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2023.7.12シャロムの森の状況
- 天気 晴れ
- 気温 22℃(8時半管理棟)
- 水温 16℃(9時L1入渓点)
- 水位 平水(前回釣行2023.6.29との比較)
- 水位 平水(例年との比較)
- 風 無風
- 虫 アブ、トンボ、ハエなど(管理棟付近)
日本気象協会 みどり市1時間天気は、こちら
シャロムの森公式HPは、こちら
ヤマメの活性
今日は、L1を釣る。
L1を釣るのは・・・・2023.3.16以来の釣行。
2023.3.16釣行では、春の風物詩の渇水で流れを・・・・水を探しての釣りとなったが、今日の釣行は水は豊富。
むしろドライフライで釣り上がるには、ちょっと水が多いと思うほど。
雨って凄いなぁ〜〜〜と感心する。
入渓点直後ヤマメが出てくれた。
全体的に浅く、小石というより砂の堆積が目立つ。
ヤマメも隠れ家がないようで、落ち着きがない感じだ。
そのせいか?
速い流れでの反応が多い。
釣り上がるにつれて、傾向がみえてくる。
速い流れというより、白泡直下に潜んでいる。
白泡にフライを入れて、白泡の切れ目・・・というより白泡の中のやや澄んでいる部分からの反応が多い。
白泡で反応するのは、チビヤマメ。
それでも、スネ水深の白泡からはほぼ反応があるので、楽しい。
が、なかなかフッキングしない。
フライが白泡の中で少しランダムに動くのとチビヤマメなので口が小さいからだと思われる。
もちろん、12番スズメバチカディスというチビヤマメには少々大きすぎるフライを使用しているのも原因だ。
食欲旺盛はこれからの成長に期待・・・・だが。
12番スズメバチカディスの主な釣果実績
大きめのヤマメは、やはりプールに潜んでいる。
こちらは倒木などの障害物や沈み石付近に潜んでいる。
ヤマメに悟られないように慎重に・・・・
時に、岩陰から
時に、木の後ろから
偏光グラスで水底を確認し、ヤマメの潜んでいそうなポイントを絞る。
バックスペースとヤマメに気配を悟られない距離を見極めて、ゆっくりと低姿勢で距離を詰めると反応がある。
流芯下流からの反応が多い。
このヤマメをどう釣ったか?
入渓直後にヤマメを釣り、今日は「いける!」っと変な自信?過信?のまま、釣り上がる。
足首水深の速い流れからは、チビヤマメが戯れてくる。
「今日は、チビヤマメにアワセを入れない!
大きめヤマメの反応を見極めて、アワセを入れて釣り上げる!」
っと変な自信?過信?に後押しされて、これを今日の課題とした。
中指サイズのチビヤマメは、速い流芯からも障害物付近からも神出鬼没。
どこからでも戯れてくる。
手のひらサイズの大きめのヤマメは・・・・・なかなか反応がない。
少し釣り上がると、今日の大きめヤマメの傾向が見えてきた。
今日の大きめヤマメの傾向
- スネ水深+速い流れの川底に潜んでいる。
- ヒザ水深以上あるプールでは、流れ込み付近の表層付近で悠々と水中のエサを喰っている。
L1は、そもそもヒザ水深のプールは堰堤下など数えるほどしかない。
今日は、スネ水深+速い流れの川底に潜んでいるヤマメをいかに水面で喰わせるか?が釣果を分けそうだ。
スネ水深+速い流れ・・・・それとチビヤマメの反応の排除を考えて、10番ピーコックパラシュートに変えてみる。
とりあえず、30分間だ。
・・・・・・釣れない。反応すらない。
チビヤマメの反応排除の目的は達成しているが、大きめヤマメの反応も排除してしまっては元も子もない。
再び、12番スズメバチカディスに変更する。
反応が回復するが・・・・チビヤマメの反応がほとんどのようだ。
そもそも今年は甲殻昆虫を見ていない・・・・。
ムネアカこそ管理棟付近でチラッと見たが、頻繁には見ない。
例年渓流ではムネアカオオアリを見ることはほとんどなく、ほとんどはクロアリ。
今年はクロアリを管理棟付近で頻繁に見るものの、渓流ではあまり確認できない。
そんな状況だからだろうか?
