7月〜9月20日禁漁までの後半戦の釣果実績
釣果 279匹
釣行回数 18回
釣果率 2.43匹/時間
ヤマメ 141匹
イワナ 113匹
ニジマス 12匹
*釣果率=実釣1時間あたりの釣果
*朝霞ガーデンの釣果は含めない
*ドライフライのみの釣果
この記事を最後まで読んでもらいると、釣ったフライが分かります。
釣行上のコロナ対策
- 自宅近所のコンビニにて朝ごはんを購入
- その後、駐車場・クルマ止めまでクルマを降りることはありません。
- 単独釣行しかしません。
- 上野村毛ばり釣り専用区への釣行は、9時頃の受付を基本としているため、受付の方以外の人と接することはありません。
- 他の釣行者とは極力会わないようにする他、会話をしないことを基本としています。
- マスク着用は当然ですね
7月
- 釣果 114匹
- 釣行回数 7回
- 釣果率 2.71匹/時間
- ヤマメ 70匹
- イワナ 31匹
- ニジマス 10匹
- ブラウン 3匹
12番スズメバチカディスとは?
渡良瀬川支流では7月中旬あたりからアブの捕食が定着したのか?
スズメバチカディスで高釣果が得られた。
4連休直後の2021.7.26渡良瀬川支流釣行にてスズメバチカディスで25匹を叩き出した。
あらっ!?
びっくり!
12番スズメバチカディス マテリアル一覧
- フック マルト g17(カエシは折る)12番
- スレッド ビーバス A01(ブラック) 16/0
- ハックル ホワイトニング ハイアンドドライ サドル ブラック
- ボディ キャナル オースチリッチ ジンジャー
今後の課題は、クモ?スパイダー?
養沢毛鉤専用釣場、上野村中ノ沢毛ばり釣り専用区、上野村本谷毛ばり釣り専用区では、12番スズメバチカディスに全く反応しない。
これらの釣り場では、10番ピーコックパラシュート、14番アントパラシュートで釣り上がった。
しかし、どの日も高釣果とはいえないものであった。
管理釣り場の宿命であるフィッシングプレッシャーが原因・・・・
とは言い難く、フライがマッチしていないことが原因と考えている。
おそらく、クモ、スパイダー・・・・が打破する鍵となりそうな気配だが、決定的というフライはできていない。
水温、気温、天気によって反応に極端なバラツキがあり、安定した釣果を得られるフライには程遠い状況にある。
自分の虫観察力や自然観察力の低さを反省したい。
電動アシストMTBによる6時間の実釣時間の確保
渡良瀬川支流・養沢毛鉤専用釣場においては、実釣6時間確保のため電動アシストMTBを使用した。
その結果、安定的に2桁以上の釣果を得ることができた。
しかも、釣行後の倒木等のトラブルもスムーズに回避でき、翌日に疲れを残さない!
この電動アシストMTBの効果は、絶大だ!
114匹?ホント?って人は、こちら
8月
- 釣果 115匹
- 釣行回数 8回
- 釣果率 2.4匹/時間
- ヤマメ 57匹
- イワナ 58匹
月一釣行のフライマンが高釣果を得るには、どのフライを選択するか?
8月前半は、10番ピーコックパラシュート絶好調!
渡良瀬川支流、上野村毛ばり釣り専用区で高釣果を叩き出した。
お盆を過ぎた頃からアブの数が減少すると、12番スズメバチカディスへの反応がますますよくなった。
同時に、10番ピーコックパラシュートへの反応が全くなくなった。
マッチ・ザ・ハッチの釣りが成立している時には、フライはハッチしている虫に合わせることが必要である。
ハッチのない時間帯は、どうするか?
実質的に「月一釣行のフライマンが高釣果を得るには、どのフライを選択するか?」ということだ。
このひとつの解答が、スズメバチカディスだ!
