2022.8.10 GO TO 中ノ沢毛ばり釣り専用区
釣果14匹(ヤマメ8イワナ6)
この記事を最後まで読んでもらえると、次のことが分かります。
①2022.8.10上野村漁協・中ノ沢毛ばり釣り専用区の状況
コロナ感染防止・拡散防止対策については、こちら
状況
2022.8.10上野村漁協・中ノ沢毛ばり釣り専用区の状況
- 天気 晴れ時々曇り
- 気温 28℃(10時上流側駐車場)
- 水温 18℃(10時半C入渓点)
- 水位 若干減水(前回釣行2022.8.3比較)
- 風 無風
- 虫 ハエ、ハチ、トンボ、アリ、蛾
日本気象協会 上野村1時間天気は、こちら
上野村漁協公式HPは、こちら
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サカナの活性
入渓直後にヤマメを釣るも、その後沈黙・・・・。
チビヤマメと思われる反応はあるのだが・・・・フッキングまでいかない。
11時半から活性が上がり、フツーサイズのサカナが釣れ始める。
フライは、12番スズメバチカディス。
12番スズメバチカディスの釣果実績
今日はBC区間を釣っている。
この区間は、変化に乏しく、流れが速い。
おまけに、水面付近の虫は皆無。
メマトイは寄ってくるが・・・・
ポイントとの距離をとり、正確にキャストできれば、釣れる。
当たり前だけど・・・・
ポイントとの距離は10mが基準かな?
- ヤマメは、岸際の浅い場所(流れは少々速くてもいい)
- イワナは、岩陰の流れが緩く、やや深い場所
B区間もそろそろ終わろうとするポイントで岩陰に潜む尺イワナを発見した。
12番スズメバチをキャストするも・・・・チラ見のちUターン。
その後、14番CDC、14番CDCカゲロウ、14番アントパラシュートを尺イワナの鼻っ面に送り込むもガン無視。
1時間近く粘ったが・・・・・残念!
B区間の終点の堰堤下。
減水気味のためか?
スレているのか?
フライを見ただけでサカナが右往左往・・・・・
こりゃ、ダメだ!?
退散・・・・・
クルマを上流側駐車場に停めたので、そのままA区間を釣り上がる。
前回は右岸を釣ったので、左岸を中心に攻める。
やはり反応が薄い。
川を渡り、右岸を釣り上がると、そこそこ反応がある。
小さなポイントをピンポイントでキャスト
この1匹をどう釣ったか?
BC区間は、本当に難しい。
頭上が開けていて、ロッドは降りやすいのだが、
障害物が少なく、流れも直線的で単調・・・・
ってことは、
流れが速く、サカナが居たとしても水底に潜んでいることが多く、
ドライフライに反応させるに苦労する。
速い流れであっても、ラインの抵抗を利用して、フライをゆっくりと流すこともできるが・・・・・
僕の技量では、全ての状況で発揮できるまで達していない。
うまく条件があえば、そこそこ反応はあるだが・・・・いつものパターン。
岸際の流れの緩いポイントにフライを置き、速い流れの水底からサカナを誘い出す・・・・・
っていうのが理想だが、
考えることは釣り人皆同じなようで、突っつくだけの反応が多い。
ポイント解説
いずれのポイントもキャスト後のラインの処理をどうするか?が釣れるか否かの分かれ目だ。
ラインが流れに引かれて、
フライにドラック・・・・・どう回避するか?
実釣
ポイント①
ポイントとの距離は7m位。
フライは、12番スズメバチカディス。
もう少しポイントに接近できれば、スリッピングでラインを回収することでドラック回避が可能であるが・・・・。
今回は、
ループの先端を水面に突っ込ませ、アンカーを作るとともに、ラインは岩の上という感じでフライを ナチュラルドリフトさせる。
ナチュラルドリフト
フライがラインの影響を受けず、自然に流れること
F1にフライを投下・・・・・ゆっくりと流れて・・・・・流れて・・・・・落ちた。
反応ナシ。
ポイント②
こちらが、なんとなく本命と感じる。
ラインを岩の上・・・・っとするには、かなり岩が大きい。
あと2mも接近できれば、スリッピングでライン処理できそうだが・・・・・
今日のBC区間+今日のサカナの警戒心を考えると、これ以上接近するのは難しい。
さらに、観察すると、岩の表面には苔。
もしかしたら、岩の側面の苔にラインが引っかかるかもしれない。
なんというプラス思考・・・・?
いや、無謀か!?
ループの先端を・・・・の方法だと、アンカーをサカナのすぐ上流に作ることになり、これだけでサカナに逃げられそうだ。
ふわっとフライを落とす方法だと、リアクションバイトで出ればいいが、出なかった時にライン処理に問題がある。
これらを考え・・・・・苔だな!?ってなぜか思った。
今考えると、なんとも突拍子もない発想だ
スリークォーター気味のロッドを振って、ラインを岩の側面に殴りつけるようにおく。
リーダー部分を岩の側面に叩きつけたので、フライは勢いを失い、ふわっと水面に落ちた(F2)。
げっ!
げげげっ!
スラックがないじゃん!
っと思った瞬間、スプラッシュ!
アワセ!
びっくりアワセ!?
サカナが空中を泳いで?飛んで?僕の方へ・・・・・・。
ササッと身を交わすと同時に、インスタネットを広げ、後方から戻ってくるイワナをネットに入れた。
どんなポイントで、どんなサカナが釣れたか?
サカナが出たのは、全て写真の中央付近です
写真のどこにサカナが潜んでいたか?
想像してみよう!
後記(上野村のクマさん情報!?)
この日、受付でクマ鈴の有無を確認された。
聞けば、「釣り場付近にクマの目撃情報があった」とのこと。
去年もそんな情報が流れたが、痕跡はなかったようで対策はとられなかったようだ。
今回は、明確な痕跡があったのだろう。
そこで、熊鈴の貸与という対策になったようだ。
そもそもクマの棲家に行って、遊ぶのだから、遭遇しても不思議ではない。
そもそも熊鈴さえも携行せずに、
渓流釣りを楽しみに来る釣り人がいることにビックリだ。
今年もクマを2回ほど目撃している。
クマの爪研ぎ跡、足跡や糞なんかは、毎回と言っていい。
去年に遭遇したクマには、正直恐怖を感じた。
生臭い?獣臭?っと言った感じの腐敗臭がした。
これは、肉も食する証拠だ。
普段草食?雑食?で大量の肉を喰わないクマが本能的に肉を喰い、消化不良を起こして発する臭い。
去年のクマは、完全に肉の味を知っていた。
つまり、クマからすれば、僕はエサ・・・・・:。
今年も糞の中身を確認しているが、今年は骨の破片を発見することはない。
これには、ホッとしている。
クマは本来肉食動物である。
いつその本性が現れても不思議ではない。
特に、シカが増えてきている。
シカと草食系のクマは捕食物が合致する。
っとすれば、本来肉食系のクマは、シカを喰ってエネルギーを得れば、効率的だ。
クマの運動能力は、シカと匹敵するか否かは知らない。
匹敵するとすれば、肉食系のクマが増加するに違いない。
こうやって渓流釣りを楽しめるのも、あと数十年?かもしれない。
僕らの次の世代には、渓流釣りも危険ということで、行政の許可制なんて時代が来るかもしれない。
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