この記事を最後まで読んでもらえると、次のことがわかります。
⑥後記(瀬の釣り上がりでも14番CDCを使用します・・・・メンテは大変だけど)
2023.5.10シャロムの森の状況
- 天気 晴れ
- 気温 16℃(9時管理棟)
- 水温 6℃(9時半R5入渓点)
- 水位 平水(前回釣行2023.4.27との比較)
- 水位 増水(例年との比較)
- 風 無風
- 虫 水面付近に沢山のミッジ、時々カゲロウと蛾
日本気象協会 みどり市1時間天気は、こちら
シャロムの森公式HPは、こちら
ヤマメ・イワナの活性
今回は、R5。
e-MTBを山神様付近に停め、R5入渓点まで徒歩10分。
舗装された道ではなく、デコボコ道でかなり歩きにくい。
GWの終わりに雨が降ったせいで、増水・・・っと思ったが、さほどの増水ではない。
新緑がより深緑になっている。
木々が物凄い勢いで雨水を吸い込んで、葉を広げたのだ。
R5はシャロムの森のかなりの上流部。
GWといえど、さほど?全く?入渓者はいなかったようで、反応はいい。
日向の水面付近では沢山のミッジが飛び回っているが、ライズは見られない。
だからといって、水面を意識していないか?というと違う。
14番CDCでも5〜7mほどの距離をとり、釣り人の気配を察知されなければ、大体反応が得られる。
ミッジが飛んでいるが、ライズがない・・・・反応を得るコツ
- 大きめのフライを使う
- ミッジが飛んでいる場所にフライを入れる
- フライを入れる場所との距離は、5〜7m(釣り人の気配を察知されない程度)
大きめのポイントなら、フツーサイズのイワナとチビのヤマメかイワナの構成。
フツーサイズのイワナにマトを絞る。
今回は下流にいるチビは釣らない。
ポイントの中で「ここにいる!」っと感じた場所に1発で14番CDCを入れるという釣り方。
14番CDCの主な釣果実績
当然下流にいるチビは、フライライン等に驚いて上流に逃げる。
フツーサイズのイワナをチビの逃亡に気付かれる前に釣る。
1回勝負!
なかなかスリリングで面白い。
水温6℃と低めだが、足首水深でもチビなら潜んでいる。
数を釣るには、小さめのポイントや浅い場所にも丁寧にフライを打ち込んでいく必要がある。
大物?尺物?にこだわるなら、ヒザ水深以上の大場所にマトを絞る!
ルアー、ルースニングやソフトハックルを使う水面下の釣りなら簡単に釣れそうだ。
僕は否定はしないが、好まない。
このイワナをどう釣ったか?
今回の釣行でなんとしても釣りたかったポイント。
R5終点のポイントだ。
この先河川は3本に別れているので、釣り場として指定されている区間は水位が激減する。
大雨が降った後でないと釣りをするのは、ちょっと・・・・って感じ。
実際僕もこの先は釣ったことはない。
ここまで来ること自体、かなり大変なのだが・・・・。
今回の釣行は、ヤマメ・イワナの活性は絶好調!
何回か?30分ほど釣れない時間があったものの、倒木などの障害物付近や沈み石がある場所にフライを流せば、ほぼ反応が得られた。
時折出くわす大きめのプールでは、水面付近を飛び回っているミッジにフライを投じれば、反応があった。
ミッジが飛んでいるが、ライズがない・・・・反応を得るコツ
- 大きめのフライを使う
- ミッジが飛んでいる場所にフライを入れる
- フライを入れる場所との距離は、5〜7m(釣り人の気配を察知されない程度)
ポイント
手前の砂地で大きめのヤマメが釣れた。
いかにもイワナという場所であるが・・・・・このポイント、去年?一昨年?にもこの場所からヤマメを釣っている記憶がある。
水深、流速、砂地・・・・どれをみてもイワナが定位する要素しかないのだが。
僕のポイントを見る目がない・・・・経験不足を痛感させれる。
ポイント①
日陰、水深、流速・・・・どの要素からもイワナの本命ポイントだ・・・・っと思う。
直前にイワナを予想したポイントで
大きめのヤマメが釣れた。
少々自信がなくなった!?
