この記事を最後まで読んでもらえると、次のことがわかります。
⑥後記(『しっくりこない。』『・・・・違和感がある。』の理由がわかった!?)
2023.8.24シャロムの森の状況
- 天気 曇り
- 気温 23℃(9時半管理棟)
水温 16℃(10時R6入渓点)
水位 平水(前回釣行2023.8.23との比較)
- 水位 増水(例年との比較)
- 風 無風
- 虫 アブ、スズメバチ、メマトイ、トンボなど
日本気象協会 みどり市1時間天気は、こちら
シャロムの森公式HPは、こちら
ヤマメ・イワナの活性
今日は、R6を釣る。
9時管理棟に到着すると、小雨。
少し様子を見ていると、止んできた。
一応、レインウェアを着て、e-MTBで出発。
山肌の至る所から水が吹き出している。
山の保水力が限界きているような感じ。
豪雨のあとなので、林道には折れた枝が多くあり、落石や倒木も多い。
山神様の鳥居も倒れそうだ。
山神様付近にe-MTBを駐輪し、徒歩。
坂道では土が流されて、鋭利な石がゴロゴロ・・・歩きづらい。
ウェーディングスタッフを杖代わりに、R6に到着。
レインウェアを着ているせいか?汗ビショ・・・。
小雨が降っているので、脱ぐことができない。
このエリアは、イワナ優勢区間。
増水であるはずのポイントが潰れているし、速い流れでポイントも少ない。
反応が皆無・・・・。
反転流・・・流芯脇・・・速い流れの隙間の緩流帯・・・全く反応がない。
劣勢のヤマメも流れに浮いていない。
さて、どこにサカナはいるのか?
徒歩とe-MTBで30分以上かけている・・・思わず、ため息が出る。
反応がないので、どんどん釣り上がる。
魚影を確認したいので、流れの中を歩いてみるが、逃げていくサカナがいない。
どうしたものか・・・・?
増水で流れが速いので、ライン処理が間に合わない。
増水で流れが速いので、サカナも無警戒だろうと考えて、ポイントとの距離をいつもより1mは接近している。
最初のイワナが流芯から出た・・・・。
さらに、ワケがわからなくなる。
ガップリと咥えているので、無警戒という状況は間違っていないようだ。
フライは、12番スズメバチカディス。
12番スズメバチカディスの主な釣果実績
後が続かない。
同じようなポイントはいくつかあったが、反応がない。
緊張が切れない程度に反応があり、イライラがマックスになる頃に釣れる。
釣れるタイミングが絶妙なのは、山神様の心遣いか?
このイワナをどう釣ったか?
9時過ぎに小雨になったのをキッカケにe-MTBで管理棟を出発。
10時には釣行開始・・・・したものの、反応がない。
今日の釣行区間は、R6。
イワナ優勢区間だ。
緩流帯、両サイドの岸際、足首水深の砂地、緩流帯・・・・イワナの代表的なポイントにフライを投じていくが、全く反応がない。
10時半まで1回も反応がなかった・・・・
これには、ビックリ!
あまりにも反応がなく、魚影も確認できない。
流れの中を強引に歩いてみるが・・・・走る?逃げる?サカナは確認できない。
イワナ優勢区間と言っても、ここはシャロムの森だ。
イワナでもヤマメが近くに生息していないとヤマメのポイントに入っていることは、十分にありうる。
そこで、ヤマメのポイントにフライを主に投じていく。
反応があった。
今日初の反応にスッポ抜けながらも思わず、笑顔となった自分・・・・時間の経過ともに恥ずかしくなった。
ポイント
ヤマメのポイントを重点的に観察・・・・いた!
イワナ・・・・?
ヤマメが全く生息していないわけではないので、判断に迷う。
岩の右岸側に潜んで、時々前進や右岸側に移動して流れくるエサを捕食しているようだ。
水面には・・・・特に流れているエサは見当たらない。
川底には多くの沈み石がある。
隠れ家には困っていないだろう。
偏光グラスで観察しても、ヒザ水深はありそうだ。
水面付近は相当速い流れだが、川底付近には沈み石の影響もあって遅い流れかもしれない。
水面付近が速い流れであることを考えると、かなり魅力的?うまそうな?フライでないと反応させるのは、難しいかもしれない。
実釣
10番ピーコックパラシュートか?
12番スズメバチカディスか?
で迷ったが、このポイント手前で反応があった12番スズメバチカディスにした。
釣れない時は、
自分がもっとも信頼できるフライを選択する
12番スズメバチカディスの最近の釣果実績
昨日の釣行では、流芯下流に潜むヤマメを釣るのに上流から下流まで一気に流す必要があった。
増水ということもあり、比較的自由にキャスト位置を選択でき、大胆にヤマメに接近することができた。
今日もそんな感じで行きたいのだが、L3よりR6は流れが細い・・・・流域も狭い。
広く流れることができない状況なので、平水時より深さがマシマシで、流れも速い。
昨日の傾向をそのまま適用すると、上流から下流まで一気に流すのは難しい・・・・っといって、他に方法が考えつかない。
12番スズメバチカディスをF1にキャスト・・・・反応ナシ。
ちょっとドリフト距離が短かったか?
流れが速すぎて、縦のメインディングでラインを入れることができない。
ループの先端を水面に突っ込ませスラックを多く入れておく。
12番スズメバチカディスをF2にキャスト・・・・お!
12番スズメバチカディスを抑え込むように釣れた・・・・が、しっくりこない。
なんとなく違和感がある・・・・。
釣果5匹!すべてのポイントを公開!
サカナが出たのは、全て写真の中央付近です
写真のどこにサカナが潜んでいたか?
想像してみよう!
後記(『しっくりこない。』『・・・・違和感がある。』の理由がわかった!?)
【このイワナをどう釣ったか?】で感じた「しっくりこない」、「・・・違和感がある」の意味がわかった。
R6ラストの淵。
橋の手前のポイントで尺ヤマメをネット手前で逃亡されて、ツキがないのを確信する。
橋を潜って、ポイント手前からフライを置いていく。
反応がない。
この時、今日の傾向がぼんやりと見えていた。
流芯の下流に潜んでいる。反転流や緩流帯では反応がない。
水面が荒れていないこと。
上流からフライを流すことで、ナチュラルドリフトを長くする。
上記の条件を満たしても反応があるのは、30%くらいか?
イマイチ今日の傾向を掴み切れていない。
右岸の岸壁の流れは有力なポイント・・・・ゆっくりと接近する。
ゆっくりと今までフライを流していたポイントのさらに下流から大きめの黒い奴がゆっくりと白泡の下に・・・・・。
ここで、今日の傾向がハッキリとわかった気がした。
サカナは、流芯の下流のさらに下流に潜んでいる。
増水で上流から下流までの長い距離をナチュラルドリフトさせているのだが、速い流れのためにライン処理が間に合わず、ピックアップのタイミングを早くしていた。
つまり、ヤマメやイワナが潜んでいる場所の手前でピックアップしていた・・・・。
これで反応があるわけがない。
しかし、僕の技術的に流芯下流のさらに下流まで流すのは、無理。
1投ごとにライントラブルが発生しそう・・・・。
しっくりこない・・・違和感がある・・・・完敗!
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