この記事を最後まで読んでもらえると、次のことがわかります。
⑥後記(14番CDCは、キャナルさんのセレクトCDCを使用しています)
2023.4.27シャロムの森の状況
- 天気 晴れ
- 気温 10℃(8時半管理棟)
- 水温 8℃(9時半L3入渓点)
- 水位 増水(前回釣行2023.4.13との比較)
- 水位 増水(例年との比較)
- 風 午前中上流より弱風、午後下流より微風
- 虫 ミッジ、時々小型カゲロウ
日本気象協会 みどり市1時間天気は、こちら
シャロムの森公式HPは、こちら
ヤマメ・イワナの活性
街はすでに春を通り過ぎて、もう初夏・・・・っという日もある。
シャロムの森は、「やっと春が来た!」って感じだ。
予定ではL3中間地点付近から入渓だったが、あまりにもいい感じの水量だった。
誘惑に負けて・・・・L3始点より入渓。
久しぶりの増水での釣りで、ヤマメ・イワナの付き場がわからず、入渓直後は反応が少ない。
1時間ほど釣り上がり、なんとなく今日の傾向がわかった。
今回釣行のヤマメ・イワナの反応傾向
- ヤマメは、流れに入って捕食行動をしている。
- チビヤマメの活性も高く、流芯付近にフライを投じるとだいたい反応がある。
- イワナは岸壁より水面からちょっと出た岩?石?の周りについている。
岩盤に点在する砂地からもイワナの反応があった!
ビックリ!!
昨日の雨による増水ではあるが、まだ細かいポイントにはサカナが入っていないことが多い。
「徐々に移動し始めている」って感じ。
釣果を伸ばすには、小さいポイントでもスネ水深ならフライを投じておく必要がある。
大きなポイントはフツーサイズのヤマメまたはイワナ1匹、あとはチビヤマメという構成。
最初にチビヤマメが反応してくることが多く、チビヤマメを釣り損じるとフツーサイズは釣れない。
チビヤマメを釣り損じた時は、5~10分ジッとしていると、フルーサイズのヤマメは戻ってくる。
しかし、警戒心がランクアップしている。
再度狙うのであれば、静かにフライを着水させ、十分にフライを見せることが必要だ。
自分がヤマメを狙っているのか?イワナを狙っているのか?を明確にしておく。
- ヤマメ狙いであれば、ドリフトさせる時間は短くし、多くのポイントにフライを投じていく。
- イワナ狙いであれば、水面に漂っている時間を長くし、できる限り静止させておく。
大きなプールで沈み石などの障害物が目視できないときは、水面付近のミッジ集団飛行の場所にフライを投じると反応が得られることが多かった。
フライは、14番CDC。
14番CDCの主な釣果実績
ヤマメもイワナもミッジを積極的に捕食していないので、ミッジサイズのフライを選択するのは厳禁だ。
このヤマメをどう釣ったか?
いよいよL3終点手前のポイント。
最初こそ養沢毛鉤専用釣場釣行(2023.4.12)のニジマスのアワセのタイミングとの違いに苦戦したもの、徐々にヤマメのアワセのタイミングに修正できてきた。
増水・高反応という条件もあるが、この時点で20匹余裕で超えている感じだ。
こうなると、気分もいい!
