2021.9.29 GO TO 赤久縄。
釣果15匹(イワナ7ヤマメ4ニジマス4)
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コロナ感染防止・拡散防止対策については、こちら
状況
2021.9.29赤久縄の状況
- 天気 曇り
- 気温 15℃(9時半受付・車載気温計)
- 水温 10℃(10時自然渓流エリアの最下流の橋・肌感覚)
- 水位 増水(前回釣行2021.6.15との比較)
- 水位 平水(例年との比較)
- 風 無風
- 虫 空中、地表ともナシ
気象庁 過去の気象データ検索は、こちら
赤久縄公式HPは、こちら
サカナの活性
藤岡ICでは晴れていたが・・・・赤久縄は曇り。
鮎川上流の山には、霧?雲?がかかっている。
これは、赤久縄の曇りである時の定番のパターン。
今日は雨は降らない・・・・・と思う。
赤久縄は、コロナや大水など自然災害?の影響を受けているだろう。
本当は週一で通って応援したい
木曜定休がネックとなって通えない
下流のルアー・フライエリアの駐車場には、「そんな心配など無意味?」なほどクルマが止まっている。
15台以上のクルマだ
前日のシャロムの森釣行(2021.9.28)と同じく虫が全く確認できない。
中ノ沢毛ばり釣り専用区、シャロムの森、赤久縄・・・・・今年の大雨と長雨で虫の生育が良くないのかもしれない。
自然渓流エリアの最下流の橋付近から入渓。
魚影を探すが・・・・
プール下流の砂地や浅場にイワナがいない。
流芯付近もニジマスがいない。
こんなことは、赤久縄では珍しい!
少し釣り上がると、二の字のくっきりとした足跡を発見。
今日は先行者がいるのが確定した瞬間だ!
足跡は、水際・・・・緩い流れの中にもある。
ルアーマンかテンカラさんのようだ。
ルースニングのフライマンか?
いずれにせよ、直立姿勢で水面下の釣りをしている。
緩い流れの中の足跡もクッキリ残っていることから、30分と経っていないと思う。
僕は釣り上がるのが遅い
先行者との間隔は気にしない
ゆっくりと釣り上がると、次第に反応が多くなってきた。
それでも、期待していた赤久縄とは違う。
反応も釣果も半分くらいだろうか?
魚影はあいかわらず目視できないが、反応が多くなる。
しかし、ゆっくり咥える・・・・ではなく、ひったくるという感じ。
赤久縄らしくない・・・・。
自然渓流エリアの最上流付近で先行者が右岸から降りてきた。
レジ袋にサカナを入れて・・・・テンカラさんだ。
僕の釣っている前の流れを横切ろうとしたので、一声かけさせてもそのまま右岸側から降ってもらう。
明らかに初心者・・・・だが、重たそうなレジ袋・・・・、釣れたようだ。
彼のウェダーは、膝付近までしっかりと濡れている。
- ここから先の上流でも流れに入って釣った。
- 流れを横切って、降ってきた。
というのは、一見してわかる。
サカナの警戒心は、MAXだ。
インダーバルを長くとり、ゆっくり静かに釣り上がる。
幸いにも後ろから釣り上がってくる方はいない。
この1匹をどう釣ったか?
自然渓流エリアの最上流?のプール。
僕は右岸から登ってきたが、右岸には先行者の形跡がなかったので、先行者は左岸側からこの場所にたどり着いたはず。
ポイント手前で水に入らずに、フライを結び直しながら周囲を観察する。
プール下流の左岸の砂地がかなり荒れているので、そこで先行者は釣ったはず。
同時に流れの中、右岸にも砂地に足跡がある。
先行者は、ここで左岸から流れを横切り、右岸に渡ったはずだ。
プール下流には短い瀬がある
瀬の中を渡ってくれたら、先行者の影響も少ないのだが・・・・・
いざ釣るぞ!っと思ったら、上流から先行者が右岸側から降りてきた。
一声かけさせてもらい、彼にはそのまま右岸側から降ってもらった。
先行者とすれ違ったということは、このポイントが先行者が釣り終わってからもっとも時間が経過しているということだ。
このポイントは、先行者が降るために再び水の中に入っていない。
この場所は、もっとも釣果が期待できる!
