2021.8.11 GO TO 上野村本谷毛ばり釣り専用区。
釣果11匹(ヤマメ10イワナ1)
この記事を最後まで読んでもらえると、次のことがわかります。
⑥後記(本谷毛ばり釣り専用区は、左岸から釣れるか否かが釣果を分ける?)
状況
①2021.8.11上野村漁協本谷毛ばり釣り専用区の状況
- 天気 晴れのち曇り
- 気温 27.1℃(9時神流町)
![](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2022/09/05368f0ad93bf03872e63dd14eca3c52-1024x1022.png)
- 水温 肌感覚11℃(10時⑥エリア入渓点)
- 水位 増水・若干の白い濁り
- 風 無風
- 虫 アブラゼミの声は聞こえるが、アブを含めて虫の気配ナシ
気象庁HPは、こちら
上野村漁協公式HPは、こちら
②サカナの活性
神流川沿いの国道を走りながら、神流川本流の様子を観察する。
神流町に入ってから、白い濁りがキツくなった。
「河川工事の影響かな?」と思ったが、河川工事付近を通過しても・・・・・。
これは、ダムが放水している。
上野ダムの放水で濁っているなら、今日の釣りは諦めると決めた。
中ノ沢毛ばり釣り専用もクローズのようだし・・・・・。
受付のある川の駅から神流川本流の様子を観察する。
![<strong>西洋毛ばり人</strong>](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2022/03/onigiri_character_tenmusu-min-e1647637487944-150x150.png)
濁りは、さほどキツくない・・・・釣りはできそうだ
濁りの原因は、乙母堰堤付近の工事?
受付時において、中ノ沢毛ばり釣り専用区も今日からオープンとのこと。
「どうですか?」と受付嬢に言われるも丁重にお断りをする。
![](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2022/09/okotowari_shimasu_man-1.png)
中ノ沢川は、神流川支流の中で最も低水温。
大雨による増水で水量的には高コンディションであろうが、水温が10℃前後である。
ニンフで釣りなら爆釣だが、ドライフライでは・・・・・。
本谷に向かいながら、ちょっと寄り道して中ノ沢の様子を見に行った。
![<strong>西洋毛ばり人</strong>](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2022/03/onigiri_character_tenmusu-min-e1647637487944-150x150.png)
大増水・・・・
しかも低水温・・・・ドライフライでは難しい
本谷毛ばり釣り専用区を選択したは正解だ!
![<strong>西洋毛ばり人</strong>](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2022/03/onigiri_character_tenmusu-min-e1647637487944-150x150.png)
対岸にも渡れそうもないし・・・・
本谷毛ばり釣り専用区もダムの放水があり、大増水。
しかも、若干白く濁っている。
![](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2022/09/IMG_8454-min-768x1024.jpeg)
![](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2022/09/IMG_8448-min-1-768x1024.jpeg)
10時入渓。
今日は、上野村漁協本谷毛ばり釣り専用区⑥から釣り上がる。
![](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2022/09/79a527eeb0b17f8a67c4d133c321efec-1024x692.jpg)
大増水なので、10番ピーコックパラシュートを選択する。
![](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2022/09/IMG_1321-min-5-768x1024.jpeg)
早々にヤマメを釣るも、なんか反応がイマイチ。
ここは、本谷毛ばり釣り専用区のセオリー?「左岸から釣り上がる」を実行する。
慎重に対岸に渡れる場所を選定し、ウェーディングスタッフを用いて、足元の水底状況を確認しながら、渡り切った。
![<strong>西洋毛ばり人</strong>](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2022/03/onigiri_character_tenmusu-min-e1647637487944-150x150.png)
増水時
ウェーディングスタッフほど頼りになるアイテムはない!
左岸でも10番ピーコックパラシュートを選択するが、なぜか?反応イマイチ。
12番スズメバチカディスに変更する。
![](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2022/09/67f2a306ae845f99faf934327b3e4920-3-768x1024.jpg)
釣れないが、反応は格段に増えた。
増水なので、流れの緩いポイントを中心にフライを投じる。
![<strong>西洋毛ばり人</strong>](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2022/03/onigiri_character_tenmusu-min-e1647637487944-150x150.png)
反応イマイチ
他の釣り人も同じようなポイントを攻めるている?
水深1m?以上の速い流れにフライを投じ、上流から下流まで一気に流す。
長距離・長時間のナチュラルドリフト」」
これが、大正解!
ほとんどのポイントで反応がある・・・・・釣れたわけではないのが、寂しい。
結局、釣果11匹のうち、右岸6匹、左岸5匹・・・・・。
しかし、反応数だけなら左岸が圧倒的多かった。
![<strong>西洋毛ばり人</strong>](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2022/03/onigiri_character_tenmusu-min-e1647637487944-150x150.png)
釣れなかったのは、実力不足・・・・・だね
この1匹をどう釣ったか?
![](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2022/09/IMG_8459-min-768x1024.jpeg)
![](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2022/09/IMG_8460-min-768x1024.jpeg)
今日は、「増水時のセオリーである緩流帯を攻める」よりも
「速い流れの中を長距離・長時間ナチュラルドリフトさせる」方が反応がいい。
![<strong>西洋毛ばり人</strong>](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2022/03/onigiri_character_tenmusu-min-e1647637487944-150x150.png)
速い流れっといっても流芯ではない!