115匹?ホント?って人は、こちら
9月20日禁漁まで
- 釣果 50匹
- 釣行回数 3回
- 釣果率 2.63匹/時間
- ヤマメ 14匹
- イワナ 24匹
- ニジマス 12匹
虫が全くいない・・・・でも、12番スズメバチカディスなら釣れる!
9月禁漁・・・・駆け込み釣行を・・・・っと思っていたが、豪雨による増水で出陣できない。
それでも、管理釣り場を含めて3回の釣行を確保できた。
渡良瀬川支流では、なんとかサカナ止めまで行くことができ、多くの?イワナが遊んでくれた。
その後、下流部に入渓し直し、釣り人目線の尺ヤマメを釣るという贅沢な釣行・・・・。
上野村中ノ沢毛ばり釣り専用区においては、悲願のA区間を予約できた。
釣り人目線の尺イワナを釣り上げるという釣果は、満足だ!
渡良瀬川支流釣行、上野村中ノ沢毛ばり釣り専用区においても
- アブは全く確認できない
- スズメバチが数匹遭遇する
- 他の虫は確認できない
っといった状況下で、12番スズメバチカディスしか使用していないのも関わらず、高釣果を得た。
この事実は、アブがヤマメ・イワナにとって非常に好まれる捕食物であることを意味している。
50匹?ホント?って人は、こちら
なぜ、スズメバチカディスは高釣果をもたらすのか?
アブ個体数・スズメバチ個体数とスズメバチカディスへの反応回数との関連性をイメージすると、下記のようになる。
*僕のイメージであり、統計的な証拠はない。
この図からもわかるように、スズメバチカディスは7月中旬から威力を発揮!
12番スズメバチカディは、禁漁時において反応のピーク!
その後、渓流型管理釣り場でもその威力を発揮する。
経験上
日中の気温が氷点下になるまで
反応を得られる
次に、スズメバチカディスがなぜよく釣れるのかを考えてみる。
スズメバチカディスがよく釣れる理由は・・・・
A アブやスズメバチは精力剤としての成分を有していること
B 発見しやすいこと
C 捕食しやすいこと
ヤマメ・イワナがアブやスズメバチを貴重な栄養源と考えている
人間でもスズメバチから抽出される成分は精力剤として、食品・ドリンクに使用されていることは周知のことだ。
っとすれば、ヤマメ・イワナがスズメバチを積極的に捕食するもの当然であろう。
証拠は・・・・・
12番スズメバチカディスによる釣果実績!
発見されやすいスズメバチカディス
流下するアブやスズメバチは、発見しやすいことも高釣果を得られる要因である。
アブやスズメバチが流下しする場合、羽が水面に張り付き、お尻の部分が水面下にある。
これはヤマメ・イワナからすると、発見しやすい。
お尻が目立つ黄色と黒のシマシマ!
おっきいお尻は、よく目立つ!
スズメバチカディスもそのフックの重さから実際の流れでは、ウィング部分以外は水面下にある状態で流れる。
スズメバチカディスもヤマメ・イワナにとって発見しやすい!
大型魚が捕食しやすいスズメバチカディス
羽が水面、お尻が水中という流下姿勢は吸い込み捕食となるため、捕食時の波紋が出にくい
吸い込み捕食は、ヤマメ・イワナにとってその存在を知られるリスクを減少させる。
大型魚ほど波紋を出さず、吸い込んで捕食する傾向があるのは、このためだ。
スズメバチカディスもそのフックの重さから実際の流れでは、ウィング部分以外は水面下にある状態で流れる。
スズメバチカディスに・・・・
チビは、飛び掛かる!
釣り人目線の尺物は、波紋さえ出さず、消えるように吸い込む!
このような傾向からみても、スズメバチカディスは大型魚を釣るのに適したフライであることが分かる。
過去に数匹しか釣ったことはありませんが・・・・
スズメバチカディスはハコスチにも効果がある。
ハコスチはニンフ・・・・っといった固定観念がある方が多いと思うが、
水の色、気温、天気等の条件が合致すれば、ハコスチはスズメバチカディスをゆっくりと咥える。
興味ある方は、試してみてほしい。
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