今日のヤマメ・イワナの反応傾向は、次の通り。
今回釣行のヤマメ・イワナの反応傾向
- ヤマメは、流れに入って捕食行動をしている。
- チビヤマメの活性も高く、流芯付近にフライを投じるとだいたい反応がある。
- イワナは岸壁より水面からちょっと出た岩?石?の周りについている。
ヤマメ狙いか?イワナ狙いか?を意識的に明確にして、それぞれの反応に備える。
この時点で余裕で20匹超の釣果は、高確率でヤマメ・イワナの反応を的中させている・・・・?おかげかもしれしない。
ポイント
ポイントごとの狙い魚種は、今日のヤマメ・イワナの反応傾向から下記の通り。
ポイント① ヤマメ(チビヤマメの可能性が高い)
ポイント② イワナ
ポイント③ 流芯付近の反応ならチビヤマメ、石の周りならイワナ
ポイント④ イワナ
実釣では、ポイント①からチビヤマメが釣れた。
ポイント③④は、ヤマメが走り回ったせいか?釣れなかった。
実釣ポイント②
イワナを予想しているポイント②。
イワナ狙いなので、水面に長時間フライを留めておく必要がある。
イワナが潜んでいるポイントはほぼ止水・・・だが、直接止水にフライを投じたのでは、ビックリして逃亡されるだろう。
上流から流し込んで止水域にいれる感じがいいのだが・・・・これは高難度。
3回キャストして1回フライが止水域に入ればいいかな?って感じだ。
フライをFに投じる。
フライは、14番CDC。
14番CDCの主な釣果実績
リーダー部分が岩に乗っている。
止水域手前でタルミがなくなり、急停止。
縦のメンディングでラインを送り込む・・・・タルミを与えられたラインでフライが急に動き出す。
フライの不自然な動きであるが、フライの生命感のある動きともいえる・・・・
サカナがどう感じるか?は、そこに潜んでいるサカナ次第。
さらに、縦のメインディングでラインを送り込む。
フライは、流れと止水域との境界をゆらゆらと・・・・バシャ!
えっ!?ヤマメ?
止水域でのイワナ反応を予想していたので、ビックリ!
思い切りロッドを煽ってアワセを入れる。
無意識に大アワセ・・・・・だが、結果的にはラインにかなりのタルミをあったのでなんとかフッキングに成功!
反射的に後方に下がり、ラインのテンションを維持する。
その間にサカナは・・・・これは、ヤマメだと思う同時に、ヤマメは上流に向かって泳いで行く。
このヤマメ行動でラインのテンションは維持されたのかもしれないが、ヤマメが走り回って、ポイント③④は全滅・・・・。
ラインをすぐにたぐって、ヤマメを引き寄せ、ネットイン!
さほど大きくないヤマメ・・・・。
普段ならいい気分のサイズだが、高釣果のせいか?ちょっと不満。
経済学かな?限界効用逓減の法則を思い出した。
釣果37匹!すべてのポイントを公開!
サカナが出たのは、全て写真の中央付近です
写真のどこにサカナが潜んでいたか?
想像してみよう!
後記(14番CDCは、キャナルさんのセレクトCDCを使用しています)
マラード1の在庫がなくなって、色々と他メーカーのCDCを少量購入し、14番CDCやら26番CDCなどをタイニングしてみた。
やっと納得?できるものに出会った。
なんとか6月中旬までの14番CDCの生産に目処がついた。
正直ホッとしている。
マテリアルは、安定的に供給されていることが重要だ。
いつでも買える・・・・こんなに頼もしいことはない。
ちょっと油断したら売り切れ・・・・では、フライフィッシングへの情熱も失せてしまう。
僕が選んだのは、キャナルさんのセレクトCDC。
最初こそ14番CDCでは少々CDCが柔らかすぎるような気もしたが、色々な場面で釣ってみると、そんなこともない。
26番CDCや32番CDCでは、セレクトCDCではちょっと柔らかすぎて、考えている形状を維持できないような気がする。
かといって、「釣果に差が出ているか?」と問われれば、釣果は変わらない。
もちろん、これは個人的な意見・・・・要は、使い方次第だ。
メンテナンス性は、マラード1がドライシェイク3回必要とする場面でセレクトCDCは4〜5回必要とする感じ。
マラード1の方が油分を多く含んでいるのかもしれない。
価格は、マラード1が1,200円(税別)だったかな?セレクトCDCが1,650円(税別?)。
14番CDC1本を巻くのに必要なCDCは
- マラード1 2枚
- セレクトCDC 1枚
コスパは、良さそうだ。
色々と検証してみての少々出遅れ気味の注文だったので、キャナルさんの在庫であるのは若干ホワイトの物だけだった(2023年3月中旬時点)。
正直迷ったが、「現物を見てからもいい」っと言ってくれたので、実際に見に行った。
もちろん、草加のロックスさん。
現物をみて、瞬間的に完成時の14番CDCがイメージできた!
これなら釣れると確信したので、購入・・・・10個くらいだったかな?
しかし、いくらコスパが良くても、毎年春先は財政破綻寸前・・・・・。
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