10番ピーコックパラシュートへの反応がなかったのは・・・・。
ちなみに、14番アントパラシュートを午後30分ほど使用したが、ほとんど反応はなかった。
ポイント
ポイント①
二つの流れの合流点下流。
黒い大きな沈み石付近にヤマメが潜んでいると予想している。
常に川底を目視できる程度で水面が荒れている・・・・とは、言い難い。
少し観察してみたが、どうも・・・・・いない。
しかし、付近に潜んでいる可能性もあるので、「ヤマメがいない」確認の意味でフライを投じる必要がある。
その後、数回フライを流してみるも反応ナシ。
ポイント②
二つの流れの合流点。
常に水面が荒れているようなので普段なら一通り流す程度だが、今日は本命ポイントだ。
少し観察しても水面付近にいる気配はなく、ライズもない。
合流点直下の川底に潜んでいると予想している。
実釣ポイント②
速い流れ+二つの流れの合流点とあって、水面が常に荒れている様子。
できるだけ上流からフライを流し、ヤマメがフライを発見する時間を稼ぐ。
フライをF0に投じる・・・・・反応ナシ。
次いで、フライをF1に投じる・・・・反応ナシ。
これを2回ほど繰り返したが、全く反応がない。
フライは、12番スズメバチカディス。
12番スズメバチカディスの主な釣果実績
12番スズメバチカディスのウイング部分にドライシェイクスプレーをかける。
こうすることで、ボディ部分は水面下、ウィングは水面という形態で流れてくれる。
*液体フロータントには入れない。
*12番スズメバチカディスのフロータント処理による浮き方バリエーションは、こちら
フロータント処理をしながら、チラチラと水面を眺める・・・・と一瞬だけではあるが、合流点付近の水面が穏やかになる。
おそらく川底から噴き上がる水流が時々起こるのだろう。
ヤマメが水面のエサを捕食するタイミングは、この瞬間だけだ!
川底から噴き上がる水流が発生する間隔をメインに観察すると・・・・20秒くらいで発生し、1〜2秒間合流点付近の水面がフラットになる。
フラット水面が出現する場所は、ほぼ写真の辺り。
フラット水面の発生するタイミングで上流から12番スズメバチカディスを流し込むのは、無理だ。
正確にフラットな水面が出るタイミングはわからないし、そもそも川底から噴き上がる水流自体で12番スズメバチカディスは弾かれる。
ここは、フラット水面が出た直後に12番スズメバチカディスを投じるしかない。
いまフラット水面が出現した。
ここから20秒後に再び出現する・・・・はず。
呼吸を整えて、カウントダウン。
1・2・・・・15
フォルキャスト開始、いつでも出てこい!
16・17
出た!シュート!
正確性が要求されるので、スラックは入れない。
12番スズメバチカディスを出現したフラット水面Hに叩き込む・・・着水、出た!
釣果15匹!すべてのポイントを公開!
サカナが出たのは、全て写真の中央付近です
写真のどこにサカナが潜んでいたか?
想像してみよう!
後記(シューズは壊れた!交換だ!ウェダーはどうする?)
今回の釣行でウェンディングシューズが壊れた。
まぁ〜、1年半から2年で120回(6時間/1回)は使用している。
「こんなもんかな?」って感じだ。
シューズの外側が破れたのは、足を岩と岩の間に突っ込んでしまい、強引に引き抜いたからだと思う。
そんな記憶がある・・・・ただし、右足のみ。
100回も使用しているので、左足もそんなことがあったと思う。
それに右足の靴底部分との境目にある皮が切れた部分は、明らかに摩耗によるものだ。
寿命だろう。
僕はフェルトを交換しない。
カカト部分のフェルトがとれることがあるが、これは交換用フェルトと専用の接着剤で修理する。
フェルト全体が減る頃には、シューズがボロボロ・・・・ってのが、常だ。
今回はフェルトは十分に残っているが、シューズはボロボロ。
僕はシャロムの森に通い始めた頃は、LRの分岐点付近までクルマで入り、そこから徒歩。
L5やR6となると、1時間は歩いた。
それでも、徒歩1時間を費やす以上の釣果と満足がある。
現在は、ほとんどの入渓点までe-MTB。
*詳細は、こちら
徒歩は、長くても15分・・・・。
L沢では、ほとんど歩かない。
これでは、「フェルト全体が減る頃には、シューズがボロボロ・・・」ってことはない。
実は、ウェダーもボロボロ・・・・。
股の部分が裂けてきた。
実際は表面の薄い生地が切れただけで、2層目の生地の損傷はない・・・・ようだ。
水に入っても「冷たい・・・?」って感じることはあっても、「浸水だ!」っと感じることはない。
機能的は十分に使用できるが・・・。
このウェダーは、4〜5年(70釣行/年、1釣行は6〜7時間程度)は使用している。
生地の損傷だけでなく、転んでつけた土汚れ、フロータントをこぼした汚れ、原因不明の汚れなどで、「見た目がねぇ〜」って感じはある。
僕は単独釣行だから見た目はどうでもいいのだが・・・・ちょっと気になるのも事実。
お財布を相談して決めるとするか?
・・・・・・・・・・
お財布を相談すると、「限界に挑戦!」ってことになりそうだが(笑)。
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