2021.8.11 GO TO 上野村本谷毛ばり釣り専用区。
釣果11匹(ヤマメ10イワナ1)
この記事を最後まで読んでもらえると、次のことがわかります。
⑥後記(本谷毛ばり釣り専用区は、左岸から釣れるか否かが釣果を分ける?)
状況
①2021.8.11上野村漁協本谷毛ばり釣り専用区の状況
- 天気 晴れのち曇り
- 気温 27.1℃(9時神流町)
- 水温 肌感覚11℃(10時⑥エリア入渓点)
- 水位 増水・若干の白い濁り
- 風 無風
- 虫 アブラゼミの声は聞こえるが、アブを含めて虫の気配ナシ
気象庁HPは、こちら
上野村漁協公式HPは、こちら
②サカナの活性
神流川沿いの国道を走りながら、神流川本流の様子を観察する。
神流町に入ってから、白い濁りがキツくなった。
「河川工事の影響かな?」と思ったが、河川工事付近を通過しても・・・・・。
これは、ダムが放水している。
上野ダムの放水で濁っているなら、今日の釣りは諦めると決めた。
中ノ沢毛ばり釣り専用もクローズのようだし・・・・・。
受付のある川の駅から神流川本流の様子を観察する。
濁りは、さほどキツくない・・・・釣りはできそうだ
濁りの原因は、乙母堰堤付近の工事?
受付時において、中ノ沢毛ばり釣り専用区も今日からオープンとのこと。
「どうですか?」と受付嬢に言われるも丁重にお断りをする。
中ノ沢川は、神流川支流の中で最も低水温。
大雨による増水で水量的には高コンディションであろうが、水温が10℃前後である。
ニンフで釣りなら爆釣だが、ドライフライでは・・・・・。
本谷に向かいながら、ちょっと寄り道して中ノ沢の様子を見に行った。
大増水・・・・
しかも低水温・・・・ドライフライでは難しい
本谷毛ばり釣り専用区を選択したは正解だ!
対岸にも渡れそうもないし・・・・
本谷毛ばり釣り専用区もダムの放水があり、大増水。
しかも、若干白く濁っている。
10時入渓。
今日は、上野村漁協本谷毛ばり釣り専用区⑥から釣り上がる。
大増水なので、10番ピーコックパラシュートを選択する。
早々にヤマメを釣るも、なんか反応がイマイチ。
ここは、本谷毛ばり釣り専用区のセオリー?「左岸から釣り上がる」を実行する。
慎重に対岸に渡れる場所を選定し、ウェーディングスタッフを用いて、足元の水底状況を確認しながら、渡り切った。
増水時
ウェーディングスタッフほど頼りになるアイテムはない!
左岸でも10番ピーコックパラシュートを選択するが、なぜか?反応イマイチ。
12番スズメバチカディスに変更する。
釣れないが、反応は格段に増えた。
増水なので、流れの緩いポイントを中心にフライを投じる。
反応イマイチ
他の釣り人も同じようなポイントを攻めるている?
水深1m?以上の速い流れにフライを投じ、上流から下流まで一気に流す。
長距離・長時間のナチュラルドリフト」」
これが、大正解!
ほとんどのポイントで反応がある・・・・・釣れたわけではないのが、寂しい。
結局、釣果11匹のうち、右岸6匹、左岸5匹・・・・・。
しかし、反応数だけなら左岸が圧倒的多かった。
釣れなかったのは、実力不足・・・・・だね
この1匹をどう釣ったか?
今日は、「増水時のセオリーである緩流帯を攻める」よりも
「速い流れの中を長距離・長時間ナチュラルドリフトさせる」方が反応がいい。
速い流れっといっても流芯ではない!
流芯付近のやや速い流れ・・・・
ポイント
ポイント①
「増水時のセオリーで緩流帯を攻める」に該当する。
水深は1m以上はあるそうだ。
長時間フライをポイントないに漂わせることで、サカナを誘う。
サカナは、
- ポイント①直下
- 岩A付近
に潜んでいると予想している。
ポイント②
「速い流れの中を長距離・長時間ナチュラルドリフトさせる」に該当する。
こちらも水深1m以上はありそう。
流芯付近で流芯よりい遅い流れであるが、ポイント①ほど遅くなくない。
ビミョーな流れの速さ・・・・
サカナは、
- ポイント②横の流芯の白泡直下
- 岩B付近(流芯側)
- 岩C付近(流芯側)
- 岩D付近の白泡直下
に潜んでいると予想している。
実釣
実釣ポイント①
ポイント①内にフライを打ち込む
・・・・1・・・・2・・・・ ・・・・10・・・・反応ナシ。
これを2回行うも、反応ナシ。
実釣ポイント②
「速い流れの中を長距離・長時間ナチュラルドリフトさせる」ということで、フライをFに投じる。
平水時であれば、ポイント②の範囲内に直接打ち込んでも釣れそうだ。
今日は、大増水・・・・・流れも速く、水深も1m以上。
フライの存在をサカナに気付いてもらわないことには、釣れない。
そのためには、フライを長距離・長時間ナチュラルドリフトさせる必要がある。
フライは、12番スズメバチカディス。
12番スズメバチカディスの釣果実績
フライをFに投じる。
思ったより流れは遅い・・・・
流し切るまで2秒くらいだろうか?
再び、フライをFに投じる。
Hで流心の白泡の方から横っ飛び・・・・・?
ヤマメがフライをひったくる。
瞬間的にロッドを立てて、アワセ!
充分以上のスラックを入れていたので、ラインを急いでたぐる。
一瞬テンションがなくなったが、直ぐにグルングルンっというヤマメ独特の感触が戻った。
どんなポイントで、どんなサカナが釣れたか?
サカナが出たのは、全て写真の中央付近です
写真のどこにサカナが潜んでいたか?
想像してみよう!
後記(本谷毛ばり釣り専用区は、左岸から釣れるか否かが釣果を分ける?)
連日の雨・・・・・そして、豪雨。
上野村漁協管内でまともに釣りができたのは、本谷川ぐらいだろう。
雨というのに、釣り人が押し寄せ?連日満員に近かったらしい。
「増水だから流れの緩いポイントを大きなフライで〜〜〜」という呑気さでは、痛い目にあったことだろう。
こういう時こそ、他の釣り人と違う釣り方をしないと・・・・・っと改めて考えさせられた。
流芯付近のやや速い流れを釣る
対岸(左岸)から釣る
特に、増水時に対岸(左岸)から釣るというのは、効果がある。
流れを横切ることに抵抗がある釣り人が多いためだ。
しかし、装備さえしっかりしていれば安心して、対岸に渡ることができる。
装備・・・・「ウェーディングスタッフ」
他の河川でも急な増水によるひどい濁りが入ることがある。
水底が見えなくなるのは、一瞬のうちだ!
そんなときでも、ウェーディングスタッフで水底をコツコツ・・・・。
水底の状況を確認しながら、流れを横切ることができるので重宝だ!
金額も10,000円程度・・・・・決して安くはないが、安心料と思えば払う価値がある。
コメント