ポイント②
コシ以上の水深がありそうだ。
流れが速いので、ヤマメを予想する。
目視でヤマメが流れに入っているか否か、水面付近に定位しているか否かを確認するもよく見えない。
ライズはない。
- 岩盤にへばりつくように潜んでいるか?
- 白泡の中に潜んでいるか?
っと予想する。
下流まで流せばイワナの可能性もある。
下流の岩盤沿いを目視するが、イワナは確認できない。
実釣ポイント②
本命ポイント①から攻めるべきだが、張り出した枝にフライを引っ掛けるとフライが回収できない可能性が充分にある。
ここまで37本のフライを消費している。
僕はフライは消耗品と割り切り、全て使い捨て。
1度結んだフライは、使わない!
もう在庫が3本しかない。
攻めの釣りを心掛けている僕としては、消極的な決断・・・・安全策・・・・だが、ポイント②から釣る。
フライは、14番CDC。
14番CDCの主な釣果実績
白泡までの距離は、8m位。
バックスペースがクリアなので、ラインを充分に出すことができる。
距離があると言っても、ヒザ立ち姿勢。
手前にチビがいるかもしれない・・・・できる限り気配を消す。
白泡の中に14番CDCを投じる。
すかさず縦のメインディングでスラックを入れるとともに、手前のラインが流れに持っていかれないように回収する。
・・・・・下流まで流し切るも反応ナシ。
14番CDCを回収し、ドライシェイク処理を行う。
普通なら1投ごとにメンテナンスすることはないが、もうすでに16時を過ぎている。
ここが本日最後のポイントだ。
慎重になるのも当然・・・・か?
再び白泡の中Fに14番CDCを入れる。
速い流れにあっと言う間に、H。
小さい反転流でもあるのだろうか?
一瞬14番CDCが静止したように見えた・・・・・消えた!?
えっ!?っという感じで、ロッドを煽る。
ズン・・・・・ブルブル!?
えっ!?
ラインに生命感が宿っている。
慌ててラインを手繰るが、ラインが勝手に右左・・・手前から奥・・・・。
ポイント全体を走り回る。
正直14番CDCがフッと消えた時は、水底に向かう流れにラインが乗ってしまったか?っと思った。
水底に向かう流れの波紋はなかったのだが・・・・っと考えることができるようになり、やっと事態を把握できた。
慎重にラインを手繰り寄せる。
あの場所だし、ロールはしないがこの暴れ方はヤマメだな・・・・・っと予想的中でいい気分でファイトを楽しむ。
寄ってきたのは、イワナ・・・・・。
大暴れされたし、時間的にも・・・・・ってことで、ポイント①はスルー。
釣果32匹!すべてのポイントを公開!
サカナが出たのは、全て写真の中央付近です
写真のどこにサカナが潜んでいたか?
想像してみよう!
後記(瀬の釣り上がりでも14番CDCを使用します・・・・メンテは大変だけど)
12月中旬から5月下旬にかけてのメインフライとなる14番CDC。
CDCパターンというと、
- プールでのライズを狙う・・・・
- ミッジでスレたヤマメを狙う・・・・
という使い方をする人がほとんどだろう。
僕は流れがある場所・・・・瀬の釣り上がりでもCDCパターンを選択する。
瀬と言っても、水面がやや乱れている場所、チャラ瀬、ガンガン瀬など色々とあるが、僕は全ての瀬の釣り上がりでも14番CDCを選択する。
もちろん、水面が少々乱れた瀬とガンガン瀬ではメンテナンスの頻度が大きく異なる。
チャラ瀬くらいなら10投に1回程度のメンテだが、ガンガン瀬ならそれこそ1投ごとのメンテということもある。
パラシュートを瀬で使用するのと比較すると、メンテの頻度は3倍多いかもしれない。
しかし、メンテの手間以上によく釣れる。
しかも、水温0℃でも反応が得られている事実。
この事実は、正直頼もしいと思っている。
14番CDCが瀬でよく釣れるのは、瀬でCDCを使用する人が少ないから単純な理由かもしれない。
釣果にこだわる僕には、どうでもいいことだ。
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