渡良瀬川支流2021。増水でドライフライで尺イワナを釣るのは、難しい。

渡良瀬川支流釣行

2021.6.8 GO TO 渡良瀬川支流

釣果18匹(ヤマメ0イワナ18)

 

この記事を最後まで読んでもらえると、次のことがわかります。

①2021.6.8の状況

②クモの巣をどうみるか?

③この1匹をどう釣ったか?

④14番アントパラシュートとは?

⑤どんなポイントで、どんなサカナが釣れたか?

⑥後記(増水+ドライフライで尺イワナは釣れるのか?)

 

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

僕の簡単なプロフィールです。

ドライフライフィッシング専門家。

2021年度3月〜9月20日までに674匹をドライフライで釣っています。 

プロフィール詳細は、こちら

釣果詳細は、こちらこちら

コロナ感染防止・拡散防止対策については、こちら

 

状況

2021.6.8状況

クルマ止め付近には、水溜りなどなかった。

林道をe-bikeで登っていくと、徐々に路面に湿り気・・・・ついには、水溜りが現れた。

昨日の夕方?夜?に短時間に相当な大雨が降ったようだ。

 

日本気象協会の雨雲様子や群馬県のロードカメラマップなどで雨の様子は、暇をみてチェックしている。

昨日はそんな大雨が降るような感じではなかったような・・・・・。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

ピンポイントで大雨・・・・・

ゲリラ豪雨ってやつかな?

入渓点までに、いくつかの枯れ沢があるのだが、いい感じで釣れそうにみえる。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

まぁ〜〜〜、サカナはいないけどね

初めて来た人なら入渓しちゃうだろうな〜〜

e-bikeを停めて、いつもの場所で水量を確認する。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

増水!

濁りなし!

テンションマックス

 

入渓点

川に降りて、釣り支度しながら周囲を観察する。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

枯葉と水面との境界が、かなり離れている・・・・

一気に増水し、一気に減水したのかな?

この付近でもゲリラ豪雨があったようだ。

現在の水量は・・・・平水?ちょっと増水気味かな?

一気に増水、一気に減水・・・・このあたりがどうサカナに影響しているか?が楽しみだ。

 

この時期の雨は大歓迎だ!

この付近は林業が盛んだが、広葉樹も多い。

新芽を出し、葉を広げる・・・・この時に大量の水が必要となる。

広葉樹が水を吸い上げる・・・・

川の水量が減る・・・・

サカナの活性が下がる・・・・・

困った悪循環。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

まぁ〜、自然サイクルだから仕方がないんだけど

 

虫の状況

ミッジ以外の虫が確認できない。

暑くも寒くないが・・・・カゲロウも蛾もハエもいない。

水面を観察していると、明らかにミッジにライズしている。

おそらくチビイワナ。

26番CDCで楽に釣れそうだ!

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

基本的に渓流では、ミッジは使わない

カンタンに釣れてしまうのは、つまらないから・・・・

こんなプライドが釣果をイマイチにする原因・・・・か?

 

クモの巣

クモの巣が他の場所より多いような・・・・

普段はカゲロウ等の羽虫が多い、場所である証拠。

だが、今日は全く羽虫が掛かっていない。

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

昨夜はゲリラ豪雨・・・・ハッチはなかったか?

天気予報では気温が高いようなので、スーパーハッチの可能性がある。

午後から雨との予報

雨予報が外れれば・・・・・

パラダイス・・・・・かもしれない。

 

この1匹をどう釣ったか?

今日のフライの選択

若干の増水ってことで、

  • 14番アントパラシュートをメイン
  • 深場で、10番ピーコックパラシュート
  • プールやフラット水面で、14番CDC

って感じで釣り上がってきた。

 

  • 小渓流なので、10番ピーコックパラシュートの出番は2回(釣果0)
  • 増水気味なのでプールも流れが思ったより速いので、14番CDCの出番は0回

ってことで、14番アントパラシュートでほとんどの釣果を得ている。

 

ポイント

写真ではよくわからないが、膝くらいの水深がある。

それに加えて、増水気味で流れが速い・・・・・

ってことで10番ピーコックパラシュートの選択もあった。

だが、今日の実績を考慮して、14番アントパラシュートを選択した。

 

平水や減水であれば、緩流帯②の一択だ。

増水気味の今日のコンディションでは、緩流帯①も有力なポイントとなった。

緩流帯①の方が下流にあることから、こちらからフライをキャストしてゆく。

 

実釣

増水気味っといっても、ポイントに接近しすぎると走れられるのは、当然。

膝立ち姿勢・・・・・ジリジリ接近する。

バックスペースがないが、頭上にスペースがある。

バックキャストをかなり高くし、フォルキャスト1回・・・・・シュート!

 

ゆっくりとフライが流れる・・・・止まっている・・・・・?

メインディングを入れて、ラインを岩からはずし、ゆっくりとフライを流れ・・・・・出た!

流れ始めた瞬間だった。

スゥ〜〜〜〜っと流れ①の下流から出てきて、咥えた。

ここに潜んでいた。

ストーキングをしっかりとやっていなかったら、逃げられていた。

 

どんなポイントで、どんな魚が釣れたか?

<strong>西洋毛ばり人</strong>
西洋毛ばり人

サカナが出たのは、全て写真の中央付近です

写真のどこにサカナが潜んでいたか?

想像してみよう!

 

⑥後記(増水+ドライフライで尺イワナは釣れるのか?)

増水で尺イワナが釣れた・・・・って記憶は少ない。

 

尺イワナが潜んでいるのは、深場の底。

増水なら、水面の流れは速い。

 

大きい餌なら徐々に沈んで、深場に集まる。

ってことは、捕食ために警戒心の高い尺イワナが水面付近に定位?

わざわざ発見されやすい水面付近に定位する?

滅多にないことなのだ。

 

反転流

増水によって反転流自体の流れも速く、水深もいつもよりある。

 

緩流帯。

増水によって緩流帯自体が小さくなっている。

周囲の速い流れを考慮すると緩流帯に4秒以上フライを停止させておくのは、高難度。

増水+ドライフライ・・・・尺イワナは釣れないんだよね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました