライン回収ができない。
それに加えて、意識的な軽いフッキング・・・・という感覚が抜けない。
1mティペットを長くしているから、このくらいのスピードでライン回収するっていう基準みたいのができるといいのだが、なかなか確立できない。
感覚的なので、数値で・・・・てわけにはいかないし。
数字で示されても、ライン回収のスピードは各ポイントの状況でちがうだろうし。
達人とか名人とかの領域にいる人は、この辺りのセンスがいいのでは?っと真剣に考えてしまう。
昔、どのくらい弛みがあるか?どのくらいラインを出しているか?を把握するためにフライラインやリーダーに目印をつけたことがあった。
目印にラインにちょっとラインを塗ったり・・・・
エアロドライウィングをちょっとつけたり・・・・
最初は意識的にみてるんだけど、そのうちフライしか見なくなって・・・・・目印に意味がなくなった。
今もあるのかな?
ロングティペットリーダーで有名な岩井氏が監修したイエローのリーダー。
実戦で一日中使用するのは、釣果に影響が出そうだから・・・・・けど、練習と割り切って使用するのはアリかな?っと。
ただ「練習と割り切って」っていうのは、難しい。
シャロムの森釣行だって、10,000円かかる。
上野村漁協中丿沢毛ばり釣り専用区だって、8,000円かかる。
つまり、練習代8,000〜10,000円・・・・ちょっと考えるよね!?
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