流芯付近のやや速い流れ・・・・
ポイント
![](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2022/09/495c991ace1172216db28a285f4db4b5-768x1024.jpeg)
![](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2022/09/cd1fde8ae6b9c80d7eaa13cee72badf9-768x1024.jpeg)
ポイント①
「増水時のセオリーで緩流帯を攻める」に該当する。
水深は1m以上はあるそうだ。
長時間フライをポイントないに漂わせることで、サカナを誘う。
サカナは、
- ポイント①直下
- 岩A付近
に潜んでいると予想している。
ポイント②
「速い流れの中を長距離・長時間ナチュラルドリフトさせる」に該当する。
こちらも水深1m以上はありそう。
流芯付近で流芯よりい遅い流れであるが、ポイント①ほど遅くなくない。
![<strong>西洋毛ばり人</strong>](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2022/03/onigiri_character_tenmusu-min-e1647637487944-150x150.png)
ビミョーな流れの速さ・・・・
サカナは、
- ポイント②横の流芯の白泡直下
- 岩B付近(流芯側)
- 岩C付近(流芯側)
- 岩D付近の白泡直下
に潜んでいると予想している。
実釣
実釣ポイント①
ポイント①内にフライを打ち込む
・・・・1・・・・2・・・・ ・・・・10・・・・反応ナシ。
これを2回行うも、反応ナシ。
実釣ポイント②
![](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2022/09/ccbd5ee2325287a3c1e2a1c6fc794f95-1-768x1024.jpeg)
![](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2022/09/4ba1e36cd0efb76a14016182820eb516-2-768x1024.jpeg)
「速い流れの中を長距離・長時間ナチュラルドリフトさせる」ということで、フライをFに投じる。
平水時であれば、ポイント②の範囲内に直接打ち込んでも釣れそうだ。
今日は、大増水・・・・・流れも速く、水深も1m以上。
フライの存在をサカナに気付いてもらわないことには、釣れない。
そのためには、フライを長距離・長時間ナチュラルドリフトさせる必要がある。
フライは、12番スズメバチカディス。
![](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2022/09/67f2a306ae845f99faf934327b3e4920-4-768x1024.jpg)
12番スズメバチカディスの釣果実績
フライをFに投じる。
![<strong>西洋毛ばり人</strong>](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2022/03/onigiri_character_tenmusu-min-e1647637487944-150x150.png)
思ったより流れは遅い・・・・
流し切るまで2秒くらいだろうか?
再び、フライをFに投じる。
Hで流心の白泡の方から横っ飛び・・・・・?
ヤマメがフライをひったくる。
瞬間的にロッドを立てて、アワセ!
充分以上のスラックを入れていたので、ラインを急いでたぐる。
一瞬テンションがなくなったが、直ぐにグルングルンっというヤマメ独特の感触が戻った。
どんなポイントで、どんなサカナが釣れたか?
![<strong>西洋毛ばり人</strong>](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2022/03/onigiri_character_tenmusu-min-e1647637487944-150x150.png)
サカナが出たのは、全て写真の中央付近です
写真のどこにサカナが潜んでいたか?
想像してみよう!
![](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_8447-768x1024.jpeg)
![](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_8448-768x1024.jpeg)
![](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_8450-768x1024.jpeg)
![](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_8451-768x1024.jpeg)
![](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_8453-768x1024.jpeg)
![](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_8454-768x1024.jpeg)
![](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_8455-1-768x1024.jpeg)
![](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_8457-768x1024.jpeg)
![](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_8459-1-768x1024.jpeg)
![](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_8460-768x1024.jpeg)
![](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_8462-768x1024.jpeg)
![](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_8464-768x1024.jpeg)
![](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_8466-768x1024.jpeg)
![](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_8467-768x1024.jpeg)
![](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_8468-768x1024.jpeg)
![](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_8469-768x1024.jpeg)
![](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_8470-768x1024.jpeg)
![](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_8471-768x1024.jpeg)
![](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_8472-768x1024.jpeg)
![](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_8474-768x1024.jpeg)
![](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_8475-768x1024.jpeg)
![](https://100sai-hukutyan.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_8476-768x1024.jpeg)
後記(本谷毛ばり釣り専用区は、左岸から釣れるか否かが釣果を分ける?)
連日の雨・・・・・そして、豪雨。
上野村漁協管内でまともに釣りができたのは、本谷川ぐらいだろう。
雨というのに、釣り人が押し寄せ?連日満員に近かったらしい。
「増水だから流れの緩いポイントを大きなフライで〜〜〜」という呑気さでは、痛い目にあったことだろう。
こういう時こそ、他の釣り人と違う釣り方をしないと・・・・・っと改めて考えさせられた。
流芯付近のやや速い流れを釣る
対岸(左岸)から釣る
特に、増水時に対岸(左岸)から釣るというのは、効果がある。
流れを横切ることに抵抗がある釣り人が多いためだ。
しかし、装備さえしっかりしていれば安心して、対岸に渡ることができる。
装備・・・・「ウェーディングスタッフ」
他の河川でも急な増水によるひどい濁りが入ることがある。
水底が見えなくなるのは、一瞬のうちだ!
そんなときでも、ウェーディングスタッフで水底をコツコツ・・・・。
水底の状況を確認しながら、流れを横切ることができるので重宝だ!
金額も10,000円程度・・・・・決して安くはないが、安心料と思えば払う価値がある。
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