ポイント
現時点で最も先行者の影響がない場所。
ポイント中央の流芯でニジマス3匹?が目視できる。
魚影も目視できたのは、今日初なのでテンションが上がる。
ここは、赤久縄・・・・・イワナが釣りたい!
岸際の砂地、沈み石、岸壁・・・・ゆっくりと慎重に見てゆくが、イワナは目視できない。
まだ白泡付近に潜んでいるのだろう。
プール上流の白泡まで15m・・・・そんなに深くはないが、先行者が水に入った痕跡はない。
ニジマスがプール中央の水面付近で落ち着き始めている。
警戒心が溶けてゆく順番(赤久縄の場合?)
ニジマス→ヤマメ→イワナ
もうイワナは白泡の下から出て、中央の黒い岩の下流に潜んでいるかもしれない。
ポイント中のニジマス3匹は、両岸の浅い砂地まで徘徊している。
これでは、両岸の浅い砂地にイワナは定位できない。
ニジマス3匹は、プール上流には行かない。
自己の釣欲を優先し、イワナを釣ることを最優先にポイントを選定する。
実釣
実釣ポイント①
釣り始めに反応があまりにも悪いので、色々とフライを変えて、釣ってみた。
一番反応がよく、一番釣れたのは、12番スズメバチカディス。
12番スズメバチカディスの主な釣果実績
ポイント中央のニジマス3匹が左岸に行った隙に、キャスト。
ループの先端を黒い岩の側面に当てて、フライをポトリ・・・・。
同時にスラックも作る。
ラインが流れが引かれて、ドラックがかかるので、縦のメインディングを入れて、フライを黒い岩付近に維持する。
ゆっくりと黒い岩側面に沿って、フライが流れているようにみるかな・・・・?
15秒ほど漂わせたが・・・・・反応ナシ。
実釣ポイント②
遠目から確認するが、魚影は確認できない。
沈み石があるので、潜んでいれば・・・・っと思ったが、反応ナシ。
実釣ポイント③
ポイント②③を釣るにあたって、キャスト位置を左岸側に移動している。
ドラックを避けるためであるが・・・・オフショルダーキャストになる。
僕の場合、オフショルダーになると、
正確性、飛距離が半減する
ループの先端を岩に正確に当てる・・・・ってことは、できない。
飛距離も3割ほど落ちるので、その分ポイントに接近する必要がある。
ポイント中央のニジマスに気づかれないのが一番だが・・・・・今回は無理そうだ。
ゆっくりと3歩前進する。
早速、逃げられた・・・・。
3分ほどジッとしていたが、ニジマスは戻らない。
ニジマスを釣りたいわけではないので、いいかぁ〜〜〜っとフォルキャスト。
Fに着水・・・・ちょっと短い?
ニジマスに逃げられているせいもあり、再キャストはしない。
フライが流れ・・・・あれ?どこに行った?
ピックアップ・・・・・ズン!と重い手応え。
釣れていた・・・・・。
釣果15匹!ポイントすべてを公開!
サカナが出たのは、全て写真の中央付近です
写真のどこにサカナが潜んでいたか?
想像してみよう!
後記(大水で砂地がなくなり、沈み石も少ない・・・・)
大水による傷跡が生々しい。
渓相が一変し、リニューアルとも言えるが・・・・
沈み石が少なく、全体的に浅くなってしまった。
浅くなるのは、ドライフライフィッシングの上では有利であるが、
それ以上に沈み石が少なく、イワナが定着しにくい環境だ。
所々深場が形成されたが、ここでもただ深いだけで沈み石もなく、イワナが定着しにくい環境・・・・
河川全体的に沈み石が少ないのは、イワナが定着しにくい環境・・・・
大水災害前には堆積された落葉から沢山の水生昆虫のハッチがあったが・・・・沈め石も綺麗に流された状況では堆積された落葉も皆無である。
以前のような水生昆虫のハッチなど期待できない。
水底に堆積された落葉がなく、水生昆虫の生息しにくい環境・・・・
ハッチは期待できない
放流して沢山のサカナが生息しているが、水中に身を隠せる場所がなく、サカナの警戒心がなかなか軽減しない
「大水による虫の減少=水面を流下する虫の減少」となり、サカナの水面への意識度を下げている。
ドライフライへの反応は、鈍い
ニンフやルアーといった水面下の釣りなら、良い釣果が期待できるが・・・・
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