202.8.10 GO TO 渡良瀬川支流(シャロムの森)
釣果 12匹(ヤマメ2イワナ10)
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コロナ感染防止・拡散防止対策については、こちら
状況
2021.8.10シャロムの森の状況
- 天気 晴れ
- 気温 34.0℃(10時桐生市)
- 水温 12℃(10時半入渓点付近・肌感覚)
- 水位 やや渇水(例年との比較)
- 水位 やや渇水(前回釣行2021.8.2との比較)
- 風 強風
- 虫 皆無(受付棟付近及び入渓点)
気象庁 過去の気象データ検索は、こちら
シャロムの森公式HPは、こちら
サカナ活性
台風一過。
いい天気で気温も上昇との予報だが・・・当然に、強風。
受付棟付近・・・・誰もいない。
昨日台風が通り過ぎている・・・・
当然か?
大増水・・・・土砂崩れ・・・・道路崩落・・・・リスクは大きい。
日本気象協会の降雨レーダーを見ていた限り、台風の雨量ではなく、雷雨のレベルの雨量。
山沿いは、不明だが・・・
きっと増水していない!
これなら出陣だ!
川沿いの林道で水位をチラ見するが、増水していない。
むしろ、渇水気味か?
受付棟付近で身支度をしているが、アブが寄ってこない。
- 強風が原因で消滅したのか?
- 時期的要因で消滅したか?
分からない・・・・。
アブが消滅したのなら、サカナの捕食物が変わった可能性は充分にある。
前回釣行まで有効だった12番スズメバチカディス
反応がしない可能性があることは、意識しておく
強風で陸生昆虫が多く流されている可能性が高いことから、10番ピーコックパラシュートがいいかもしれない。
林道をe-bikeで走り始める。
真新しいワダチ・・・・・
ワダチの先端の崩れ方から見て、昨日ジムニーで入渓したようだ。
台風通過の予報が出ているので、林業関係者や送電線工事関係者ではない。
入渓点付近でおにぎりのパッケージを発見した。
賞味期限2021.8.9。
台風なのに・・・・釣り人の釣欲っては、無限大だ。
ここは、見習うべき部分ではない!
予約制なので、入渓点の変更はできない。
おにぎりのパッケージが捨ててあった付近より入渓する。
おにぎりのパッケージは、回収したよ
しばらく釣り上がるが、反応が悪い。
石の裏側から反応があることが多い・・・
すっぽ抜けやUターンも多い
そして、岸に昨日の入渓者の痕跡がない。
昨日の入渓者は、流れの中を歩いて釣り上がったようだ
それなら、サカナの警戒心が異常に高いのにも、納得がいく。
このような釣り方をする人には、ルアーが多い。
この1匹をどう釣ったか?
ここまで釣り上がって、わかったことは、下記の通り。
- 昨日入渓者あり
- ルアー釣法
- 水の中を歩いて、釣り上がっている
これらに加えて
- 水温12℃とこの時期にしては、かなり低い。
- 強風が収まる感じではない。
ということから、15時には今以上に活性が下がりそうだ。
反応は石裏が多く、すっぽ抜けやUターンも多い。
強風でサカナに接近しても逃げられることは少ないのが、唯一の救い。
入渓直後は10番ピーコックパラシュートを選択した。
- 岸際等の観察ではアリなどの陸生昆虫が確認できず、羽虫のいない。
- 台風通過の翌日であるが、渇水気味。
ということで、フライを12番スズメバチカディスにすぐに変更している。
12番スズメバチカディス
12番スズメバチカディスの釣果実績
ポイント
このポイントのすぐ上流に、大きな淵がある。
ルアーならこのポイントではなく、淵を重点的に攻めているはずと予想して、こちらのポイントも攻める。
ちなみに、淵も攻めたが・・・・・反応ナシ。
サカナは岸壁に沿ってついているはず。
観察するも、どこに潜んでいるか?は分からない。
流れの中ならヤマメだが、流れの中なら目視で確認できるはず。
岸壁にへばりついている?
なら、イワナだ
実釣
フライは、12番スズメバチカディス。
頭上、バックに十分なキャストティングスペースがある。
浅いポイントなので、強風といえど接近はできない。
膝立ち姿勢
7mの距離をとる
強風が止んだ瞬間にキャスト。
充分にスタックを入れるのは、当然だ!
Fにフライを投下して、ナチュラルドリフト・・・・ピシャ!
明らかに小さめのサカナの反応・・・・・アワセを瞬間的に入れた。
フライを待ち受けて喰ったのではなく、追っかけて喰った。
どんなポイントで、どんなサカナが釣れたか?
サカナが出たのは、全て写真の中央付近です
写真のどこにサカナが潜んでいたか?
想像してみよう!
後記(晴釣雨巻き)
台風通過の当日に入渓者がいたというは、驚きだ!
その釣欲?執念?には、感心する・・・・が、そんな無謀なことはしたくないし、しない。
台風通過の当日、山はどんな感じだったか?
強風は、当然だ!
雨量は?
気象庁の過去の気象データしか資料がないが、午前11時くらいに8.5mmの雨量が桐生市であった。
想像しかないが、山はもっと降ったかもしれない。
ゲリラ豪雨に近い降り方なら、危険だ。
場所によっては退渓が難しいので、一気に増水し濁流に流されるかもしれない。
強風が木を薙ぎ倒し、林道を塞ぐ可能性も高い。
いくらジムニーといえど・・・・・っていう状況もありうる。
どう考えても、台風や豪雨の予報の時は、家にいるのが一番!
フライフィッシングなら、タイニングという遊びもできる。
「晴耕雨読」と言うが、フライフィッシャーなら「晴釣雨巻き(巻き=タイニング)」がいい。
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